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2024年3月20日水曜日

283. 5 Band DXCC Award 申請

LoTWにより3.5MHzで100エンティティを超過したのを機に5 Band DXCC Award(+4 Bands)を申請することにした。以下、プロセスを纏めておく。
なお、同アワードおよびDXCC Challenge Award は、Certtificate(証書)とは異なり、資格要件が揃ったらPlaque(楯)を発注し、そのPlaqueに5 バンド以外の追加バンド(160M~2M)の Endosement Medallion(メダル)を貼付していく趣向。


ARRLのホームページで5 Band DXCCの申請方法を確認するとLoTWを用いた具体的なプロセスが記載されている。
手続きの流れとしては、LoTWでの申請後に注文書(DXCC Item Order Form)に必要事項を記入してメール等で申し込むと理解していたが、特にその記載がなく、
LoTW申請時の最終画面(DXCC Application -- part.4)のコメント欄に注文内容を具体的に記載すれば、それで済むようにも読める。
但し不明な部分もあるので今回はとりあえず従来どおりの方法で申し込むことにした。ちなみに、5 Band DXCC Awardの申請の前提条件として、それぞれのバンド(80M~10M)で DXCC certificate を取得する必要はないことは確認。少しは出費を抑えられるようである。


LoTWのDXCC AwardからApplicationを選択。



DXCC Application -- part.3では バンド/モード毎のDXCC certificate は申請しないのでAward Aciton欄 のラジオボタンはクリックせずに”continue”を押下。



DXCC Application -- part.4のコメント
欄に”5 Band DXCCを申請する”旨を記載し、下段のクレジットカード情報等を記入して”submit”を押下。これでLoTWでの申請は完了。
なお、ここに表示されている費用には5 Band DXCC 分は当然含まれず、別途送付する Plaqueの注文書に基づき請求される立て付け。


ARRLのホームページにある注文書の様式(pdfファイル)をダウンロード。必要事項を記入してメール/FAXまたは郵送でARRLに送る段取り。



注文書に申し込みを行うアイテムのチェックを入れて(合計$155)下段に氏名、住所、クレジットカード番号を記載するが、これをそのままメールor郵送するのは、さすがにセキュリティ面で不安が残る。

先に申請したLoTW Applicationにもわざわざ”5 Band DXCCをリクエストします”と記載しており、料金請求に必要なクレジットカード情報等はデータ入力しているため、試しにこのLoTW Application Numberから参照(紐づけ)するようメール本文に書いて依頼してみることにした。

また、Plaqueに貼付されるコールサインプレートやメダルの位置が結構ズレているという話を聞いていたので、念のために接着せずに送っていただくよう(Send plates without gluing them to the plaque)付記して
おいた。
両者とも結果はどうなるか判らないが、先方のリアクションを待つことにする。

DXCCアワード関連のタリフを見比べていると、バンド毎のCertificate $12に対して、Plaqueは送料込みで$95と高額(約8倍)であり、メダルの追加にも費用($15 each)がかさむ。全てのアワードを CertificateとSticker(紙ベース)にすれば安く済むところだが、上手いビジネスモデルに仕立て絶妙な?タリフ設定をしていると改めて関心した。


2020年12月19日土曜日

131. LoTWによるDXCC追加申請

LoTWによるDXCC(Mixed)が250エンティティに達したのを機に追加申請を行った。以下、次回以降のための備忘として手順を記載。

LoTWホームページの"Awards"メニューから"Select DXCC Award Account"を選択。

サイドバーの”Award Account Menu”から"Application"を選択。
「Part 1」画面の"Check All"をクリックして、最下段にある"Continue"をクリック。
「Part 2」画面の"Name"を記入して"Continue"をクリック。
「Part 3」画面の登録住所情報を確認して"Continue"をクリック。なお証書(certificate) は不要なので "Award Action"のラジオボタンは押下しない。

「Part 4」画面で費用を確認し、支払い情報(クレジットカード)を入力。"Submit Application"をクリック。

申請した情報が表示される。サイドバーの"Account Status"を選択すると”LoTW QSLs in Process”に今回申請した件数がカテゴリー毎に表示される。


前回(初めての)申請から、1年半ぶりの追加となり、569クレジットを一気に申請したため$80と少し高額になった。


2019年6月1日土曜日

28. LoTWによるDXCC Awardの申請

本格的にDXを再スタートして約1年。LoTWでエンティティがようやく100を超えたので、DXCC Awardの申請を行った。
 

LoTWトップ画面の「Awards」のバナーをクリック。左端のメニューから「Application」を選択。DXCC Award Application --Part1 が表示されるので「Check All」 をクリックして全てにチェックマークを入れ、画面最下段の「Continue」をクリック。
 

DXCC Award Application --Part2 画面が表示されるので、Are you an ARRL member ? のラジオボタン「No」を選択し「Name」を記入して「Continue」をクリック。
 

DXCC Award Application --Part3 画面が表示され、申請できるカテゴリーのみラジオボタンが用意されるので(Mixed)それをクリック。下段にあるアワード送付のための住所などを記入して「Continue」をクリック。
 
 
DXCC Award Application --Part4 画面が表示され、支払い料金の内訳とその下の「Payment」欄に支払い情報が表示されるので、クレジットカード番号等を記入し
「Submit Application」を押下して申請完了。
 

申請受付画面が表示される。なお、DXCCは国内であれば、他エリアのコールサインでの過去を含むQSLと合算できるようだが、今回は1エリアのみで申請を行った。
 


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申請から1ヶ月足らず(6月24日)でAwardが到着。
 





2019年1月13日日曜日

23. LoTWの登録

ARRLが運営するQSOデータバンクLoTW(Logbook of the World)を利用するための登録とアプリケーションのインストールを実施。主な手続きとポイントは以下のとおり。


 ARRLのホームページから「Trusted QSL」(TQSL 2.4.3)をダウンロードしてPCにインストール。
※Apple MacOS(OS X)用も用意されており、Macユーザーにはとても助かる。
※現行バージョンでは日本語対応になっておりスムースに登録できる。

 

ソフトウエアを起動して「コールサイン証明書」メニューから「新しいコールサイン証明書をリクエスト」を選択。
画面指示に従って、コールサイン、運用開始日、氏名、住所、eメールアドレス、パスワード等の情報を入力し保存。これで自動的にコールサイン証明書要求ファイル(TQ5 file)がLoTWにアップロードされる。
なお、ここで登録するパスワード(省略可能)は、TQSL用(ソフトウエア用)であり、LoTWのログインで用いるものとは異なる。万一、忘れてしまった場合、再発行できないので注意。

 

本人確認のため、ARRLに無線局免許状と運転免許証などの氏名・住所が判る公的証明書のコピーを送付し、ARRLからeメールで「暗証キー」(TQ6 file)を入手する。今回、公的証明書として無線従事者免許証を用いたが、住所が記載されていないので避けた方が無難かもしれなかった。
なお、これまではコピーを直接郵送して受け付けを行なっていたようだが、ARRLのホームページ(以下)にeメールでの送付も可能な旨の記載があったので、pdfファイルを作成して送付した。
※念のため免許状の番号などはマスキングしておく。

 

その後、1ヶ月ほど経っても音沙汰がないのでメールで問い合わせたところ、LoTW administratorから、メールアドレスのスペルミスのために送れていなかったが、対処したので送付するとの連絡があり、その日のうちにシステムから暗証キー
(ファイル名:JA1***.tq6)送られてきた。メールのやり取りは以下のとおり。

Ken,

Your request was processed on December 3, but you mis-spelled your email address, so it went to the wrong place.
I corrected your address and told the system to send it again.
You should receive the email from the system with your TQ6 file attached later today.
73,

Dan ***** / W1***
LoTW Administration
ARRL

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Sent: Tuesday, December 25, 2018 11:20 PM
To: LOTW Help <lotw-help@arrl.org>
Subject: Reminder: Documentation for the Callsign Certificate

Dear All

Sorry for the rush, but I am still expecting your response regarding the e-mail I sent on December 1st.
I would appreciate it if you can respond to my e-mail below.
Thank you.

Ken** ******** /JA1***

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Sent: Saturday, December 1, 2018 10:13 AM
To: LOTW Help <lotw-help@arrl.org>
Subject: Documentation for the Callsign Certificate

Dear All

I will send you the attached documentation you requested.
I would appreciate receiving a confirmation message from you.
Best Regards,

Ken** ******** /JA1***


トラブルがなければ最初のメールから1週間ほどで暗証キーが受領できたかもしれない。ちなみにシステムからのメール本文中(以下)にLoTWのWebSiteにアクセス(=サービスを利用する)ためのuser name(=call sign)とpasswordが記載されている。


IMPORTANT NOTE: This certificate requires
TrustedQSL Version 2.0 or later. Attempting to install
it using an earlier version of the TrustedQSL software
will result in errors. The latest TrustedQSL software can
be obtained at:
=======================================================
Here is your LoTW certificate for JA1***
You should be able to install this certificate by double-
clicking on the attachment icon. If that isn't possible or
doesn't work, save the attached file to disk and then
use the TQSL program's "Load Certificate File" menu
command to install this certificate into your system.

NOTE: If the attachment failed to arrive with this message,
you can just log on to the Web site noted below using the
provided username and password and download the certificate
file directly.

Records submitted using this certificate can be accessed on
the LoTW web site using the credentials:
  username: ja1***
  password: ******
=======================================================
NOTE! This is NOT the same password the TQSL program may ask for when 
you're signing a log file!"

再びTQSLを起動し「コールサイン証明書」メニューから暗証キーを読み込んで保存。その後「局の所在地」メニューから「新しい局の所在地を作成」を選択し、画面表示に従って情報を入力して保存。

 

次に「ログ操作」メニューから「ログに署名しLoTWに自動的にアップロード」を選択。
Turbo HAM LOGでログデータを入力し抽出したADIF(Amateur Data Interchange Format)ファイルをアップロード。

 

「ログ操作」メニュー下段にある「Logbook of the Worldサイトにログイン」を選択。
LoTWのWeb Siteにリンクされており、user nameとpasswordを入力してログイン。
これで全て終了。

 

今回、174QSO'sをLoTWにアップロードした結果、マッチング(QSL)できたのは98局であった。
2018 CQ WW DX CW Contestで交信した北アフリカのEF8R(Canary Islands)やカリブ海のPJ4A(Bonarie)が早くもConfirmできており、便利さを実感した。WAZアワードで見ると22/40程度の進捗であり、DXCCを含めこの先長い道のりであること(現状)がよく判った。