2020年12月26日土曜日

133. DX運用日誌(81)

<12/24>
●ZL2WHO(New Zealand)on 6M
先週から午後の時間帯に50MHzでVK,ZLの入感がSPOTされており、今週も注意していたが本日、午後13時半前に帰宅してワッチするとZLをコールされているJA局を確認。DX SCAPEをチェックすると12時過ぎからオープンしていたようであるが、こちらはで入感せず。
入感のピークを逃してしまったかと思っていると、グアムのKG6JDXをコールするZL2WHOを-16dBでデコード。
直ぐにコールして2回目に「R-13」のリターンが得られ
続くシーケンスで「73」も受領できた。
結局、デコードできたのはこの4シーケンスのみであり、同じ時間帯にコールされていた他のZL局やZL7DX(Chatham Islands)は入感しなかった。
とはいえ、年末になってワンチャンスで50MHzのBand NEWを増やすことができたのはラッキーであった。

<12/26>
●J79WTA(Dominica)on 15M
正午前に21MHzで入感。SPOTの情報によるとロングパス伝搬らしく、SNRは良好ではないにせよ安定してデコードできている。CQシーケンスの後、1局待って「R+01」でリターンを得た。同局は14MHzでQSOしているがこのバンドでは初めてであり、Band NEWを増やすことができた。
●8J1RL(Antarctica)on 15M
12時半頃になって南極昭和基地が-15dBで入感。こちらも21MHzでは初めてであり、直ぐにコールするもQSBのせいかデコードできない状態が続く。3分程コールしていると、ようやく「R-03」のリターンを得て続くシーケンスで「73」を受領できた。その後もJA局は交信されていたが、こちらでは入感することはなかった。




2020年12月20日日曜日

132. DX運用日誌(80)

<12/18>
●ST2NH(Sudan)on 20M

午後14時15分に14MHz FT8で入感。数分前に南アフリカのZS1AとロングパスでQSOした後で
アンテナの向きはほぼスーダン方向。Tx Freqも変えずにそのままでコールしたところ直ぐにリターンを得ることができた。パイルアップになっている様子はなく、同局がQRVして間もないシーケンスを捉えたと推察する。

先週の21MHzでのET3AA(Ethiopia)がCLUBLOGでLog Inされておらず、今年はNEWエンティティを増やすチャンスは終了..と諦めていたが、思いがけず1Up得ることができた。

<12/19>
●T77BL(San Marino)on 20M

午後15時頃から14MHz FT8で同局をコールするアジア局を確認するも、こちらでは入感しない。暫くしてJA局もコールされ始め、アンテナをショートパス方向に振ってワッチしていると15時37分に-18dBで入感。
しかしながらDFがQRMのために全くデコードできない状態が続き、8分ほど経って一旦送信を停止したタイミングで「R-07」のリターンを得た。
これは "Fake Decode" の可能性が高い.. と疑いながらも「RR73」を送信していると3分ほどして「R-18」を受領。これもSNRが-26dBであり怪しい気がしたが、次のシーケンスで再び「R-14」が返ってきたので「本物」であると認識。次のシーケンスで「73」を受領することができた。

過去、同局をコールされているシーケンスは数多く見かけていたが、入感したのは今回が2回目。直ぐにCLUBLOGとLoTWにアップされてNEWエンティティのCfmを一つ伸ばせた。


2020年12月19日土曜日

131. LoTWによるDXCC追加申請

LoTWによるDXCC(Mixed)が250エンティティに達したのを機に追加申請を行った。以下、次回以降のための備忘として手順を記載。

LoTWホームページの"Awards"メニューから"Select DXCC Award Account"を選択。

サイドバーの”Award Account Menu”から"Application"を選択。
「Part 1」画面の"Check All"をクリックして、最下段にある"Continue"をクリック。
「Part 2」画面の"Name"を記入して"Continue"をクリック。
「Part 3」画面の登録住所情報を確認して"Continue"をクリック。なお証書(certificate) は不要なので "Award Action"のラジオボタンは押下しない。

「Part 4」画面で費用を確認し、支払い情報(クレジットカード)を入力。"Submit Application"をクリック。

申請した情報が表示される。サイドバーの"Account Status"を選択すると”LoTW QSLs in Process”に今回申請した件数がカテゴリー毎に表示される。


前回(初めての)申請から、1年半ぶりの追加となり、569クレジットを一気に申請したため$80と少し高額になった。


2020年12月13日日曜日

130. DX運用日誌(79)

<12/11>
●ET3AA(Ethiopia)on 15M
(Not Wkd)
午後15時半前に21MHz FT8でCQシーケンスを-22dBで捉えた。アンテナの向きを補正しながら直ぐにコールするも、デコードレベル以下に落ちることが多く不安定な状況。
DTが-1.0まで離れていたので、マニュアル補正しコール開始後、4分経って「R-09」でリターンを得た。
しかしながらシーケンスが続かず、その2分後に再び「R-05」を受領するが、SNRは-22dBと低く、その後デコードできないシーケンスが続く。
暫く「RR73」を送り続けるが、結果「73」は未受領となり、再トライするも15分ほどして見えなくなった。他のJA局は未だコールされているが、こちらの力量(RDP)では、入感のピークを過ぎたらしい.. 
エチオピアはNEWエンティティであり、21MHzでの初めての"ATNO"となるので、Log Inの可能性に期待しつつCLUBLOGでの結果発表を待つことにする。


<12/13>
●J35X(Grenada)on 20M
朝7時過ぎに14MHz FT8でCQシーケンスが-19dBで入感。Band Activityを確認すると7時前に同局をコールするW,JA局は見当たらず1st CQを捉えたようである。直ぐにコールするもデコードできない状態が4分ほど続き、再浮上したのち1局待って「R-09」でリターンを得た。しかしながらSNRは-24dBと低く、案の定シーケンスが続かない.. 
暫くして仕切り直しする際、先方のDFが2894Hzと高いためパイルアップはDF以下で起きていると考え、Tx Freqを3020Hzに設定してコール再開。SNRも向上しつつあり、5分ほどしてSNRが-14dBの時に「R-08」のリターンが得られた。今回は無事「73」を受領でき、久しぶりにカリブでのNEWエンティティ1Upとなった。

この1週間、14MHzでは朝の時間帯に今回のグレナダを含めカリブ海の東端から東南端にかけて(いわゆる小アンティル諸島)の
KP2,VP2E,FG,J6,J7,FM,8P,9Y がよく入感している。
入感局の殆どが交信済みであるが、他のJA局がSSB/FT8でコールされているVP2E(Anguilla)だけがなかなか捕捉することができない。ロングパスによる伝搬もあることから注視したい。

●7Q7RU(Malawi)on 15M
15時20分に21MHz FT8で入感。SNRが-20dB前後と弱く、デコードレベル以下に沈むシーケンスが続く。DTをマニュアル補正しピックアップされている局の傾向(Bandの低いところ/Tx1送信)を参考に再設定しコールしたところ「-11」でリターンを得ることができた。
DX WORLD.net によるとコロナ陽性で帰国できないメンバーによる運用が12/16まで続けられるようであり、諦めていた21MHzのBand NEWが得られ幸運であった。




2020年12月7日月曜日

129. DX運用日誌(78)

<12/4>
●LU1ZG Antarctica on 20M

朝8時半過ぎに14MHz FT8のロングパスで入感。SNRは
-20dBと低くコールするもリターンが得られない状況が続く。先方側でのQRMの影響も想定し、TX Freqを低いところにQSYしてコールしたところ「R-18」でリターンが得られた。


アルゼンチンのベルグラノⅡ基地からのQRVということで、ロングパス伝搬での直線距離は約2.8万km(=地球0.7周)であった。


<12/5>
朝7時前に14.295MH SSBでカリブのV21C(Antigua and Barbuda)が入感。RS41程度と弱く北米局が多数コールしていることからシグナルの上昇を待っていたが、そのままフェードアウト。同じ時間帯にVP2EKG(Anguilla)のSPOTがW局から上がっておりワッチするも、こちらでは入感せず。
FT8では、ボネール島のPJ4DX、PJ4EVAが入感。ご夫婦のようでありPJ4DXとQSO。
9時前からはV31AE(Belize)が-15dB程度。HL局の混信でデコードできないシーケンスが続いたが数局待ってリターンを得た。

21MHzもコンディションは良好で、9時半頃にBand NewとなるVP8LP(Falkland Islands)と午後からはNP3DM(Puerto Rico)をそれぞれFT8でWkdできた。
この他に9Z4Y(Trinidad & Tobago)も入感するが、気づいたのが遅く直ぐに見えなる。またJ35X(Grenada)をコールされていてるJA局が多数いるも、こちらではデコードできなかった。

<12/6>
●CT9ABV Madeira Island on 40M
朝7時前に14MHz CWでアフリカ マディラ諸島のCT9ABVがQSBを伴いながらRST539程度で入感。JA数局がオンフレでコールされていたが、コールバックが返ってこないタイミングでコールしてリターンを得た。マディラ諸島は、14MHzではQSO数も多いが7MHzでは2局目であった。

●UK7AL Uzbekistan on 15M
午後14時半過ぎに、21MHz FT8で Band NEWとなるウズベキスタン タシケントのUK7ALが+00dBで強力に入感。直ぐにコールして数局待ってリターンを得た。同局とのQSOは7/14MHzに続き3バンド目となり、いずれもLoTWにアップしてくれている。




2020年12月2日水曜日

128. DX運用日誌(77)

<11/26>
Caribbean Islands on 20M
朝7時過ぎに14MHz FT8でNP2AR(US Virgin Islands)を皮切りに、CWでPJ4/KU8E(Bonaire)、FT8に戻って9Y4C(Trinidad and Tobago)を相次いでWkd。

いつも良く入感しているCO(Cuba)が入感してこなかったが、地域による伝搬の違いであると考える。ちなみに面積の比較をするとこのような感じ;


カリブ海地域を紹介している"CARIBBEAN ISLANDS.COM"は、島々の位置関係が解るだけでなく各島の雰囲気がよく伝わり(Tourism観点ではあるが
)見ているだけで楽しめる。Wkdできたエンティティの場合はなおさら感慨深いが..

<12/2>
●TZ1CE Mali 
on 40M
朝7時半前に7MHz FT8でCQシーケンスを捉えた。JA局に限らず、EU、北米、南米局をピックアップしており、JA局だけでも激しいパイルアップとなりつつあった。今回も厳しいかと思いながらも2,000Hz以上でコールするJA局をピックアップしている傾向が見られたため2,383HzにQSYしてコールしたところ、2局待ってリターンが得られた。
結果的には最初の入感から20分ほどでWkdできたのは幸運であった。

<11月のDXレビュー>
NEWエンティティ(ATNO)を2つ伸ばせたが、QSO数は100に満たない程度のアクティビティであり、相変わらず未交信のカリブ、アフリカ局をコールする運用がメインとなりQSO数全体の65%を占めた。

Wkdしたカリブ・アフリカのエンティティは以下のとおり。それぞれ10エンティティであった。

11月末に開催されたCQ WW Contest CWでは目新しいエンティティの入感はなく、カリブ数局とQSOして終了。狙っていた3V8SS(Tunisia)はSPOTは確認するも入感することはなかった。


2020年11月24日火曜日

127. DX運用日誌(76)

<11/17>
●9Y4D Trinidad & Tobago on 15M

11時に21MHz FT8で入感。2局待ってリターンが得られBand NEWを一つ増やせた。突発的なオープンかと思いきや15時過ぎまで安定して入感していた。この他に9Z4YやJ79WTAも確認。


<11/20>
●7Q7RU Malawi on 20M

14MHzでQRVしている時間帯になかなかタイミングが合わなかったが、13時半頃にSPOTを確認。14.091MHz のロングパスで比較的強力に入感しており、数コールで難なくリターンを得た。


<11/23>
●5T5PA Mauritania on 15M

夕方17時半頃に21MHz FT8で入感。7/14MHzでは、いつも
アフリカ東部までパスがあるかどうかの目安としている局であるが、21MHzでの入感は初めて。伝搬はロングパスと思うが、RDPでアフリカ東部を捉えることができるのはコンディションが上昇している証拠と考える。
数コールでリターンを得たもののSNRが落ちてシーケンスが続くか危惧したが、なんとか-24dBで「73」を受領できた。

この時間帯、21MHzでは未WkdであったSV5(Dodecanese)、ON(Belgium)とQSOができて、Band NEWを3つ伸ばせた。

<11/24>
●D60AB Comoros on 40M

朝6時半頃に7.006MHz CWで入感。既にパイルアップになっていたが信号はピーク579と強力であり+2.8kHzでコールして直ぐにリターンを得られた。D6(コモロ諸島)は、昨年10月のDX Pedition(D68CCC)に次いで2局目。DX World.netによると運用は先にQSOした7Q6Mの Don Jones氏とのこと
wav file(D60AB on 40M/CW)

本日は、朝6時前に7MHz FT8でTZ1CE(Mali)のCQシーケンスを捉えたが、直ぐにパイルアップとなり2時間ほど断続的にコールするもリターンは得られず。16時前には以前から狙っていたT77BL(San Marino)のCQingが14MHz FT8のロングパスで入感。直ぐにコールするも、他のEU局のQRMでかき消されてあえなく終了.. 両者とも次回のチャンスに期待したい。 



2020年11月15日日曜日

126. DX運用日誌(75)

<11/12>
●7Q7RU  Malawi on 40M

早朝5時前から昨日(Pedition 初日)QRVがあった7.017MHz 辺りをワッチしていると、5時過ぎに7.060MHz F/H のSPOTを確認。FT8に切り替えて、コールされているEU,JA局を確認するもこちらでは見えない。
2分ほど経ってようやく-17dBで入感し1043Hzでコールするも直ぐにデコードレベル以下に沈む。その2分後に4Slotsで再び入感し次のコールでリターンを得た。SNRが低いためシーケンスが続くかどうか心配したが、無事「RR73」を受領。

午後15時半頃には、21.015MHz CW で入感するも信号が弱くコールできず。夕方から夜にかけては14.095MHz FT8でSPOTが上がる度にワッチするもこちらでは入感せず。明日以降に期待したい。

<11/15>
●ZF1EJ  Cayman Islands on 15M
朝7時半頃に21MHz FT8で入感。今年6月に50MHzで入感するも取り逃した局である。比較的強力であるが、W,JA局で結構なパイルとなっており長期戦の予感が.. しかしながら幸運にも
2局待ってリターンが得られた。
ケイマン諸島は7/14MHzでは良く入感しておりQSO数も比較的多いが、21MHzではBand NEWとなった。


●HI's  Dominican Republic on 20M
8時過ぎに14MHz FT8でHI8MDQが入感。その後、
立て続けにドミニカの3局が入感し、そのうち未交信局の2局と交信。
HI(ドミニカ共和国)はカリブではキューバに次いでFT8のアクティビティが高いと考えるが、3局続けてQSOできたのは初めて。


この一週間は7Q7RUを追いかけてきたが、CWでは7/14/21MHzそれぞれ弱くなかなかコールできず、14/21MHzのFT8もデコードできない状況。
本日は夕方に"power outage"のSPOTが上がって以降、見えてこない.. 
Malawiは、アフリカ大陸の中では比較的よく入感する地域であると考えていたが、苦戦が続いている。


2020年11月9日月曜日

125. DX運用日誌(74)

<11/6>
●T77LA  San Marino on 20M

夕方16時半頃にDXSCAPEでSPOTを確認。14.209MHz SSBをワッチすると ”CQ Long Path Asia " がRS57で入感。パイルアップになっていると思いきや誰もコールされておらず、難なくコールバックがありRS59のリポートを得た。

T7(サンマリノ共和国)は、これまでに何度かSSB/CWでQRVを確認するも、信号が弱くコールできなかった。SSBによるNEWエンティティ1Upは、今年1月のZC4UW(UK Base on Cyprus)以来となった。サンマリノと言えば1980年代にアクティブにQRVされていたM1C(マイクワンチャーリー)が思い出される。

●7Q6M  Malawi on 40M
深夜0時前にDXSCAPEにてW局がSPOTを上げているのを確認。7.001MHzをワッチすると短く深いQSBを伴いながらRST559程度で入感。
オンフレで数局がコールされているが、パイルにはなっておらず2局ほど待ってリターンが得られた。

同局は、先のWW DX Contest SSBで逃していただけにCWでWkdできて溜飲を下げた。
結果、1日のうちに2つもNEWエンティティを(FT8以外で)増やすことができたのは、ここ最近の停滞(低迷)状態からして驚きであった。コンディションが着実に上昇している気がする。

<11/7>
●EY8MM  Tajikistan on 15M
15時過ぎに21MHz FT8で-8dBのCQシーケンスを捉える。先日も夕刻に入感するもパイルアップが激しくチャンスを逃してしまい、今回、2回目のチャレンジとなった。

こちらでは見えないEU局にもリターンを返しておりバンド中の混雑が予想されたが、前回、バンドの両端を右往左往したが結果が得られなかったことから、今回は先にQSOを終えられたJA局のDFにセットし、送信されていないことを確かめてコールしたことろ、5分ほどでリターンが得られた。

EY(タジキスタン共和国)は、4つのBand全てEY8MMとのQSOでCfmできており、とても有り難いが、CLUBLOGでCfmできていても、何故かアップされたデータのTIMEがアンマッチとなりLoTWやOQRSに反映されていない。
過去、50MHzでのQSOも同様にアンマッチであったため、流石にこれはメールで確認したが、今回は数十分遡ってチェックしたところで照合できた。
 QRZ.comによると同局とのDupe QSOが多いようであるが、このアンマッチが原因の一つになっているのかも知れない。

<11/8>
●6Y5HM  Jamaica on 40M
夜の20時半過ぎに7MHz FT8で入感。SNRは-17〜-20dBでそれほど強くない。直ぐにコー
ルするもDF直下に強力なVK局が現れたため暫くデコードできない状況に.. その後、5分ほどして再び浮き上がってきたところでリターンを得た。その直後に今度はDFの近接でYB局が被ってきたが何とか「73」を受領できた。
同じ時間帯で今年1月にQSOした6Y5EHも見えており、夜の7MHzではいつもカリブ方面はキューバしか入感してこなかったがコンディションは良いようである。



2020年11月4日水曜日

124. DX運用日誌(73)

<11/1>
●HV0A  on 40M(Not Wkd)
早朝4時半頃に7.074MHz FT8でYO局をコールするシーケンスを-13dBで捉え、直ぐにコールするもEU局を数局ピックアップした後、忽然と消えてしまう..
翌朝(11/2)3時過ぎからワッチすると、既に7.069MHzで2時間以上もQRVしている様子。コールを開始するもMulti Slot運用のためかSNRは低くデコードできないシーケンスが続き、暫くしてQRTを告知してあえなく終了。

Vatican Cityは14MHzに次いで7MHzもWkdしたいところだが、運用が不定期且つ予測が困難なのでハードルが高い気がする。

●JX2US on 40M(Not Wkd)
7.067MHzのF/HでQRVを確認するもこちらでは入感せず。EU局を中心に結構なパイルになっていたが、いつの間にかコールする局も見えなくなった。

後からDXSCAPEを確認すると、以下のSPOTが上がっており納得。先方はちょうど10/31の夜であった。
JX2USの14MHzでのQSOは既にLoTWに反映されていたが、JX0XのPeditionが中止となったことからも7MHzで狙いたいところ。

● CT3CK Madeira Island
夕方18時前から14MHzのロングパスで入感。DTが+1.1secズレていたのでマニュアルで-1.0の補正を入れ、併せて先にピックアップされていたJA局のDFを参考に2113HzにQSYしてコールしたところ直ぐにリターンを得た。

CT(マデイラ諸島)はアフリカ北西沖のポルトガル領。アフリカとしては比較的アクティビティが高いエンティティであり14MHzでは5局目となった。

<11/3>

●TZ4AM  Mali
朝6時半頃にW局がSPOTを上げているのを確認して7.028MHzをワッチすると、RST529程度で入感。同局はこれまでにDXSCAPEで何度も見かけるも時間帯が合わず、受信できたのは今回が初めて。
コンディションは良好で信号はピークRST579まで上昇。+2KHzのスプリットでコールして直ぐにリターンが得られた。

西アフリカのマリ共和局は今年2月にQSOしたTZ1CEに次いで2局目。同じく7MHz/CWでのWkdであった。
TZ4AMのQRZ.comページによると、来年は50MHz FT8にQRVする可能性があるようなので入感を期待したい。




2020年10月31日土曜日

123. 10月のレビュー

●DX運用状況
SSNが二桁台になる日も多くなり、コンディションの上昇に連れてアクティビティも高まった。
今月は特に21MHzでのBand NEWに注力したが、他は相変わらずFT8を中心に目新しいエンティティやカリブ、アフリカの未交信局を見つけてはコールする運用スタイルに終始。
結果、QSO数は133となり前年同月程度まで増えたが、NEWエンティティ(ATNO)はJX2US(Jan Mayen)のみであった。エリア/Band別のQSO状況は以下のとおり;


●CQ World Wide DX Contest SSB
毎回 NEWエンティティを増やすチャンスとして心待ちにしているが、今年はコロナ禍の影響でDX Peditonも殆どなく、オペレーションをアナウンスしていた7Q6M(Malawi)と3V8SS(Tunisia)を狙ってワッチに専念。
いずれもDXSCAPE(WW)をチェックしながらではあるが、7Q6Mは10/24の15時頃にロングパスで入感。しかしながらRS41〜51と弱くJA局のパイルが落ち着くまで待っているうちにフェードアウトしてチャンスを逃し、3V8SSはSPOTは上がっていたものの全く入感しなかった。Malawiは11月にDX Peditionが予定されているので期待したい。
コンテスト中のQSOは僅か10局に留まったものの、21MHzではBand NEWを5つ伸ばすことができた。

●21MHz DX総括
10月中旬頃からヨーロッパ、南米が良く入感するようになり、未Wkdエンティティを中心にコールして今月だけで32エンティティを増やし、当初目標の100エンティティをMix,Digitalそれぞれクリアできた。運用開始からの状況を纏めておく。

<年別推移>
2015年は、無線機に搭載されていたRTTY機能を試すためにCQ World Wide RTTY Contest でQSOしたエンティティであり、その後は殆どQRVしておらず、2019年の夏からFT8運用を始めたことをきっかけにワッチする機会を増やした。
結果として116エンティティのうち7割がこの1年間でFT8によるWkdであった。

使用アンテナは、2019年まではベランダに設置したGP(CP5HS)であり、それ以後はRDP(714-S3)である。2018年6月に設置し翌年に置換した3エレ八木(318-40)でのQSOは1局のみであった。


<QSO内訳>
ヨーロッパがエンティティ数、QSO数ともに多く、全体の1/4を占める。21MHzでもBand NEWや珍しいエンティティだけに絞ってコールしたため、QSO総数は僅か226局に留まっている。

アフリカの7エンティティは以下のとおり。QSOの大半は南アフリカであり、他のエンティティも東海岸に集中した。伝搬はショートパスだと考える。ModeはCWの1局を除いて全てFT8であった。


<雑感>
21MHzは、開局後初めてDX QSOをしたBandであり、1st QSOはソ連邦時代のUK2BBB辺りであったと思う。当時はBYも未だQRVしておらず、よく入感するDXといえばソ連であった。変調やQRHに難があったが、届いた粗い紙質のQSLカードを含め ”Homebrew” の趣きがあった。

当時の設備はFT-301Sにスイスクワッド(SQ15)。初めてのアルバイトでエモテーターと一緒に購入したと記憶している。10Wでもロングパスでヨーロッパ方面や北米・南米とも数多くQSOできたが、その後、50MHzに傾倒していったため、結局、何エンティティとQSOしたのかは定かではない。






2020年10月27日火曜日

122. DX運用日誌(72)

<10/23> XR33M Chile
夜の19時過ぎに7MHz FT8で入感。南米チリは特に珍しいエンティティではないが、つい先日 amazon primeで視聴した映画「The 33」 "チリ33人 希望の軌跡" で描かれていたサンホセ鉱山落盤事故(全員生還)から10年目の記念局とのことなので、記念?にQSOしておいた。

映画自体は秀作であったが、狭いところが苦手な身としては、見ているだけ結構しんどい思いをした..


<10/25> 5E1EC Morocco
夕方の6時半頃に14MHz FT4で入感。SNRが不十分でデコードが続かないシーケンスが続き、結果「RR73」未受領で終わったが、翌日にCLUBLOGでLog-Inを確認できた。北アフリカのモロッコは、14MHzでは3局目となるがFT4では初めて。

<10/26> 5H3EE Tanzania
夕方、21MHz FT8をワッチしていると17時45分に-20dBでいきなり飛び込んできた。DF1889Hzに対してバンドの下の方でコールを開始するも直ぐにパイルアップとなりリターンが得られない。
5分ほどして先にピックアップされたJA局のTx Freqを確認できたので、その少し上にQSYしてコールしたところ2コール目でリターンを得た。
東アフリカ、タンザニアの21HMzでのQSOは、4月の5H3DXに続いて2局目となる。


<10/27> HP's, TI, ZP's on 15M
朝の8時前に、21MHz FT8で中央アメリカのHP1CDM(パナマ共和国)が入感。Band NEWであり、コール開始後、直ぐにリターンを得た。その直後、TI2CDW(コスタリカ共和国)が入感。こちらも程なくしてリターンを得られた。
その後、今まで21MHzでは見かけることがなかったZP(
パラグアイ共和国)が2局続けて入感しそれぞれコールしてWkd。
先週末のCQ WW DX Contest SSBでは、21 MHzで南米局をコールする際、ピックアップされるまでに結構な時間を要したが、本日、FT8 ではすんなりとWkdできた。