2020年12月26日土曜日

133. DX運用日誌(81)

<12/24>
●ZL2WHO(New Zealand)on 6M
先週から午後の時間帯に50MHzでVK,ZLの入感がSPOTされており、今週も注意していたが本日、午後13時半前に帰宅してワッチするとZLをコールされているJA局を確認。DX SCAPEをチェックすると12時過ぎからオープンしていたようであるが、こちらはで入感せず。
入感のピークを逃してしまったかと思っていると、グアムのKG6JDXをコールするZL2WHOを-16dBでデコード。
直ぐにコールして2回目に「R-13」のリターンが得られ
続くシーケンスで「73」も受領できた。
結局、デコードできたのはこの4シーケンスのみであり、同じ時間帯にコールされていた他のZL局やZL7DX(Chatham Islands)は入感しなかった。
とはいえ、年末になってワンチャンスで50MHzのBand NEWを増やすことができたのはラッキーであった。

<12/26>
●J79WTA(Dominica)on 15M
正午前に21MHzで入感。SPOTの情報によるとロングパス伝搬らしく、SNRは良好ではないにせよ安定してデコードできている。CQシーケンスの後、1局待って「R+01」でリターンを得た。同局は14MHzでQSOしているがこのバンドでは初めてであり、Band NEWを増やすことができた。
●8J1RL(Antarctica)on 15M
12時半頃になって南極昭和基地が-15dBで入感。こちらも21MHzでは初めてであり、直ぐにコールするもQSBのせいかデコードできない状態が続く。3分程コールしていると、ようやく「R-03」のリターンを得て続くシーケンスで「73」を受領できた。その後もJA局は交信されていたが、こちらでは入感することはなかった。




2020年12月20日日曜日

132. DX運用日誌(80)

<12/18>
●ST2NH(Sudan)on 20M

午後14時15分に14MHz FT8で入感。数分前に南アフリカのZS1AとロングパスでQSOした後で
アンテナの向きはほぼスーダン方向。Tx Freqも変えずにそのままでコールしたところ直ぐにリターンを得ることができた。パイルアップになっている様子はなく、同局がQRVして間もないシーケンスを捉えたと推察する。

先週の21MHzでのET3AA(Ethiopia)がCLUBLOGでLog Inされておらず、今年はNEWエンティティを増やすチャンスは終了..と諦めていたが、思いがけず1Up得ることができた。

<12/19>
●T77BL(San Marino)on 20M

午後15時頃から14MHz FT8で同局をコールするアジア局を確認するも、こちらでは入感しない。暫くしてJA局もコールされ始め、アンテナをショートパス方向に振ってワッチしていると15時37分に-18dBで入感。
しかしながらDFがQRMのために全くデコードできない状態が続き、8分ほど経って一旦送信を停止したタイミングで「R-07」のリターンを得た。
これは "Fake Decode" の可能性が高い.. と疑いながらも「RR73」を送信していると3分ほどして「R-18」を受領。これもSNRが-26dBであり怪しい気がしたが、次のシーケンスで再び「R-14」が返ってきたので「本物」であると認識。次のシーケンスで「73」を受領することができた。

過去、同局をコールされているシーケンスは数多く見かけていたが、入感したのは今回が2回目。直ぐにCLUBLOGとLoTWにアップされてNEWエンティティのCfmを一つ伸ばせた。


2020年12月19日土曜日

131. LoTWによるDXCC追加申請

LoTWによるDXCC(Mixed)が250エンティティに達したのを機に追加申請を行った。以下、次回以降のための備忘として手順を記載。

LoTWホームページの"Awards"メニューから"Select DXCC Award Account"を選択。

サイドバーの”Award Account Menu”から"Application"を選択。
「Part 1」画面の"Check All"をクリックして、最下段にある"Continue"をクリック。
「Part 2」画面の"Name"を記入して"Continue"をクリック。
「Part 3」画面の登録住所情報を確認して"Continue"をクリック。なお証書(certificate) は不要なので "Award Action"のラジオボタンは押下しない。

「Part 4」画面で費用を確認し、支払い情報(クレジットカード)を入力。"Submit Application"をクリック。

申請した情報が表示される。サイドバーの"Account Status"を選択すると”LoTW QSLs in Process”に今回申請した件数がカテゴリー毎に表示される。


前回(初めての)申請から、1年半ぶりの追加となり、569クレジットを一気に申請したため$80と少し高額になった。


2020年12月13日日曜日

130. DX運用日誌(79)

<12/11>
●ET3AA(Ethiopia)on 15M
(Not Wkd)
午後15時半前に21MHz FT8でCQシーケンスを-22dBで捉えた。アンテナの向きを補正しながら直ぐにコールするも、デコードレベル以下に落ちることが多く不安定な状況。
DTが-1.0まで離れていたので、マニュアル補正しコール開始後、4分経って「R-09」でリターンを得た。
しかしながらシーケンスが続かず、その2分後に再び「R-05」を受領するが、SNRは-22dBと低く、その後デコードできないシーケンスが続く。
暫く「RR73」を送り続けるが、結果「73」は未受領となり、再トライするも15分ほどして見えなくなった。他のJA局は未だコールされているが、こちらの力量(RDP)では、入感のピークを過ぎたらしい.. 
エチオピアはNEWエンティティであり、21MHzでの初めての"ATNO"となるので、Log Inの可能性に期待しつつCLUBLOGでの結果発表を待つことにする。


<12/13>
●J35X(Grenada)on 20M
朝7時過ぎに14MHz FT8でCQシーケンスが-19dBで入感。Band Activityを確認すると7時前に同局をコールするW,JA局は見当たらず1st CQを捉えたようである。直ぐにコールするもデコードできない状態が4分ほど続き、再浮上したのち1局待って「R-09」でリターンを得た。しかしながらSNRは-24dBと低く、案の定シーケンスが続かない.. 
暫くして仕切り直しする際、先方のDFが2894Hzと高いためパイルアップはDF以下で起きていると考え、Tx Freqを3020Hzに設定してコール再開。SNRも向上しつつあり、5分ほどしてSNRが-14dBの時に「R-08」のリターンが得られた。今回は無事「73」を受領でき、久しぶりにカリブでのNEWエンティティ1Upとなった。

この1週間、14MHzでは朝の時間帯に今回のグレナダを含めカリブ海の東端から東南端にかけて(いわゆる小アンティル諸島)の
KP2,VP2E,FG,J6,J7,FM,8P,9Y がよく入感している。
入感局の殆どが交信済みであるが、他のJA局がSSB/FT8でコールされているVP2E(Anguilla)だけがなかなか捕捉することができない。ロングパスによる伝搬もあることから注視したい。

●7Q7RU(Malawi)on 15M
15時20分に21MHz FT8で入感。SNRが-20dB前後と弱く、デコードレベル以下に沈むシーケンスが続く。DTをマニュアル補正しピックアップされている局の傾向(Bandの低いところ/Tx1送信)を参考に再設定しコールしたところ「-11」でリターンを得ることができた。
DX WORLD.net によるとコロナ陽性で帰国できないメンバーによる運用が12/16まで続けられるようであり、諦めていた21MHzのBand NEWが得られ幸運であった。




2020年12月7日月曜日

129. DX運用日誌(78)

<12/4>
●LU1ZG Antarctica on 20M

朝8時半過ぎに14MHz FT8のロングパスで入感。SNRは
-20dBと低くコールするもリターンが得られない状況が続く。先方側でのQRMの影響も想定し、TX Freqを低いところにQSYしてコールしたところ「R-18」でリターンが得られた。


アルゼンチンのベルグラノⅡ基地からのQRVということで、ロングパス伝搬での直線距離は約2.8万km(=地球0.7周)であった。


<12/5>
朝7時前に14.295MH SSBでカリブのV21C(Antigua and Barbuda)が入感。RS41程度と弱く北米局が多数コールしていることからシグナルの上昇を待っていたが、そのままフェードアウト。同じ時間帯にVP2EKG(Anguilla)のSPOTがW局から上がっておりワッチするも、こちらでは入感せず。
FT8では、ボネール島のPJ4DX、PJ4EVAが入感。ご夫婦のようでありPJ4DXとQSO。
9時前からはV31AE(Belize)が-15dB程度。HL局の混信でデコードできないシーケンスが続いたが数局待ってリターンを得た。

21MHzもコンディションは良好で、9時半頃にBand NewとなるVP8LP(Falkland Islands)と午後からはNP3DM(Puerto Rico)をそれぞれFT8でWkdできた。
この他に9Z4Y(Trinidad & Tobago)も入感するが、気づいたのが遅く直ぐに見えなる。またJ35X(Grenada)をコールされていてるJA局が多数いるも、こちらではデコードできなかった。

<12/6>
●CT9ABV Madeira Island on 40M
朝7時前に14MHz CWでアフリカ マディラ諸島のCT9ABVがQSBを伴いながらRST539程度で入感。JA数局がオンフレでコールされていたが、コールバックが返ってこないタイミングでコールしてリターンを得た。マディラ諸島は、14MHzではQSO数も多いが7MHzでは2局目であった。

●UK7AL Uzbekistan on 15M
午後14時半過ぎに、21MHz FT8で Band NEWとなるウズベキスタン タシケントのUK7ALが+00dBで強力に入感。直ぐにコールして数局待ってリターンを得た。同局とのQSOは7/14MHzに続き3バンド目となり、いずれもLoTWにアップしてくれている。




2020年12月2日水曜日

128. DX運用日誌(77)

<11/26>
Caribbean Islands on 20M
朝7時過ぎに14MHz FT8でNP2AR(US Virgin Islands)を皮切りに、CWでPJ4/KU8E(Bonaire)、FT8に戻って9Y4C(Trinidad and Tobago)を相次いでWkd。

いつも良く入感しているCO(Cuba)が入感してこなかったが、地域による伝搬の違いであると考える。ちなみに面積の比較をするとこのような感じ;


カリブ海地域を紹介している"CARIBBEAN ISLANDS.COM"は、島々の位置関係が解るだけでなく各島の雰囲気がよく伝わり(Tourism観点ではあるが
)見ているだけで楽しめる。Wkdできたエンティティの場合はなおさら感慨深いが..

<12/2>
●TZ1CE Mali 
on 40M
朝7時半前に7MHz FT8でCQシーケンスを捉えた。JA局に限らず、EU、北米、南米局をピックアップしており、JA局だけでも激しいパイルアップとなりつつあった。今回も厳しいかと思いながらも2,000Hz以上でコールするJA局をピックアップしている傾向が見られたため2,383HzにQSYしてコールしたところ、2局待ってリターンが得られた。
結果的には最初の入感から20分ほどでWkdできたのは幸運であった。

<11月のDXレビュー>
NEWエンティティ(ATNO)を2つ伸ばせたが、QSO数は100に満たない程度のアクティビティであり、相変わらず未交信のカリブ、アフリカ局をコールする運用がメインとなりQSO数全体の65%を占めた。

Wkdしたカリブ・アフリカのエンティティは以下のとおり。それぞれ10エンティティであった。

11月末に開催されたCQ WW Contest CWでは目新しいエンティティの入感はなく、カリブ数局とQSOして終了。狙っていた3V8SS(Tunisia)はSPOTは確認するも入感することはなかった。