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2024年5月3日金曜日

288. 3/4月のレビュー

<サマリー>
QSO数は258(3月:152 / 4月:106)となり、前年同期(301QSO)からは15%減。DXペディション局とのQSOが全体の約半分(135QSO)を占めた。出来高は、Band NEWを37スロット増やしたがATNOはなかった。


<エリア/バンド別状況>
エリア別ではオセアニアがDXペディション(14局/チーム)が盛況であったことから、全体の4割となり、アフリカは43QSOのうち36QSOがDXペディション局、カリブは37QSO中J38Rの1局で4割(15QSO)を占めた。

バンド別では顕著な傾向は見られないが、ハイバンドのコンディションが良好であり、こちらからCQを出すことはなかったが、24MHzではQSO後に立て続けにコールされることが多く、HFでは最多(44QSO)となった。

<50MHz DXing>
サイクル25でのF2伝搬に期待したが、南米およびロングパスでのカリブ、ヨーロッパの入感は限定的であり、いわゆる”Big Open”を経験することはなかった。一方でオセアニアでのDXペディションを中心にBand New を6つ伸ばすことができた。

・H40WA  Temotu Province  3/ 1   FT8
・T32EU   Eastern Kiribati    3/16  FT8 
・CO8LY   Cuba *suspicius         3/27  FT8    
・TX5XG  Austral Islands     3/30  FT8
・YJ0VK   Vanuatu       3/31  FT8
・A52CI    Bhutan         4/28  FT8

<エンティティ別状況>
Band Newを中心にQSOした主なエンティティは以下のとおり。


<5 Band DXCC Award>
3/20にLoTWより申請した5 Band DXCC AwardのCertificate が4/29に到着。Plaque(楯)と追加4バンドの Endosement Medallion(メダル)が送られてくると思っていたが、先に紙ベースで届いた。

Credit Slipを確認すると$12がチャージされており、追加バンド分は「発行済み」の記載がある。こちらも Endosement Sticker を同梱してくれれば、敢えて楯やメダルを買い求める必要はないと思うのだが..


2024年3月20日水曜日

283. 5 Band DXCC Award 申請

LoTWにより3.5MHzで100エンティティを超過したのを機に5 Band DXCC Award(+4 Bands)を申請することにした。以下、プロセスを纏めておく。
なお、同アワードおよびDXCC Challenge Award は、Certtificate(証書)とは異なり、資格要件が揃ったらPlaque(楯)を発注し、そのPlaqueに5 バンド以外の追加バンド(160M~2M)の Endosement Medallion(メダル)を貼付していく趣向。


ARRLのホームページで5 Band DXCCの申請方法を確認するとLoTWを用いた具体的なプロセスが記載されている。
手続きの流れとしては、LoTWでの申請後に注文書(DXCC Item Order Form)に必要事項を記入してメール等で申し込むと理解していたが、特にその記載がなく、
LoTW申請時の最終画面(DXCC Application -- part.4)のコメント欄に注文内容を具体的に記載すれば、それで済むようにも読める。
但し不明な部分もあるので今回はとりあえず従来どおりの方法で申し込むことにした。ちなみに、5 Band DXCC Awardの申請の前提条件として、それぞれのバンド(80M~10M)で DXCC certificate を取得する必要はないことは確認。少しは出費を抑えられるようである。


LoTWのDXCC AwardからApplicationを選択。



DXCC Application -- part.3では バンド/モード毎のDXCC certificate は申請しないのでAward Aciton欄 のラジオボタンはクリックせずに”continue”を押下。



DXCC Application -- part.4のコメント
欄に”5 Band DXCCを申請する”旨を記載し、下段のクレジットカード情報等を記入して”submit”を押下。これでLoTWでの申請は完了。
なお、ここに表示されている費用には5 Band DXCC 分は当然含まれず、別途送付する Plaqueの注文書に基づき請求される立て付け。


ARRLのホームページにある注文書の様式(pdfファイル)をダウンロード。必要事項を記入してメール/FAXまたは郵送でARRLに送る段取り。



注文書に申し込みを行うアイテムのチェックを入れて(合計$155)下段に氏名、住所、クレジットカード番号を記載するが、これをそのままメールor郵送するのは、さすがにセキュリティ面で不安が残る。

先に申請したLoTW Applicationにもわざわざ”5 Band DXCCをリクエストします”と記載しており、料金請求に必要なクレジットカード情報等はデータ入力しているため、試しにこのLoTW Application Numberから参照(紐づけ)するようメール本文に書いて依頼してみることにした。

また、Plaqueに貼付されるコールサインプレートやメダルの位置が結構ズレているという話を聞いていたので、念のために接着せずに送っていただくよう(Send plates without gluing them to the plaque)付記して
おいた。
両者とも結果はどうなるか判らないが、先方のリアクションを待つことにする。

DXCCアワード関連のタリフを見比べていると、バンド毎のCertificate $12に対して、Plaqueは送料込みで$95と高額(約8倍)であり、メダルの追加にも費用($15 each)がかさむ。全てのアワードを CertificateとSticker(紙ベース)にすれば安く済むところだが、上手いビジネスモデルに仕立て絶妙な?タリフ設定をしていると改めて関心した。


2023年10月28日土曜日

268. VUCCアワードとグリッド数

ARRLが発行しているVUCC アワード(VHF/UHF Century Club Award)については、これまで意識してグリッドを追いかけることはなかったが、先日、50MHzでQSOしたFG8OJ BurtさんのX(旧Twitter)でよく見かける ”Gridmaster”(本人作成)を試しに使って、地域毎にどの程度のグリッドとQSOできているのかを確認してみた

LoTWからデータをダウンロードする仕立てで、結果はジャスト600 グリッドであった。この数がどの程度の出来栄えなのかよく解らないが、これまで50MHzの運用では、入感した未交信のDX局は近隣国を除いて原則コールしてきたため、LoTWでCfmできているグリッド数としては意外に多いのかも知れない。

アプリケーション自体は、世界のどの地域とQSOできているのかが、地図上にメッシュ表示される優れものであった。


ARRLのHPをチェックするとVUCC Awardのランキングが掲載されており、世界のトップは2年前にQSOしたK1TOLの1,789グリッド。1,000グリッド以上獲得されている局は60局ほど見受けられる。

同アワードで追いかけるグリッドの最大値は明示されていないが、使用する4桁のグリッド・スクエア(例:QM05)は、計算上、32,000にも及ぶ。

但し、地球表面で陸地が占める面積の比率は約3割、且つ人が居住できる地域(エクメーネと言う)はその9割弱なので、粗い計算をすると最大8,500グリッド程度となり、そこから山岳地域や砂漠地帯など除外すると実際にQRV(QSO)できるであろうグリッド数はかなり制限される。

マップを見ていると、近隣国(BY,HL等)と国内に空きスペースが目立つ。近隣国はオープンしても
ワッチ優先として積極的にコールしなかったことに起因する。

国内は67あるグリッドのうち、10グリッドしかCfmできていない.. QSO数は、何度か国内コンテストにも参加していたので、それなりにできていると思っていたが、LoTWにアップロードされていない局が多いのかも知れない。

LoTWユーザーの多いFT8で近隣国をもっとコールし、国内のマス埋めをすれば、700 グリッド程度まで伸ばせそうである。

VUCCアワードを意識し未交信のグリッドを追いかけることで、50MHzのアクティビティを保てるかも知れない。


2023年8月19日土曜日

255. Online DXCC Award 申請

これまでDXCC Awardの申請はLoTWから行ってきたが、LoTW未対応のためQSLカードを受領しているエンティティが溜まってきたことから、8月のハムフェア会場でフィールドチェックを受けるべく、ARRLのOnline DXCC システムでデータ登録と申請を行った。以下、手順について備忘のため纏めておく。

❶ARRLのホームページより予め登録したアカウント(コールサイン)でログイン。



❷ログイン確認後、“On The Air” タブを選択しサイドメニューから“Award”をクリック。


❸表示ページのサイドメニューから“DXCC”をクリックし、続いて“Online DXCC Application”をクリック。


❹“ARRL DXCC online application system”をクリック。


❺Online DXCC システム画面に遷移。このURLからも直接ログインできる仕様のようである。先ず“Enter QSLs”タブを選択。

❻ページの下段にあるデータ入力欄に進む。


❼申請するエンティティのQSLカードを一枚づつ参照しながらQSOデータを入力し“Save”をクリックすると、下段のQSLリストに情報が反映される。
途中で作業を中断しても(システム画面を閉じても)入力データは保持される仕様。


❽全てのデータを入力し(今回は35QSO)登録内容のチェックを終えたら、画面下段の“Restore Default sort Order”をクリック。入力した順番にソートされる。


❾Online DXCCのメインメニューに戻るので “Submit Application”タブを選択。


❿該当するラジオボタン2か所にチェックを入れて、氏名等の情報を入力し※、下段にある“Continue”をクリック。
※氏名・住所・メールアドレス欄はアカウント登録時の情報から自動反映している


“Check All Records”にチェックを入れて、下段にある“Continue”をクリック。


⓬Payment Optionで“New”を選択し、クレジットカード情報を入力後 “Continue”をクリック。


⓭申請内容を再確認し “Continue”をクリック。


⓮QSLリストを再確認し “Submit Application”をクリック。これで申請登録が完了。
 (これ以降はデータ変更不可)


⓯最終画面が表示されて6つのプロセスが完了したことが判る。
⓰左下の“View Application”をクリックすると別のウインドウが開き“DXCC Award Application”と”DXCC Record Sheet”
が表示される。


⓱画面を印刷して一枚目に氏名、コールサイン、日付を記入(自筆)。
フィールドチェックを受ける場合は、この2枚の用紙とQSLカードをフィールドチェッカーに手渡して、申請内容とQSLカードの情報を照合していただく。
照合後、フィールドチェッカーが申請書にサインしJARLよりARRLに申請書を郵送し手続きは完了。


⓲“Application History”タグから申請状況を確認。ARRLに到着後“Pending”が日付に上書きされる。



2022年12月2日金曜日

230. LoTWによるDXCC Awardの申請②

LoTWベースで50MHzが100エンティティに達したのを機に2年ぶりにDXCCの申請を行った今回は、50MHzのDXCCアワード(6M certificate)の申し込みと900以上ある未申請のLoTW QSLsの追加登録。備忘のために改めてプロセスを纏めておく。

LoTWトップページの「Awards」メニューから「Select DXCC Award Acount」をクリック。

Account Status が表示されるので左のメニューバーから「Application」をクリック。
DXCC Award Application --Part1 が表示されるので「Check All」 をクリックして全てにチェックマークを入れ、画面最下段の「Continue」をクリック。

DXCC Award Application --Part2 画面が表示されるので、Are you an ARRL member? のラジオボタン「No」を選択し「Name」を記入して「Continue」をクリック。

DXCC Award Application --Part3 画面が表示され、申請できるアワードのラジオボタンが用意されるので「6M」のAward Actionにチェック。下段にスクロールして送付先住所などを記入して「Continue」をクリック。
DXCC Award Application --Part4 画面が表示され、支払い料金の内訳とその下の「Payment」欄に支払い情報が表示されるので、クレジットカード番号等を記入し
「Submit Application」を押下。これで申請手続きは完了。


以下の申請受付画面が表示される。
今回、award credits (=New LoTW QSLs)の申請が2年ぶりとなり、その間に貯まった(溜まった)972クレジットで$116、合計の支払い額は$163となった。為替が円
安の状況(現時点で134円/$)で少し高額になるが致し方なし。
左のメニューバーにある「Application History」から過去の請求状況を確認。
DXCCの申請は今回で3回目となるが、申請の度にApplication Fee(申込手数料)の$15とCredit Slip Fee(明細発行料)の$2がかかるので、今後も節目での申請とするならば、次回はMixedで300エンティティか3.5MHzで100エンティティ を超えた辺りと考える。いずれにせよ随分と先のような気がする。
申請後にAccount Statusを確認すると、申請前の”New LoTW QSLs”の数値が左側の"LoTW QSLs in Proccess"に移っていることが判る。申請が承認された時点でその左にある"DXCC Credits Awarded"に合算される予定。



2021年10月2日土曜日

179. 9月のレビュー

●DX運用状況
SSN上昇の影響かハイバンドのコンディションが良く、特に9月後半は夕方から21-28MHzでヨーロッパ/
アフリカ方面のショートパスが良好であった。交信総数は157QSOとなり、昨年同月の21QSOからは大幅に増加。Band NEWとしては、67エンティティを積み上げた。
一方でローバンドはアンテナトラブルもあり局数的には伸びず、また、NEW Entity(ATNO)は入感することはなかった。

アフリカ方面では11エンティティとQSO。珍しいところでは9/18に Zimbabwe(Z21ML)を3年ぶりにFT8としては
初めてQSO。28MHzでは9/25に Namibia(V51MA)が入感し、激しいパイルアップとなったが幸運にも早い段階でWkdできた。


カリブ方面では特に目新しところは入感しなかったが、9/27に18MHzでBand NEWとなる8P(Barbados)を3局連続でQSOすることができた。

これまでカリブの未交信局は全てコールしてきたが、さすがにCubaはキリがないので(FT8
で既に150QSO)静観することが増えた。

DX Peditionは、現在進行中のものを含めマルチバンドで追いかけるなど楽しめた。伝搬的に易しい太平洋方面では3D2CR(Conway Reef)を6Band/3ModeでWkdできた。


●50MHz QSLカード来着
SAEで請求したEA8AQVとOQRSで請求したOD5ETのQSLカードが来着。また
T6AAのSAEを本国のスロベニアに送付したが、理由不明のまま送り返されてきたため、Paypalでの請求に変更。



●DXCC Challenge Award
今年4月末よりWARC Bandでの運用を開始したことを機に年内を目処にLoTWベースで1,000Cfmを目指してきたが、9
月末に24MHzで一気に伸長したことで前倒しで達成。

同アワードはいわゆるCertificate(賞状)の発行はなく、Plaque(楯)を申し込む(購入する)段取りとなるが、先ずはLoTWで未登録分(New Credits)を申請し1,000クレジットを確定させたのち、専用のOrder Formに記入してARRLに送付する流れ。
新たに416クレジットを申請しPlaqueを発注するとコストは$160ほどかかる見込み。