2022年9月29日木曜日

219. DX運用日誌(127)

●FH/OK1M(Mayotte)on 20M -ATNO-
9/12~9/25までのDXペディション。PSKReporterでQRV状況を小まめにチェックしていると、Flagが立っているのはヨーロッパから北米が中心でアジア方面はインド止まりの状況。
9/17には21.091MHzで複数のJA局がコールされていたが、こちらでは入感はなし。
9/18の15時半頃に14MHzでのQRVを確認。PSKReporterを見ると先方側で多くのJA局をデコードしている。試しにアンテナをロングパス方向に向けてGL付で他局をコールすると、その信号を-5dBでデコードしてくれた。しばらく静観していると15:39に-19dBで入感。マヨット島からの信号を見るのはこれが初となった。
4コール後に「+00」でリターンを得るが、近接のQRMでデコードできない状況が続く。その後、2分経ってようやく「RR73」を受領し久しぶりのNEWエンティティ1Upとなった。

DXWorld.comによると9/17頃に島の南に移動したようであり、その結果、ロングパスでのQSOのチャンスに繋がったのかも知れない。いつもながらWkdした後は安定して入感。9/22はマイナス一桁台で強力に入感しており、最後はCQ alone も目立っていた。


●3C/TA2OM(Equatorial Guinea) -Not Worked-
9/24の06:15頃からJA数局が
3C/TA2OMをコールされているのを確認。アンテナを向けて暫くワッチしていると06:33に初めて入感。
SNRはピークで-17dBまで上昇するがデコードできないシーケンスも多い。主にDF1000Hz前後の局をピックアップしているが、この辺りは混雑して空きは見つけられない。そのうちDX SCAPEでSPOTが上がり、コールするJAは30局以上に増える.. 06:50頃に一旦フェードアウトし7時過ぎに再びデコードしたが、その後入感することはなかった。
QRZ.comによるとQRV期間は1~2か月であり現地でのコールサイン(3C3CA)も取得したらしい。アクティビティが高ければQSOのチャンスはあるかも知れないが9/24以降、音沙汰はない。

●V26K(Antigua and Barbuda )-Not Worked-
9/27の7時半頃に24MHzでV26OCのQRVを確認。複数のJA局がコール&QSOされているがこちらでは入感がないまま終了。
8時過ぎになって18MHzで北米局がV26Kをコールしているのを確認。そのうちJA局もコールし始めて08:33に-19dBでデコード。これがアンティグア・バーブーダの初入感となった。WideGraph上は、光影が割とよく見えているがデコードは散発的。主に北米をピックアップしており、見えている限りではJAへのリターンはない。一旦フェードアウトした後、9時前頃から再び入感し断続的にコールするもデコードが続かない。9:41にリターンシーケンスを確認するもFalseDecodeであった。
その後、ピークで-16dB程度で入感するシーケンスもあったがフェードアウト。
9/29の6時半過ぎには18MHzでのQRVを確認。多くのJA局がコールされているがこちらでは入感はなく、7時前にはQRTした様子。コンディションに恵まれ且つ北米の壁を超えないとこのエンティティのWkdは厳しいようである。

●J35X(Grenada)on 40M
9/27の19時前に7MHzでJAの数局がコールされているのを確認。暫くワッチしていると19:03にCQシーケンスを-22dBデコード。DFが2900Hzと高いため、WideGraphでは光影が確認できなかったが1stコールでリターンを得た。Hint decorder依存のためFalseを疑ったが、無事に「73」を受領。



2022年9月2日金曜日

218. 7/8月のレビュー

<サマリー>
QSO数は160となり前年同期(307QSO)の半分ほどに留まった。7月の50MHz DXで思いのほか局数が伸びなかったことが要因と考える。Band NEWはペースは落ちたものの2か月間で18エンティティをWkd。参考指標の年間DXCCは昨年のWkd数(220エンティティ)に届いた。


<バンド/エリア別状況>
バンド別では50MHzが全体の6割を占めた。エリア別にみるとヨーロッパと北米(USA)で7割近くとなり、次ぐアフリカはマラウイのペディション等でQSO数が伸びた。

アフリカ、カリブ他、主なエンティティは以下のとおり;


<来着QSL>
SAEなどで請求していた6局からのQSLカードが来着。OJ0MRは5月末にフィンランドの住所に船便で送り3ヵ月を待たず返信されてきた(復路は航空便)。以下、50MHz DX分を掲載。