2020年11月24日火曜日

127. DX運用日誌(76)

<11/17>
●9Y4D Trinidad & Tobago on 15M

11時に21MHz FT8で入感。2局待ってリターンが得られBand NEWを一つ増やせた。突発的なオープンかと思いきや15時過ぎまで安定して入感していた。この他に9Z4YやJ79WTAも確認。


<11/20>
●7Q7RU Malawi on 20M

14MHzでQRVしている時間帯になかなかタイミングが合わなかったが、13時半頃にSPOTを確認。14.091MHz のロングパスで比較的強力に入感しており、数コールで難なくリターンを得た。


<11/23>
●5T5PA Mauritania on 15M

夕方17時半頃に21MHz FT8で入感。7/14MHzでは、いつも
アフリカ東部までパスがあるかどうかの目安としている局であるが、21MHzでの入感は初めて。伝搬はロングパスと思うが、RDPでアフリカ東部を捉えることができるのはコンディションが上昇している証拠と考える。
数コールでリターンを得たもののSNRが落ちてシーケンスが続くか危惧したが、なんとか-24dBで「73」を受領できた。

この時間帯、21MHzでは未WkdであったSV5(Dodecanese)、ON(Belgium)とQSOができて、Band NEWを3つ伸ばせた。

<11/24>
●D60AB Comoros on 40M

朝6時半頃に7.006MHz CWで入感。既にパイルアップになっていたが信号はピーク579と強力であり+2.8kHzでコールして直ぐにリターンを得られた。D6(コモロ諸島)は、昨年10月のDX Pedition(D68CCC)に次いで2局目。DX World.netによると運用は先にQSOした7Q6Mの Don Jones氏とのこと
wav file(D60AB on 40M/CW)

本日は、朝6時前に7MHz FT8でTZ1CE(Mali)のCQシーケンスを捉えたが、直ぐにパイルアップとなり2時間ほど断続的にコールするもリターンは得られず。16時前には以前から狙っていたT77BL(San Marino)のCQingが14MHz FT8のロングパスで入感。直ぐにコールするも、他のEU局のQRMでかき消されてあえなく終了.. 両者とも次回のチャンスに期待したい。 



2020年11月15日日曜日

126. DX運用日誌(75)

<11/12>
●7Q7RU  Malawi on 40M

早朝5時前から昨日(Pedition 初日)QRVがあった7.017MHz 辺りをワッチしていると、5時過ぎに7.060MHz F/H のSPOTを確認。FT8に切り替えて、コールされているEU,JA局を確認するもこちらでは見えない。
2分ほど経ってようやく-17dBで入感し1043Hzでコールするも直ぐにデコードレベル以下に沈む。その2分後に4Slotsで再び入感し次のコールでリターンを得た。SNRが低いためシーケンスが続くかどうか心配したが、無事「RR73」を受領。

午後15時半頃には、21.015MHz CW で入感するも信号が弱くコールできず。夕方から夜にかけては14.095MHz FT8でSPOTが上がる度にワッチするもこちらでは入感せず。明日以降に期待したい。

<11/15>
●ZF1EJ  Cayman Islands on 15M
朝7時半頃に21MHz FT8で入感。今年6月に50MHzで入感するも取り逃した局である。比較的強力であるが、W,JA局で結構なパイルとなっており長期戦の予感が.. しかしながら幸運にも
2局待ってリターンが得られた。
ケイマン諸島は7/14MHzでは良く入感しておりQSO数も比較的多いが、21MHzではBand NEWとなった。


●HI's  Dominican Republic on 20M
8時過ぎに14MHz FT8でHI8MDQが入感。その後、
立て続けにドミニカの3局が入感し、そのうち未交信局の2局と交信。
HI(ドミニカ共和国)はカリブではキューバに次いでFT8のアクティビティが高いと考えるが、3局続けてQSOできたのは初めて。


この一週間は7Q7RUを追いかけてきたが、CWでは7/14/21MHzそれぞれ弱くなかなかコールできず、14/21MHzのFT8もデコードできない状況。
本日は夕方に"power outage"のSPOTが上がって以降、見えてこない.. 
Malawiは、アフリカ大陸の中では比較的よく入感する地域であると考えていたが、苦戦が続いている。


2020年11月9日月曜日

125. DX運用日誌(74)

<11/6>
●T77LA  San Marino on 20M

夕方16時半頃にDXSCAPEでSPOTを確認。14.209MHz SSBをワッチすると ”CQ Long Path Asia " がRS57で入感。パイルアップになっていると思いきや誰もコールされておらず、難なくコールバックがありRS59のリポートを得た。

T7(サンマリノ共和国)は、これまでに何度かSSB/CWでQRVを確認するも、信号が弱くコールできなかった。SSBによるNEWエンティティ1Upは、今年1月のZC4UW(UK Base on Cyprus)以来となった。サンマリノと言えば1980年代にアクティブにQRVされていたM1C(マイクワンチャーリー)が思い出される。

●7Q6M  Malawi on 40M
深夜0時前にDXSCAPEにてW局がSPOTを上げているのを確認。7.001MHzをワッチすると短く深いQSBを伴いながらRST559程度で入感。
オンフレで数局がコールされているが、パイルにはなっておらず2局ほど待ってリターンが得られた。

同局は、先のWW DX Contest SSBで逃していただけにCWでWkdできて溜飲を下げた。
結果、1日のうちに2つもNEWエンティティを(FT8以外で)増やすことができたのは、ここ最近の停滞(低迷)状態からして驚きであった。コンディションが着実に上昇している気がする。

<11/7>
●EY8MM  Tajikistan on 15M
15時過ぎに21MHz FT8で-8dBのCQシーケンスを捉える。先日も夕刻に入感するもパイルアップが激しくチャンスを逃してしまい、今回、2回目のチャレンジとなった。

こちらでは見えないEU局にもリターンを返しておりバンド中の混雑が予想されたが、前回、バンドの両端を右往左往したが結果が得られなかったことから、今回は先にQSOを終えられたJA局のDFにセットし、送信されていないことを確かめてコールしたことろ、5分ほどでリターンが得られた。

EY(タジキスタン共和国)は、4つのBand全てEY8MMとのQSOでCfmできており、とても有り難いが、CLUBLOGでCfmできていても、何故かアップされたデータのTIMEがアンマッチとなりLoTWやOQRSに反映されていない。
過去、50MHzでのQSOも同様にアンマッチであったため、流石にこれはメールで確認したが、今回は数十分遡ってチェックしたところで照合できた。
 QRZ.comによると同局とのDupe QSOが多いようであるが、このアンマッチが原因の一つになっているのかも知れない。

<11/8>
●6Y5HM  Jamaica on 40M
夜の20時半過ぎに7MHz FT8で入感。SNRは-17〜-20dBでそれほど強くない。直ぐにコー
ルするもDF直下に強力なVK局が現れたため暫くデコードできない状況に.. その後、5分ほどして再び浮き上がってきたところでリターンを得た。その直後に今度はDFの近接でYB局が被ってきたが何とか「73」を受領できた。
同じ時間帯で今年1月にQSOした6Y5EHも見えており、夜の7MHzではいつもカリブ方面はキューバしか入感してこなかったがコンディションは良いようである。



2020年11月4日水曜日

124. DX運用日誌(73)

<11/1>
●HV0A  on 40M(Not Wkd)
早朝4時半頃に7.074MHz FT8でYO局をコールするシーケンスを-13dBで捉え、直ぐにコールするもEU局を数局ピックアップした後、忽然と消えてしまう..
翌朝(11/2)3時過ぎからワッチすると、既に7.069MHzで2時間以上もQRVしている様子。コールを開始するもMulti Slot運用のためかSNRは低くデコードできないシーケンスが続き、暫くしてQRTを告知してあえなく終了。

Vatican Cityは14MHzに次いで7MHzもWkdしたいところだが、運用が不定期且つ予測が困難なのでハードルが高い気がする。

●JX2US on 40M(Not Wkd)
7.067MHzのF/HでQRVを確認するもこちらでは入感せず。EU局を中心に結構なパイルになっていたが、いつの間にかコールする局も見えなくなった。

後からDXSCAPEを確認すると、以下のSPOTが上がっており納得。先方はちょうど10/31の夜であった。
JX2USの14MHzでのQSOは既にLoTWに反映されていたが、JX0XのPeditionが中止となったことからも7MHzで狙いたいところ。

● CT3CK Madeira Island
夕方18時前から14MHzのロングパスで入感。DTが+1.1secズレていたのでマニュアルで-1.0の補正を入れ、併せて先にピックアップされていたJA局のDFを参考に2113HzにQSYしてコールしたところ直ぐにリターンを得た。

CT(マデイラ諸島)はアフリカ北西沖のポルトガル領。アフリカとしては比較的アクティビティが高いエンティティであり14MHzでは5局目となった。

<11/3>

●TZ4AM  Mali
朝6時半頃にW局がSPOTを上げているのを確認して7.028MHzをワッチすると、RST529程度で入感。同局はこれまでにDXSCAPEで何度も見かけるも時間帯が合わず、受信できたのは今回が初めて。
コンディションは良好で信号はピークRST579まで上昇。+2KHzのスプリットでコールして直ぐにリターンが得られた。

西アフリカのマリ共和局は今年2月にQSOしたTZ1CEに次いで2局目。同じく7MHz/CWでのWkdであった。
TZ4AMのQRZ.comページによると、来年は50MHz FT8にQRVする可能性があるようなので入感を期待したい。