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2024年4月1日月曜日

285. 50MHz DXing 2024(2)

<3/30>
●TX5XG(Austral Islands)
昨日(3/29)は11時過ぎから1時間以上に亘り入感していたようであるが、あいにくワッチできず。今朝は10時過ぎに24.911MHzでQSOした後、50MHzでのQRVを待って待機。

11時前にDXSCAPEをチェックすると、ご本人からのSPOTを確認。50.318MHzにQSYすると3局ほどがコールされているのが見え、Wide Graph上にうっすらと光点が確認できる。

2ピリオド待って2ライン/-17dBで入感。信号は上昇し始めて4ラインでデコードできるようになり6分後に「+02」のリターンを得た。しかし続く2ピリオドはデコードできず3回目でようやく「RR73」を受領。

これから暫く入感が続くと思いきや、このシーケンスが最終デコードとなった。30分程して2エリア以西で10局ほどがコールされているのが見えるが、こちらでは入感はない。1エリアでのオープンでタイミングよくQSOできたのは幸運であった。


<3/31>
●YJ0VK(Vanuatu)
昨夜、突然ローテーターが止まり、故障個所の切り分け作業をしている中、22時過ぎに同局をコールされているJA局が見えるも、こちらには入感はなかった。

本日、17時半過ぎに帰宅しDXSCAPEで50.323MHzでのQRVを確認。8エレは北北西に固定されているので、KA1-404Lに切り替えReverseモード(3エレ)でワッチ。コールされている局は数局のみであったが、そのうち見えなくなる。

18時を回って再びコールされているJA局が見え始め、2分後に3ライン/-3dBで入感。信号は次第に上昇しピークで6ライン/+0dBに達するが、東北から九州まで広範囲にオープンしているようで、激しいパイルアップのため6ラインのマルチストリームでもなかなかリターンが得られない.. それでも何度かDFを変えながら45分ほどコールしてようやくリターンを得た。

QSO後、試しにDPモードに変えても信号強度は変わらず。また8エレのバックでも同じであった。これだけ強力に入感しているとアンテナゲインにはあまり依存しないのかも知れない。とりあえずアンテナを廻せない状況で貴重なエンティティを増やすことができ安堵した



2024年3月28日木曜日

284. 50MHz DXing 2024(1)

サイクル25のピークを迎える2024年の春シーズンではあるが、2月から3月にかけて南米オープンは殆どなく、期待していたアフリカやロングパスによるカリブの入感もない。

一方、オセアニアは毎日のように入感しており、未交信のVK,ZL局を見つけてはコールする運用は続けていたが、3/16にDXペディション局のT32EU(Eastern Kiribati)とQSOした頃から、ようやく南米などの遠方局(常連局ではあるが)も入感し始め、3月の後半になってハワイ、モーリシャスそして南米(チリ)の新しい局とQSOすることができている。



<3/27>カリブオープン
ロングパスによるカリブ入感は、その経路上にあるYB,VK6のオープンが予兆と考えられるが、この数日間、夜半の時間帯において頻繁に入感するようになり、昨秋のカリブオープンを彷彿させる。

21時半前にCO8LYをコールされる1エリア局が複数現れて、ネット情報から先方のDFが判明。Wide Graphを眺めていると光点ははっきりと見えており、21:30に-14dBで初入感。
SNRは安定しており1~6エリア局にリターンを返しているが、何故か殆どの局に対して(レポートの高低によらず)「73」を返さずに、2~4回同じリポートを再送した後で他局に移る運用となっている。

低めのDFでコールを開始し、途中、送信側での被りを判る範囲でチェックしながら何度かQSYしてコールを続けていると21:52に「R-24」でリターンを得た。しかしながら、やはり「73」は受領できず、4回目のリポートの後で他局に移ってしまう..

その後、遡って「73」を返すシーケンスが見えたので「RR73」を送り続けるも応答はなく、22時過ぎに突然見えなくなり終了。

同局の
QRZ.comを見るとメールによる確認に応じる旨の記載があるため、スクリーンショットを添付して問い合わせると直ぐに返信が来着。「QSOを確認したので先ほどLoTWにUpしておいた。ところで・・・」といった内容。

Pirateではないことが判りLoTWでもConfirmできたので、普通はこれで気分よく乾杯-なのだが、単独且つ唐突な入感とQRT、違和感のあるオペレーションとメール内容のため、すっきりはしない。
※無線とは関係のないドネーションを求める内容が、これまでも噂されている運用地の疑惑が生じる一因となっているのかも知れない

今回の入感も現地からの運用であることを裏付ける確たる証拠はないが、少なくとも、この後ドミニカ共和国のHI3I(同局からは530km西)やHI8T/3 が入感していることから、カリブとの伝搬があったことは確かではある。


カリブ局が入感した時間帯で九州・沖縄ではアフリカ方面もオープンしていたようであり、PSKReporterをチェックするとHFでアクティブな7Q6M(Malawi)や5H3PV(Tanzania)が入感していた様子。
このほか、VP6MWやCB0ZIXのQRVもあり、暫くは、午前中から深夜まで目が離せない状況が続きそうである。

2023年12月3日日曜日

273. 11月のレビュー

<サマリー>
QSO数は187となり、前年同月(177QSO)からは微増。先月より引き続きDXペディション局(17チーム/個人)を中心に追いかけ、QSO数は全体の約半数(88QSO)を占めた。


<エリア/バンド別状況>
先月とほぼ同じ傾向であり、50MHzでの南米、オセアニアのオープンと複数のDXペディションにより、エリア別ではオセアニアが4割強を占め、バンド別では50MHzが全体の1/4となった。

<DXCC進捗状況>
DXペディションによりATNOを3つ解消し、併せてBand NEWを36スロット積み上げることができた。

3.5MHzでは以下の4エンティティをWkd。ようやく100エンティティに達したが、これまで1エンティティ1局のペースのため、LoTWで未だCfmできていないQSOもあり、アワード申請までには暫く時間がかかる見込み。

今月の主なエンティティは以下のとおり。


<50MHz DXing>
11/7にエクアドルの2局目となるHC2HGをWkdし、その後は小規模ながらオープンしたタイミングでブラジルの2局とQSO。

11/11と11/13に比較的大きな南米オープンがあり、CE,CX,LU,PY計16局とQSO。11/14のCX6VMとのQSOが今シーズンの最後となり、パラグアイは来シーズンへの持ち越しとなった。

10月のカリブオープンでQSOできた局についてはQSLカードを請求しており、そのうちの数枚が来着した






2023年11月13日月曜日

271. 50MHz DXing 2023(9)

<11/5>VK9QO(Cocos-Keeling Islands)-Decoded-
一昨日の23時頃に50.323MHzでの運用を確認し、22時過ぎからアンテナを190度に向けて50.323MHzで待ち受け受信にしていると22:27にJT_Alertで入感を認知。

F/Hによるオペレーションが始まり4~6ライン/-12dBで安定して入感。1~6エリアを広範にピックアップされているが、この状況ならばリターンの順番待ちかと思いきや、入感から7分ほどで急速にフェードアウトしWide Graph上からも光点が完全に消える。今回は少ないチャンスを活かすことができなかった。

<11/7>HC2FG(Ecuador)-Worked-
12時過ぎにリモートでワッチすると南米が広範に開けている様子が伺える。CE,PYの常連局のほか、数分前からZP5DA/DBC,HC1DAZ/MD,HC2AO/ACZ/FGをコールされているJA局が見えるが、アンテナが南南東を向いておりDX局はデコードできていない。

アンテナを真東に向けると12:07にHC2FGが-16dBで入感。送信出力150Wでコールするもデコードレベル以下に落ちることが多い。デコードできたタイミングでコールしていると12:33にR-19でリターン。貴重なエクアドルの2局目をWkdできた。
その後、PY2XBやQSO B4の常連局は入感するも12:45頃にはKH6を除いてフェードアウト。

帰宅後に今朝の状況を確認すると、11時過ぎからHC局が、その30分後にZP局が入感していたようである。JA局が送られていたリポートは-15dB前後が多く、アンテナを向けていたとしてもこちらでデコードできたかどうかは不明。

<11/10>4W8X(Timor-Leste)-Worked-
11/9の10時過ぎにQRVを確認したが入感せず。本日は20時前からアンテナを真南に向けて待ち構えていると、
20:11に-19dBで入感。

直ぐにコールし3回目でリターンを得るも、マルチスレッドのためSNRが低く(Wide Graph上ははっきりと見えているが)シーケンスが続かずリポートを3回繰り返してようやく「RR73」を受領。

QSO後、暫く様子を見ていると1~6エリアまで広範にピックアップしていたが、信号は次第に弱まり最終デコードは20:35。こちらでは20分程度のオープンであった。

同局はCLUBLOGでリアルタイムでのログサーチが可能であるが、何故かデータが反映されておらず、試しに同じ時間帯にQSOされている他局を検索しても同じ状況。
ログ自体は何度もアップデートされるもNILの状態が続きPirateの可能性も考えたが、翌日の午後になってIn logが確認できた。

<11/11>南米オープン
9時前にワッチするとLU,CE,PYの数局が入感。またCE0Y
HOをコールされているJA局が見えるが、こちらでは入感なし。次第にコンディションが上昇し始めて9:10頃には10局ほどが同時に見えている。

小一時間ほどコールしてCE,LUの4局から応答を得たが半分は「RR73」未受領のまま終了。
10時頃にはフェードアウトし入感は常連局のみとなる。11時頃からはVK2が強力に入感し始めたのでアンテナを廻して3局とQSO。

11:20頃から再びPYを中心に南米局が入感。3エリア以西ではもう少し早い時間から賑わっていた様子。
SNRは-12dB前後で、CQingを繰り返す局が3局ほど見えるが、コールしても応答が得られない。いわゆる”片パス”なのか送信側DFのQRMが原因なのかは不明。

11:36にようやくリターンが得られ、そこからは効率良くリターンが返る。多い時には15局ほどが同時に入感しており、12時頃に信号が弱くなるまでに7局とQSO。

12時を過ぎた頃にZP5DAをコールされている1エリア局が現れるが、こちらには入感はない。その後、FO5QSのSPOTを確認しアンテナを110度に向けてワッチしていると-23dBで入感。コールするもデコードは一回限りであった。

午後は15時半頃まで断続的にVK1~6がオープンし、未交信局を見つけてコール。結果、本日の出来高は南米11局とVK15局の計26局であった。


<11/12>
8時半頃からワッチするとイースター島のCE0YHOをコールされている複数の1エリア局を確認するもこちらでは入感はない。

9時半前からはパラグアイのZP9HTLをコールされている1エリア以西の局が複数見えるがデコードできず。LU,PYの常連局もQRVしている様子であったが、今朝の入感はなかった。

午後からは昨日より小規模ながらVK1,2がオープンし3局とQSO。

16時過ぎにSNSの情報で4W8Xが50.111MHz/CWでQRVしていることを知りワッチすると419程度で入感。

スプリット運用となりコンディションの上昇を待って+1.6KHzでコール開始。程なくして「JA1?」でコールバックがあり、フルコールを打つもQRMでラストレターが取れず「JA1AFR 599 TU」で返して先方のコンファームを得た
その後、信号は599レベルまで上昇し多くのJA局がQSOされていた。


2023年10月31日火曜日

269. 50MHz DXing 2023(8)

<10/27>
朝7時過ぎから18MHz/FT8でPY0FRを小一時間ほどコールしていると8時過ぎにPSKReporterで南米がオープンしていることを確認。

ZP局もデコードされておりワッチするとCX,LU,PYの5局ほどが見える。その中で最も強力に入感していたCX2SA(ピークで-1dB)をコールし5分ほどでリターンを得た。

その後コンディションが上昇し始め、入感局数が増え 8:45頃には20局ほどが同時に見える。10/23のオープンに迫る規模感になってきた。

CX局が比較的強力に入感しているので、タイミングを計ってコールするもなかなかリターンが得られない。一方、LU局をコールしてみると3局連続ですんなりとリターンが得られた。単なる偶然なのか、何か要因(伝搬の特性やパイルの状況など)があるのかは不明。

コンディションは9時半頃には下火となり、新しい局も見えなくなったので一旦、18MHzのPY0FRに戻る。
10時過ぎに再びワッチするとCX6VMが-12dBで安定して入感しているが、他の南米局は見えず10時半頃にはフェードアウト。

結果は1時間ほどのQRVで7局とQSO。ZP局をコールされているJA局を確認したが、こちらには入感はなかった。

<10/29>
昨夜の22時半頃から2エリア以西を中心にカリブのCO8LYが入感していた様子。アンテナをロングパス方向に向けて自動受信&アラーム設定していたが、こちらではデコードできていなかった。

●HC1MD/2 (Ecuador)-Worked-
朝7時過ぎにDXSCAPEで同局のQRV情報を得てワッチ開始。PY3SOLが+4dBで強力に入感しておりコールしていると、7:16に同局のCQシーケンスを-20dBでデコード。

2秒遅れでコールしたところ「R-12」のリターンがあり、次のシーケンスでギリギリ「73」を受領できた。送信途中にアンテナ方向を70度に補正したがSNRの改善はなく、デコードできたのはこの3シーケンスのみであった。50MHzでレアなエンティティをWkdできる時は何故かこの展開が多い。

PSKReporterをチェックすると同局の他、HC2FGもこちらの信号をデコードしている。またQSO後にHC局をコールされているJA局は疎らであったことから、オープンは局地的であったのかも知れない。

その後、PY3SOLへのコールを再開すると「50.125」とのメッセージがあり、SSBをワッチするとRS59+で入感。試しに一度コールしてみるが、オンフレでの激しい呼び合いでカオス状態になっているので早々に離脱。

FT8に戻るとPY,CX,LU局が多い時で同時に8局ほど見えており
、FT8/FT4を行き来して計5局とQSO。8時半頃に再びPY3SOLが入感しコール再開。今朝は、同局が終始強く入感しており、パイルアップも激しくリターンが得られないままフェードアウト。9:39が最終デコードとなった

その後、昼頃までFK8,ZL,KH6が断続的に入感し、12時を回ってUN7JXが-10dBで入感。
アンテナを向けると+1dBに上昇。カザフスタンは3局ほど見えるが全て”QSO B4”のため静観。キリギスタンのEX8MLE,EX8MLT,EX0DXもQRVしているようであるがデコードには至らず。

18時頃からはショートパスでヨーロッパをコール(QSO)されている局が見えるがこちらでは入感はなかった。

<10/30>
朝8:45頃にリモートでワッチすると、昨日に続きPY3SOLが-5dBで強力に入感。コールするも次第にSNRは下降して9時頃には見えなくなる。

その後1時間程経って再び入感するも、SNRは-20dB前後と低い。他にはもCE,LU局が見えてるがいずれも”QSO B4”の常連局のみ。

夜に帰宅して午後の入感状況をチェックすると、15時過ぎにV63CBが-18dBで入感していた。なお、本日、ペディション最終日のT2CもQRVしていたようであるが、入感することはなかった。

<10/31>
朝8時過ぎからLUの常連局が3局ほど見えていたが直ぐにフェードアウト。その後、CX6VMだけが-7dBで入感。自動受信・アラーム設定に切り替えて、後刻確認すると10時頃まで入感していた。

午前中はKH6,ZL,FK8,VK3/7が広範囲にオープンしており、11時過ぎからワッチを開始し未交信の3局とQSO。そのうち2局はCQシーケンスを捉えて1コールで応答が得られた。
いずれも4秒遅れでのコールであったが、信号が強力なためデコードされているようである。

12時を過ぎてKH6とともにLU5FFが-12dBで入感。この時間帯での南米の入感は(当地では)珍しいと思うが、PSKReporterをチェックするとCE,PY局もJA局をデコードしている。

12:20頃に150度方向でZL4LVをコールしているとNH6JCからコールされる。また、久し振りにZL7DX(ピーク-7dB)や15時頃からはXX9ETが入感するなど、オセアニア~東南アジアの広範囲でオープンし夕方まで途切れることなくバンド中が賑わっていた。


2023年10月28日土曜日

268. VUCCアワードとグリッド数

ARRLが発行しているVUCC アワード(VHF/UHF Century Club Award)については、これまで意識してグリッドを追いかけることはなかったが、先日、50MHzでQSOしたFG8OJ BurtさんのX(旧Twitter)でよく見かける ”Gridmaster”(本人作成)を試しに使って、地域毎にどの程度のグリッドとQSOできているのかを確認してみた

LoTWからデータをダウンロードする仕立てで、結果はジャスト600 グリッドであった。この数がどの程度の出来栄えなのかよく解らないが、これまで50MHzの運用では、入感した未交信のDX局は近隣国を除いて原則コールしてきたため、LoTWでCfmできているグリッド数としては意外に多いのかも知れない。

アプリケーション自体は、世界のどの地域とQSOできているのかが、地図上にメッシュ表示される優れものであった。


ARRLのHPをチェックするとVUCC Awardのランキングが掲載されており、世界のトップは2年前にQSOしたK1TOLの1,789グリッド。1,000グリッド以上獲得されている局は60局ほど見受けられる。

同アワードで追いかけるグリッドの最大値は明示されていないが、使用する4桁のグリッド・スクエア(例:QM05)は、計算上、32,000にも及ぶ。

但し、地球表面で陸地が占める面積の比率は約3割、且つ人が居住できる地域(エクメーネと言う)はその9割弱なので、粗い計算をすると最大8,500グリッド程度となり、そこから山岳地域や砂漠地帯など除外すると実際にQRV(QSO)できるであろうグリッド数はかなり制限される。

マップを見ていると、近隣国(BY,HL等)と国内に空きスペースが目立つ。近隣国はオープンしても
ワッチ優先として積極的にコールしなかったことに起因する。

国内は67あるグリッドのうち、10グリッドしかCfmできていない.. QSO数は、何度か国内コンテストにも参加していたので、それなりにできていると思っていたが、LoTWにアップロードされていない局が多いのかも知れない。

LoTWユーザーの多いFT8で近隣国をもっとコールし、国内のマス埋めをすれば、700 グリッド程度まで伸ばせそうである。

VUCCアワードを意識し未交信のグリッドを追いかけることで、50MHzのアクティビティを保てるかも知れない。


2023年10月26日木曜日

267. 50MHz DXing 2023(7)

<10/22
7時過ぎからCX,CEが断続的に入感。途中で一旦フェードアウトするも再び入感し始める。8時半頃には、LU,PYをコールされている1エリア局も多数見えるが、こちらでは入感はない。

9:51になってCE1LTLとQSO。PSKReporterでは、ZP,TI,HCでJA局をデコードしている様子が伺えるが入感することはなかった。

<10/23>
リモートで8時前からワッチすると既にCEが数多く入感している。新局を見つけてコール開始し、8時過ぎにCE3/CE0YHFからリターン。その後、立て続けに2局とQSO。

一旦、新局が見えなくなったのでFT4をワッチするとLU,CXが何局か出ておりLU7HNとQSO。

50.313MHzに戻ると08:12にZP5DBCが-15dBで入感。直ぐにコールするもデコードは散発的であり、6分後の-23dBが最終デコードとなった。西日本局もピックアップしており、やはりハードルは高い。
この時間帯がコンディションのピークのようであり20局ほどが同時に見える。

その後もPY,CX,LU,CEが広範に入感し「73」を送っているタイミングを見計らってコールするも、いつもながらスマホでは機敏な操作が思うようにいかず(1局に集中しコールしている分には問題はないが)、なかなかリターンが得られない。

それでも約1時間の間でCE,LU,PYの計7局とQSOすることができた。新局も数多く入感しており、今期最大のオープンとなったようである。最終デコードは09:20のPP5BK(-19dB)。

帰宅後、wavfileを確認すると7:45にXEの2局をデコードしており、PSKReporterを見るとHC局がJAをデコードしている。先日来、中米方面へのパスが伸びている(北にシフトしている)ようなので今後に期待したい。

<10/25>
DXSCAPEおよびネット情報によると、22時半頃からカリブがオープンしていたようである。西日本を中心にCO8LYと複数のPJ4局がレポートされていたが、もしワッチしていたとしてもこちらで受信できたかどうかは不明。

今週になってSSNが30台に低迷している中でのカリブオープンであり、一昨日の南米オープン(大規模)も併せて考えると、SSNは長期的な参考指標としては有効であっても、短期的(日次ベース)に50MHzのコンディション(F2層伝搬)を推し量ることは困難なようである。

10月以降にカリブがオープンした日をチェックしてみると、連続性が伺えるのでこの週末も目が離せない。


2023年10月21日土曜日

266. 50MHz DXing 2023(6)

<10/17>
●CT3MD(Madeira Island) -Worked-
朝7:20にCT3MD,EA9ACDをコールされている1エリア局が見えるが、こちらでは入感はない。オープン時間は昨日同様、短かったようである。

夜19時半頃からワッチするとT2Cをコールされている1エリア局が5局ほど見える。Wide Graph上では薄っすらと光点が確認できる程度でデコードはできない。

暫く静観しているとスペイン局をコールされるJA局が見え、次のピリオドでCT3MDが-19dBで入感。直ぐにコールしながらアンテナの方向を補正。2回目のコールで「R-14」のリターンが得られた。

QSO後は、昨日同様、見えるだけで30局ほどがコールされており、激しいパイルアップとなっている。信号は昨日ほど上昇せずにデコードできないシーケンスも目立つ。

20時前にはWideGraphでわずかな光点が見える程度にフェードアウトし、コールされている局も疎らとなった。入感当初にアンテナをロングパス方向に向けていたことでチャンスを活かせた。


●カリブオープン
21時頃からPSKReporterをチェックしていると、21:10にV26OCがJA局をデコードしているのを確認。21時半頃にCQ DXを数回出したところ、同局がデコードしてくれており、そのうちNP2X,WP4UなどもJA局をデコードし始め、ビッグオープンへの期待が高まる。

21:43にNP2Xが-15dBで、3分後にWP4Uが-16dBで入感。WP4Uをコールし始めるが、Wide Graph上には、はっきりと光点が現れているにも係らずデコードできないシーケンスが多い。続いてWP4G、KP4PRも入感するが、やはりデコードが続かない。

22:08にPJ4MMが-16dBで入感しコール開始。途中で信号が途切れたのでFT4に先回りするもQSYしておらず、代わりにPJ4DXのQRVを確認。

50.313MHzに戻ってPJ4MMへのコールを再開。この頃には他のカリブ局は見えず、同局だけがピーク-5dBと強力に入感しているが、オペレーションが変則的でそのうち見えなくなる。

PSKReporterを見るとCO8LYもJA局をデコードしており、カリブ地域広範にオープンしている様子が伺えるが、既にコンディションのピークは西日本に移っている様子。

22:42にはHI8GSPが-21dBで入感するも3デコードのみ。22:46に再びPJ4MMのCQが-10dBで入感するも急速にフェードアウト。最終デコードは22:54であった。
今夜はQSBが激しく、こちらでは1時間ほどのオープンであったがQSOには至らずに終了。

<10/18-19>
SSNが急速に低下している影響か、ロングパスによるカリブ、ヨーロッパ局の入感はない。入感の兆しもないことから早めに就寝し、慢性的になっていた寝不足も少し解消できた。

<10/20>
朝8時前からLU,CEが入感。未QSO局はデコードできず静観。8時半頃からはPY,CXをコールされている2エリア以西の局が見えるが、こちらでは入感せず。

9:12にPY3RTVのCQが-10dBで入感。ピーク-07dBで入感するもQSBが激しい。20局ほどがコールされているのが見えるが、10分ほどでフェードアウト。

10時頃よりVK3が強力に入感。未QSO局も多く見えており、12時過ぎまで
断続的に7局とQSO。T2CもQRVしているようであるがデコードできず。


<10/21>
朝10時頃に2エリア以西を中心に南米が広範に亘りオープンした様子。またHC,ZPも北日本では入感していたようである。

10/6のカリブオープンから2週間が経過し、この4日間はカリブ方面のオープンが見られない。このまま今季のロングパスオープンは終息するのか、再び入感するのかは不明であるが暫くは注視する


2023年10月17日火曜日

265. 50MHz DXing 2023(5)

<10/14>
11時半頃よりW8Sをコールする1エリア局が現れ、多い時で20局ほどがコールされている。
12時前になってようやく-23dBで入感。CQを繰り返しており、SNRは-15dB程度まで上昇。たまにJA局をピックアップするもCQingが延々と続く。12:15のCQシーケンス(-18dB)が最終デコードとなった。

その後、T2Cをコールする局を確認。13:44になって-20dBで入感。QSBが激しいようでSNRはピーク-8dBまで上昇するもデコードは散発的で15分ほどでフェードアウト。

●WP4G(Puerto Rico)-Worked-
夜の21:15に同局をコールされている1エリア局を確認。21:24に-18dBで入感し2コール目で「-19」のリターンを得たが「RR73」未受領のまま他局に移ってしまう。

その後、徐々にKP4、HI局が見え始め多い時は一度に6局ほどが入感。こちらでデコードした局は以下のとおり。()はピーク時のSNR
・WP4G(-05)
・KP4PR(-06)
・NP4BM(-12)
・KP4EIT(-15)
・WP4RF(-18)
・HI8T(-14)*QSO B4
・HI8SDR(-13)
・HI8GSP(-16)

これほど入感局がいれば、パイルアップも分散してQSOのチャンスは広がると思ったが、どの局からもなかなかリターンは得られない.. 
途中、何度か送信を停止しDFの被りないか確認するも、odd側ではバンド中がマスキングされており「決め打ち」するしかない状況。

21:54のNP4BM(-17dB)が最終デコードとなり、当地でのオープン時間は30分ほどであった。

結局、リターンが得られたのは最初のWP4GとHI8SDRのみ。いずれも「RR73」未受領となったが、WP4Gはメールで問い合わせたところ ”In log”との連絡があり、後ほどLoTWで確認できた。他方、HI8SDRはCLUBLOGでNIL判定であった

<10/15>
朝の7時半頃から南米がオープン。常連局のLU5FF、LU7HNが-16dB程度で入感。8時頃からはCE2SVが入感しSNRはピークで-2dBまで上昇。いずれも”QSO B4”なので静観。
10時頃にはTG9AJRをコールされている局が見えるが入感なし。

午前中は西日本で南米が広範にオープンしている様子。こちらでもVK、ZL,KH6が途切れずに入感していた。

●W8S(Swains Island)-Worked-
16時半頃からW8Sをコールされている局が見え始め、次第にその数が増え10分後に-16dBで入感。

MSHVの2ストリームで運用しているようであるが、QSBのためかデコードできないシーケンスも多く ”False Decode”も散発。

18時前には安定して2ラインで入感するが、いきなりFK8CPのいつものCQ SEAが被り始めコール中断。その後、信号は一旦弱まったが、19時前に持ち直して、19:20には3ライン/-9dBまで上昇。

19:26に先方のDF近くでコールしたところ一回目でリターン得た。次のシーケンスでDF直下でシングルトーン信号が入るが、無事に「RR73」を受領。

その後、暫く運用を眺めていると先方のDF辺りしかピックアップしておらず、何かのフィルター設定がされていたのかも知れない。
結局、16:43からコールを開始して19:27にリターンを得たので、おおよそ2時間45分コールしたことになる。

20時過ぎにEA6VQとEA5NWが-19dBで入感。これがロングパスによる初めてのヨーロッパ入感となった。EA5NWをコールするも、直ぐにデコードレベル以下に落ちて再浮上せ
ず。15分ほどしてEA9Eをコールされている複数の1エリア局が見えるがこちらでの入感はなかった。

21時前に再びイタリア局をコールされているJA局が複数見えるが、アンテナは既にロングパスでのカリブ方向に合わせており、後追いせずに静観。

●V26OC(Antigua and Barbuda)-Worked-
21時半頃にPSKReporterをチェックしているとNP2XがJA局をデコードしており、21:42にFG8OJが-24dBで入感。その前後で複数のJA局がCQ DXを出し始めている。

回同様、低いDFに設定してCQ DXを断続的に送信すると、ほどなくしてV26OC、NP2Xがこちらの信号をデコードしていることを確認。

どちらかの入感(応答)を期待しながらCQを出していると、21:48の同じピリオドでV26OCが-21dB、NP2Xが-15dBでそれぞれ入感。NP2Xからコールを開始し、途中でV26OCのCQシーケンスをデコードしたので切り替えてコールしたところ1局待ってリターンを得た。

引き続いてNP2Xを暫くの間コールするも再入感はなく、QSYしていないか50.323MHzをチェックした後、FT4をワッチすると-10dBで入感。22時過ぎからコールするも暫くしてフェードアウト。

50.313MHzに戻るとHI8SDRが-17dBで入感していたが既にコンディションは下降気味であり、22:18が最終デコードとなった。

その後、22時半頃にCO8LY,PJ4GR,WP4G,NP2Xおよび複数のHI局をコールされている局が見えるがこちらでの入感はない。
オープン時間は40分程度、4エンティティ6局の入感であった。
なお、この一日だけで全ての大陸(WAC要件)が入感したことになる。

<10/16>
朝の7時頃からロングパスでEA,EA8,CT,CT3をコールされている1エリア局が複数見えるが、こちらでは入感はなく、7時半頃には終息した様子。

8時過ぎにチリのCE1LTLが-19dBで入感。コールするも直ぐにデコードレベル以下に沈む。

20時前に帰宅してワッチするとCT3MDが-14dBで入感しパイルアップになっている。他にもEA,EA6,CT,IS0など多い時には6局ほどが同時に見えており、19時頃から入感しているようである。

CT3MDが最も強力でSNRは最大-9dBまで上昇。1~6エリアまで広範にピックアップしており、リポートもプラス台を返している。同局をメインにコールしながら、スペイン局もコールして3局とQSO。

21時前には-20dB程度までフェードアウトし、ピックアップの中心は西日本に移っているためコールは中止してアンテナをカリブ方面に向ける。

●NP2X(US Virgin Islands)-Worked-
PSKReporterを見るとV26OCやHI8TがJA局をデコードしており、21時半頃にWP4UやCO8LYをコールされている西日本局が見える。

21:54にKP4PR、続いてWP4G,WP4Uが入感し、21:59にはNP2Xが-18dBで入感。それぞれSNRは-9dB程度まで上昇。

NP2Xをコールし始め4分ほどして急に見えなくなったので、直ぐにFT4をチェック。思ったとおりこちらにQSYしており、4コール目に「R-01」のリターンを得た。しかしながら「73」が受領できず「RR73」を送り続けるも規定数に達して再チャレンジ。
3コール目で再び「R+00」を受領するが、またしても「73」がデコードできない..

二回ともクリーンに返っており、こちらへのレポートは良好なことから、少なくとも片方は「73」を送信しているであろうと想定し送信停止。※10/18になってLoTWでQSO(In log)を確認できた。

50.313MHzに戻ると既にフェードアウトしており全く入感がない。今夜は比較的強力に入感していたがオープン時間は10分程度と短かかった。


2023年10月14日土曜日

264. 50MHz DXing 2023(4)

<10/8>PJ4DX/PJ4GR(Bonaire)-Worked-
昨夜に引き続き20時台からアンテナをロングパス方向に向けて待機。21時を過ぎてPSKReporterをチェックしていると、21時半頃にFG8OJがJA局をデコードしているが、同局コールするJA局は見えない。

22時過ぎにHI8SDRをコールする局が多数見え始め、22:08にPJ4DXが-20dBで入感し、その3分後にPJ4GRも-17dBで入感。

低めのDFを設定しタイミングを合わせながら交互にコール。5分後にPJ4DXからリターンを得た。

引き続きPJ4GRをコール開始。SNRは-9dBに上昇しており4分ほどでリターンを得たが、シーケンスが進まず3回目の「-13」で他局に移ってしまう.. 何度かDFを変えながら「R-11」を送り続け5分ほどして「RR73」を受領。直ぐにeQSLも届いた。

その後、FG8OJ、V26OC、PJ2/KB7Q、複数のHI局をコールされている局が見えるが入感はない。

PJ4GRの最終デコードは22:46。23時を回ってPJ4EVAをコールされている局もいたがこちらでは見えず。カリブの入感は双方共に地域差が大きいようであり、今夜はボネール島のみの入感であったが、一昨日に1時間以上コールしたPJ4WWのリベンジができた

<10/9>
朝の7時半頃にロングパスでスペイン、イタリア辺りをコールされているがこちらでは見えず。

夜21時半頃にPSKReporterを確認するとHI8T, PJ4MMがJA局をデコードしており、PJ4DXをコールする局も散見するが入感することは無かった。

<10/10>
朝の7時過ぎよりにロングパスでイタリアとマルタ島をコールされている局が5局ほど見えるが入感はない。

夜の20時頃からカリブ方向にアンテナを向けてワッチしていると20:44に4W/JH2EUVが-16dBで入感。コール開始するもパイルアップが激しく、また信号がフラッター気味でデコード出来ないシーケンスも多い。21時半頃に急に見えなり、少し経って50.323MHzを見に行くと、こちらでQRVされておりコール再開。

しかしながら直ぐにSPOTが上げられてパイルアップが再燃。その後マルチストリーム運用に変更されてWide Graphに3ラインが薄く見えるが、信号は弱くデコードできないシーケンスが増えたため送信停止。22時半頃まで5局ほどがコールされていたがこちらでは見えず。

同じ時間帯にPSKReporterをチェックしているとWP4GがJA局をデコードしており、21時半頃よりPJ4MMをコールされているJA局が多数見えるが入感はなかった。

<10/11>
朝7時過ぎに南米がオープン。アルゼンチンの2局が入感し、未QSOのLW1DJをコールするも急速にフェードアウト。CXをコールされている局も見えるが入感はない。

21時頃から中東局をコールされるJA局が見えるが入感せず。22時頃にカリブがオープンしWP4Gをコールする局が10局ほど見える。22:11にHI8T、HIT3が-16dBで入感し、HI3Tをコール開始するも直ぐにフェードアウトし再浮上せず。PSKReporterをチェックするとHI3TとNP4BMからデコードされていた。

22:45頃にはTI5N5BEK,TG9AJRをコールされている2エリア以西の局が見えるが入感はない。後からSNSの情報等を確認すると西日本ではBig Openであったらしい。この他、中東の9K2GS(QSO B4)も入感。

10/12>FG8OJ(Guadeloupe) -Worked-
21時過ぎにPSKreporterをチェックしているとNP4BMが1エリア局をデコードしているが、カリブ局をコールするJA局は見当たらない。

試しにCQ DXを3分ほど出してみると21:20にPSKReporterでV26OCとFG8OJがデコードしてくれている。

CQを停波した次のシーケンスでFG8OJが-11dBで入感。暫くコールしているとSNSのダイレクトメッセージで「Kenji san, opening again now」と連絡が入り「I'm just calling you now! 」と返信。
気にかけてくれて有難いが一向にリターンはない。先方側ではかなり激しいパイルアップとして見えていると推察する。そのうちV26OCが-18dBで入感し始め、思わずこちらに触手が動いてしまう。

再び「I will move 50323, ready?」とのメッセージが来着。直ぐにQSYしコールするもピックアップされるのは3エリア以西の局がメインとなってきた。

SNRも少し下がり始めて-15dB前後となり、今夜も厳しいか..と思っていると暫くして「
answering now」とのメッセージが届きその直後に「R-14」を受領。無事「RR73」まで辿り着いた。

ダイレクトメッセージでお礼を伝えて21:50に50.313MHzにQSY。するとWP4G,KP4PRそしてV26OCが-15dB程度で入感しており、数分後にはHI8SDR,HI8T(QSO B4)も
見えてきた。

KP4,V2に狙いを定めコールするもリターンは得られず、次第にデコードできないシーケンスも増え始めコンディションは終息へ。KP4PRが最後まで入感していたが、22:30が最終デコードとなった。

結果、この日のオープンは1時間程度で入感したのは4エンティティ6局。今回も伝搬は急速に西日本に移っていった感があり、後半はこちらの信号は届いていなかったかも知れない。

カリブのエンティティをあと2つ増やす絶好のチャンスであったが、グアドループをようやくwkdできただけでも幸運であった。何度もメッセージを送ってくれたBurtさんに感謝である。

<10/13>
19時前に帰宅してワッチすると9K2GS、9K2YMが入感。いずれもQSO B4なので静観。その後、23時頃までワッチするもカリブ方面の入感はなく静かな夜であった。


2023年10月8日日曜日

263. 50MHz DXing 2023(3)

<9/20>
●南米オープン
9/18に南米の入感がSPOTされていたがワッチできず、今朝は8時過ぎからPSKReporterでCE局のフラッグが立っているのを確認。ワッチするとXQ3MCCをコールされているJA局が数局見える。

静観していると8:38に同局が-14dBで入感。これが2023年秋シーズンの初めての南米入感となった。

デコードできたタイミングでコールしていると、10分ほど経ってチリの5局が一気に入感。その後、多い時で10局ほどが同時に見え始め、中には+2dBと強力に入感。

「73」シーケンスを送る局を狙ってコールするも広範にオープンしているせいか、リターンが得られない状況が続く。9時頃には次第に弱くなり、結果、強力に入感していたのは15分程度でQSOは2局に留まった。

LU局も数局見えるが全て”QSO B4”。ZP5DAをコールさ
れている局もいたが、こちらでは入感はなかった。

●V6Z(Micronesia)-Band NEW-
9/20の11時半から13時過ぎにかけて断続的に入感。デコードできたタイミングでコールするもリターンは得られずにフェードアウト。

午後に帰宅しPSKReporterをチェックすると50.323MHzでQRVを確認。ワッチすると3ストリームで強力に入感しており、Wide Graph上では「火柱」が見えるほどに。今回はコール開始3分後にリターンを得て、貴重なBand NEWを一つ増やせた。


<9/29>VK9LAA(Lord Howe Island)-Band NEW-
13時半頃よりVk4/VK2が強力に入感。ピーク+8dBで入感する局もあり、未QSO局をコールしながら、先日6mでSPOTが上がっていた同局の入感に備えていると、17:14にCQシーケンスをデコード。

2秒遅れたが直ぐにコールしたところ次のピリオドで「R-04」のリターンを得た。「73」も受領したが、よく見ると両者ともHint依存でSNRは-26dB。False decodeの疑いがあったが、暫くしてCLUBLOGでIn Logを確認でき安堵。
QSO後は、20分ほど複数のJA局がコールされていたが、こちらではこの3回限りの入感であった。


<10/4>
夜の22時頃からL/PでFG8、YVが九州から東北エリアまで広範に入感していた様子。といってもこの時間はワッチしておらず、気づかないまま23時過ぎに見に行くとYBが数局入感するのみであった。

<10/5>
PSKReporterで11時前にCEがオープンしていることを確認し、リモートでワッチすると6局ほどが見える。未交信のCE2SVを150W程度でコールし、幸運にも1stコールでリターンを得た。
その後、急速にフェードアウト。ネット環境のよくない場所でのスマホ操作であったため、タイムラグが生じDFの変更に手惑った。

<10/6>
●カリブオープン
21時過ぎにPSKReporterをチェックするとV26OCがJA局をデコードしており、CQ DXを出し始めるJA局が複数見える中、21:31にボネール島のPJ4MMが-15dBで入感。これがF2層伝搬(ロングパス)での初めてのカリブ入感となった

直ぐにコールするも6局ほどピックアップした後「QSY FT4」を告知。50.318MHzにQSYしコール開始
初入感した時の様子は以下のとおり;

SNRは上昇し始めピークで+8dBにまでに達する。リターンを見ていると九州から東北までオープンしているようであるが、Caller側のピリオドでは1エリア局しか見えないため、DFの被りが気になるところ。

何度かDFを変えながらコールするもリターンの気配がない.. 途中、SNRの低い局をピックアップしているように見えたため、送信出力を50W程度に絞るなど色々と試してみるが奏功せず。

1時間以上経過してもSNRはプラス台をキープしているため、50.313MHz/FT8での入感状況が気になり、一旦送信を止めて見に行くとPJ4GRが-12dBで入感。こちらも激しいパイルとなっていたが、他のカリブ局の入感はなかった

再び50.318MHz/FT4に戻ると既に入感はなく、コンディションが落ちたのかQRTしたのかは定かではない。50.313MHzに戻ってPJ4GRをコールするも暫くしてフェードアウト。その後、HI8AN,PJ4EVA,TI5N5BEK,TG9AJRなどをコールされている局が23時過ぎまで見えるが、こちらでの入感はなかった。

今回、初めてのカリブ入感で、これほど強力且つ長時間に亘り入感するとは思いも寄らなかった。

<10/7>
●WP4G(Puerto Rico)-Decoded-

昨日同様、20時過ぎからカリブの入感を待ち構えていると21:01に-16dBで入感。その後KP4SXも-17dBで入感。コール開始するも、両者とも15分ほどで見えなくなる。

その後、他局をコールしているとWP4Gが-20dB程度で入感しCQを出し続けている。何度かコールするも他のJA局を含めピックアップしている様子はみられなかった。

入感当初の様子は以下のとおり;


●FG8OJ(Guadeloupe)-Decoded-
WP4Gをコールしていると21:05に-15dBで入感。その後、SNRは上昇しピークで-6dBになり今夜のメインターゲットとなるが、この強さなのでパイルアップも激しいことが想定される。
リターンが得られないまま21:50頃にはSNRが-15dB程度に低下。関西以西局へのリターンが中心となり、1エリア局のピックアップがなくなる。SNRが-15dB程度ではこちらの信号が届いていないのかもしれない。CQシーケンスも増え始め22:20が最終デコードとなった。

後ほどPSKReporterをチェックすると、入感当初にデコードされていることは確認できた。

●VP2ETE(Anguilla)-Worked-
FG8OJをコールしていると21:13にCQシーケンスが-24dBで入感。咄嗟にコールしたところ「R-13」でリターン。次のシーケンスの途中でQRMが入り「RR73」は見えなかったが、CLUBLOGでIn logを確認でき電子QSLも受領した。初めてのカリブとのQSOがまさかアンギラになるとは思わなかった。



●HI8T(Dominican Republic)-Worked-
引き続きFG8OJをコールしていると21:43にHI8SDRが-19dBで入感。FG8OJと交互にコールしているとHI8Tが-17dBで入感し、こちらに切り替えてコールを開始。幸運にも3回目でリターンが得られた。
ドミニカ共和国はこのほかにも2局を確認。22:30にフェードアウトするまで最後まで見えていたのも同エンティティであった。







V26OC(Antigua and Barbuda)-Decoded-
22:09にいきなりCQシーケンスが-19dBで入感。コールするも3シーケンスで見えなくなる。後からチェックすると、その後も2回ほどデコードできていたが気づかず。


今回は約1時間半ほどのオープンで5エンティティ(計8局)が入感し、2エンティティをWkdできて、昨夜の留飲を少し下げた。