2020年3月31日火曜日

84. 3月のレビュー

●USBケーブル交換
RIGとPCを繋ぐUSBケーブルを交換。これまでは5m長のケーブルの両端にフェライトコア(ZCAT3035-21330)をそれぞれ4回ほど巻いて接続していたが、秋葉原で購入したバルク品であった為、品質に不安があった。
今回、amazonでアルミ箔シールドでフェライトコア付きのUSBケーブルを長さが異なるもの4本購入。併せて「ノイズフィルター機構付きUSBスタビライザー」というDAC関連商品(3.4K)も購入しUSBケーブル2.0m(RIG側)と1.0m(PC側)を挟んで設置。効果のほどは未だ判らないが、ノイズ低減のためにできることはとりあえず何でもやっておくことに。


●eQSLデザインの変更
eQSLのデザインを春バージョンに変更。季節毎にデザインを変えられるのもeQSLならでは。eQSLは来着した時に見るだけではあるが、NEWエンティティの局が定型フォーマットだとちょっと残念な気になる。。。QRZ.com / QRZCQ.comのPrimary Imageも併せて変更。


●ZD7MY QSL来着
ZD7MY(Saint Helena Island)からのQSLカードがe-mailでの事前照会とPostage振込から1.5ヶ月(消印は3/6)で来着。未確認(尻切れ)の7MHzの1st QSOもCfmされていた。
アクティビティの高さ故にQSLの請求数もかなりあると想像するが、同封されていたPostacardに手書きのコメントも寄せられておりgood correspondent のようである。



●WAS到着
LoTWから申請したWAS(Digital/FT8)が4週間ほどで到着。添付されていたFT8シールの貼る位置がよく判らないが、額装するか否かはWAZが到着してからの検討。



2020年3月22日日曜日

83. DX運用日誌(44)

<3/16>
夜20時前に14MHz FT4で西アフリカのS01WS(Western Sahara)が-3dBで強力に入感。数回コールして「-01」のリターンを得た。ここ数日、この時間帯のショートパスではUK方面がよく開けているが、アフリカまでパスが伸びているようである。


<3/17>
午前中の外出から戻って12時過ぎにワッチすると14MHz FT8で中米のYS1RR(El Salvador)が-16dBで入感。3回ほどコールしてリターンを得てBand NEWを一つ伸ばした。同じ時間帯に南米Paraguayの2局が入感しており、未交信のZP5DBCをWkd。

夕方18時過ぎに7MHz FT8で複数のJA局がコールされていたカリブのJ35X(Grenada)はこちらでは入感せず。一昨日のKG4NE(Guantanamo Bay)もQRVしている時間帯にワッチしていたが気づかなかった。後からPSKreporterで確認するとQSO の殆どが北米局であり、JA局のフラグは立っていない。QRZ.comによるとWorking Condnitionsは 30W + Screwdriver mobile antenna with 3 radials との事。こちらのRDPで捉えることは厳しいかもしれない。

<3/20>
3連休の初日、朝4時半頃から7MHz FT8をワッチしていると中東のEP2LMA(Iran)が-11dBで入感。直ぐにコールするも応答なく再入感もしないため一旦送信を停止。他の局もコールしており"Fake"ではないことを確認していると5分後にCQが再入感。2回目のコールでリターンを得た。

6時過ぎに14MHz FT4でカリブのFM5AN(Martinique)が-5dBで強力に入感。数回コールして難なくリターンが得られ直ぐにLoTWでCfmできた。その後、HI8JSG(Dominican Republic)やCubaの未交信の2局とQSO。ドミニカはキューバほどではないが最近よく見かけ、本日もこの時間帯で4局ほど確認できた。


夜20時頃に14MHz FT4でアフリカ北西沖Madeira IslandのCT3HF、CT3MDが同時に入感。それぞれコールしてWkd。


<3/21>
朝9時半過ぎに14MHz FT8で中米のZF1DM(Cayman Islands)とHP1CDW(Panama)のQSOが-19dBで入感。ZF1DMをコールしてリターンを得るもSNRは-26dBとぎりぎりであった。その後、Cuba局をコールしている途中で、HP1CDWからオンフレでコールされる
。SNRが互いに-19dB前後であり、7回ほどリポートを繰り返してようやく「73」を受領。



この2局を含め、この日は午前中の14
MHzと夜の7MHzで中米・カリブ地域の9局とQSOできた。
夜の21時前に14MHz FT8で中東のYI1DYS(Iraq)が-19dBで入感。10分ほどコールし続けるも再びデコードすることはなかった。22時半頃に過去何度かコールしたYI1QEAのQRVもあったようだが、ATNO解消にはまだまだ時間を要する気がする。



2020年3月15日日曜日

82. DX運用日誌(43)

<3/14>
昨日の朝6時半頃に7MHz FT4でJA局がコールされていたC37AC(Andorra)を狙って6時過ぎからワッチしていると、6時20分にEU局とのQSOが-14dBで入感。直ぐにコールするもデコードレベル以下に沈んだのか暫く見えなかったが、コールを続けていると7回目で「R-10」のリターンを得て「73」も無事に受領。Band/ModeでのNEWとなった。


その後、14MHz FT8で西アフリカの9G1AA(Ghana)のCQが-12dBで入感。アンテナをショートパス方向に向けながらコール。SNRは-7dBまで向上し、W局の次に「R-01」でリターンを得た。

午後15時過ぎに14MHz FT8で北アフリカのSU8TH(Egypt)がロングパスで入感。350Hz辺りでコール開始するも安定してデコードできないほどのSNRであり、再浮上したタイミングでコールするがリターンは得られない。30分ほど様子を見つつ再び-21dBで入感した際、QRMを避け2825Hzでコール。3回目で「R-22」のリターンを得られた。

夕方18時過ぎに7MHz FT8でカリブのC6AJB(Bahamas)が-18dBで入感。この時間帯、Band中が混み合っており250Hzに設定してコール開始。8分ほどして「R-25」でリターンがあるが「73」を受領できない。断続的に「RR73」を送り続けていると15分後に再び「R-8」でリターン。しかしながらシーケンスが続かない状況であり、同局をコールする局が30局ほど見えパイルアップになっていることから暫く様子を伺うことに。
19時を回った頃に最終シーケンスのリターンは諦めて、Tx1からのコールを再開し10分ほど経って「-08」でリターンを得てスムースに「RR73」まで受領できた。同じ時間帯に複数のJA局がコールされていたVP9GE(Bermuda)は入感せず。


<3/15>
朝6時50分頃に114MHz FT8でカリブのC6AJB(Bahamas)が-14dBで入感。昨日の7MHz同様、バンドの低い周波数に設定し5回ほどコールしリターンを得た。その後、暫くワッチしていたが、コールする局も少なくこちらでは再び入感することは無かった。
9時前には中米のTI5LUA(Costa Rica)が-19dBで入感。一旦、デコードレベル以下に沈み15分ほど再浮上してコール。「R-20」でリターンを得た。


夕方5時過ぎカリブのHH3HD(Haiti)が-20dBで入感しコール開始。その途中でCU3EM(Azores)のCQが-15dBで入感。HH3HDが沈んでしまったためコールを中断し、アンテナを北北西に向けててCU3EMへのコールを開始。15分ほどで「-01」のリターンを得るも「RR73」が受領できない。
こちらから「R-20」を送り続けていると5分後に「-23」でリターン。しかしながらシーケンスが続かず「RR73」を打ってQSOを切り上げたところ次のシーケンスで「-18」のリターン.. 再度「R-23」を返すもやはり続かないので諦めて「RR73」を複数回送信すると、先方からようやく「RR73」を受領した。SNRは-26dBでありぎりぎりであった。







2020年3月13日金曜日

81. DX運用日誌(42)

<3/10>
先週から引き続き時差出勤と在宅勤務で、平日7時台のカリブや夕方のアフリカ方面を狙うチャンスができた。本日は7時前に14MHz FT8でカリブのVP2EME(Anguilla)のCQが-20dBで入感。直ぐにデコードレベル以下に沈んでしまうが、15分ほどして再浮上しCQを連発。SNRはピーク-16dBまで上昇しチャンスと思いきや、コールされている他のJA局も殆どピックアップされずにそのままフェードアウト。今後も難航が予想される。

DXSCAPEによると、4U1UNが
昨日14.090MHz F/Hでアジア向けにサービスしていたようだが本日は入感なし。不定期の運用のため待ち構えるのは困難かもしれない。
夜の20時過ぎからは7MHz FT8でCuba局が数多く入感(B4を含めると10局ほど)。未交信の5局を順にコールして3局をWkd。

<3/11>
朝6時にアフリカ南部のPedition局9J2LA(Zambia)を7.060MHz F/Hで確認。既にEU、JAの総勢30局ほどのパイルアップとなっていたが、暫くして5スロットでもデコードできるほどSNRが向上しスムーズにQSOが進行している。先にピックアップされたJA局のTx Freqの付近に設定し5分ほどコールして「-04」でリターンを得た。その後も1時間程度、安定して入感しており多くのJA局がQSOされている様子。

その他、7MHzではアフリカ北部のEA9ACL
(Ceuta)をWkd。EA9としては5局目となるが、過去いずれの局もLoTW未対応のため未だCfmできていない。今回も直ぐにeQSLを発行していただいたが、QRZ.comを見る限りLoTW未対応のようである。

14MHzではカリブのJ68SS(Saint Lucia)がFT4で+1dBで強力に入感し難なくWkd。その後、HI8AYR(Dominican Republic)のCQが-19dBで入感。2回目のコールで「R-23」でリターンを得たがSNRは-26dBとぎりぎりであった

14時過ぎに9J2LAが14.086MHz F/HでQRVしているとのスポットがEU局から上がる。ワッチするとJA局を含め2〜3局がコールしているのが見えるだけで先方は入感しない。暫く静観しているとようやく-17dBで入感。深いQSBのためデコードできないシーケンスがある中、コール開始後4分ほどして「R-12」のリターンを得た。しかしながら先方からの「RR73」をデコードできないまま一旦終了。

このPeditionではリアルタイムでのLog Searchが可能であり、チェックするとLog Inが確認できた。再チャレンジするか否かの判断も直ぐにできるので Dupe数も大幅に削減され、とても効率的である。



<3/12>
朝6時過ぎに14.016MHz CWでカリブの記念局VP2VB(British Virgin Islands)がピークRST559で入感。+1KHz Upでコールするも激しいパイルアップでリターンが得られない。7時過ぎには14.185MHz SSBにQSYしてオンフレで運用。CWと比べ信号強度は落ちコールできるギリギリのレベルのために静観していると、少し強度が持ち直し14.195MHzで+10KHzのスプリット運用が始まった。
激しいパイルアップで太刀打ちできないまま1時間以上が経過し、信号がかなり弱まった頃にようやく「・・One Alfa Fox ・・」が聞こえる。しなしながら運悪くオンフレでBY局がコールし始め、それに引きづられてかUA局も出てくる始末... 3回ほどコールを繰り返してQSOを終えるが、確実にコールサインがコピーされているか不安が残るままタイムアップ。
夕方17時過ぎからは7.019MHz CWで入感。ピークRST539程度であるが、この時間帯7MHz特有の音声?による酷いQRMと激しいパイルアップにより何度もコールを中断。それでも長時間に亘り入感しており、夕食などを挟んで断続的にトライして20時20分にリターンを得た。こちらもギリギリの交信であったが、後からCLUB LOGをチェックして、SSB/CWともにLog Inを確認できNEWエンティティ1Upとなった。


<3/13>
朝5時半過ぎに14MHz FT8でVP2VBがQRVしているとのスポットを確認し、ワッチするもコールしているW局が見えるのみ。そのうちJA局も何局かコールされてリターンもあるようだが、こちらでは全く入感しない。
6時18分にようやく-19dBで入感しコール開始。先方は2スロット程度で応答しており、コール開始7分後に「-11」でリターンを得た。その時のSNRは-23dBであり次のシーケンスでも「-11」が繰り返され、結果として「RR73」を受領できずに終了。
コンディションは上昇傾向にあり、最大6スロットでリターンを返すこともあるので再チャレンジすることに。しかしながらこの時点でデコードできているだけで40局以上のパイルアップとなっており、JA・アジアを中心にピックアップしてくれてはいるが、中々リターンが得られない。Tx Freqを変えながら30分ほどコールし7時前にようやくリターンがあり、無事「RR73」を受領。その後、9時頃まで安定して入感。昨日の7MHz CW運用と同様、長時間(3時間以上)に亘りサービスしてくれた事に感謝。




2020年3月8日日曜日

80. DX運用日誌(41)

 <3/4>
朝6時半頃に14MHz FT8でカリブのVP2ETE(Anguilla)のCQが-21dBで入感。直ぐにコールするも同じDFでJA局がJ68HZをコールし始め全くデコードできず... 10分程して再び-24dBでCQingが入感するが、デコードレベル以下に沈み再び浮上することは無かった。ATNO(All Time New One)であったが、これまで何度か他局がコールしているのを見かけたことがあるので次回に期待。

7時前になって、同じカリブのFG8OJ(Guadeloupe)とW局のQSOが-13dBで入感。北米局とのQRMを避け、DFの1000Hzほど上に設定してコールを開始。誰もピックアップしない状況が3分間ほど続いた後でリターンを得た。


<3/7>
朝7時18分に14MHz FT8でカリブのV4/K5ZD(Saint Kitts&Nevis)が-14dBで入感。Tx Freqを400Hz辺りに設定してコールを開始するもリターンが得られず、途中、BandScopeをチェックするとかなり混み合っていたので200Hzほど下にQSYしてコール再開。2回目でリターンを得た。

その後、ニューヨーク国連本部の4U1UNのCQが-17dBで入感。昨年末より何度かCWで確認しているもののコールできる強さでは入感せずFT8でのQRVを待ち望んでいた。早速、Bandの低いところで空きを探してコールを開始するが、直ぐに北米局を含め激しいパイルアップとなりJA局へのリターンも少ない.. そのうち同じDF/シーケンスでコールし始めるW局もおり、先方も何度かQSYする状況となり混沌とする中、1時間ほどしてQRTした様子。FT8運用を開始したばかりと考えるため、米国内局とのQSOが掃けないとチャンスが回ってこない気がする。

DXSCAPEをチェックするとコールを開始した同時刻に ”JA1AFR-9" でWebCluster経由のスポットが上がっている。周波数はDFを加えた14076.1で、これまでにも同様の事象が起きたが原因は
不明。

9時半頃になってカリブの8P6QA(Barbados)のCQingがピーク-14dBで入感。200HzでコールするもDF付近のQRMにより、その後は全くデコードできない状況に。諦めていたところに同じカリブの9Y4DG(Trinidad &Tobago)が-19dBで入感。デコードレベル以下に沈むも断続的にコールして10分程後に-25dBでリターンを得た。その後、中米のHP1RY(Panama)が入感。こちらは5分程のコールでリターンを得て直ぐにeQSLを受領。




午後は15時頃から14MHzロングパスでヨーロッパ・アフリカ方面をワッチ。
15時半過ぎに東アフリカの9X2AW(Rwanda)が-15dBで入感。280Hzでコール開始し、途中、送信を中断して被りがないかチェックし始めたところで「+00」のリターンを得た。3秒ほど遅れて送信を再開したが次のシーケンスで「RR73」を受領。

16時半頃には、地中海の9H1US(Malta)が-21dBで入感。DF付近でのQRMによりデコードできない状態が続くも3分後リターンを得ることができた。

本日は、その他にアフリカのPedition局、TO7DL(Reunion)を7MHz CWで、9J2LA(Zambia)を14MHz PhoneでそれぞれコールするもQSOには至らず。NEWエンティティではないので焦らず次回に期待。


<3/8>
午前中、ARRL International DX Contest Phone でAA1K(DE)をWkd。先月、FT8でようやくDelawareをCfmしてWASを完成できたが、一度QSOできると続くものである。その他コンテストでは、FT8では常連局 Zone2のVY0ERC(Canada/Eureka)をWkd。FT8をワッチすると普段と変わりなく賑わっていたが、カリブ方面では目新しいところは入感せず。

午後になり、14時21分に14MHz FT8で東アフリカの5H3DX(Tanzania)と北欧局とのQSOが-18dBで入感。430Hzでコールして1局待ってリターンを得た。SNRは下降気味であり、DXSCAPEにスポットしたもののコールする局は少なく、暫くしてデコードレベル以下に沈んだ。

先週来、毎日チェックしていたVP8PJのOnline Logがようやくアップデートされている。少し緊張しながら"Search Log"をクリック.. 結果は7MHz FT8の初回QSO(RR73未受領)もLogin されており、2/29のCWもOKであった。早速、QSL Manager(M0URX)にOQRSでDirect QSLを請求。夕方には早々とLoTWでCfmできた。



2020年3月4日水曜日

79. DX運用日誌(40)

<3/2>
新型コロナウイルス感染拡大の影響で時差出勤を行なうことになり、結果、VP8PJのPedition終盤の今週、夕方の時間帯に7MHzでコールするチャンスが訪れた。

18時頃から7.056MHz FT8 をワッチすると既に30局近くのJA局がコールしており、先方局も-18dB / 2Slotsでデコード。先にピックアップされたJA3局が抜けたTx Freqでコール開始。途中、何度もデコードレベル以下に落ちるが、この入感の様子がPedition当初と同じであり、かえって「本物」であるとの信憑性が高まる皮肉な結果に..

信号が弱く且つ激しいパイルアップのため、あまり期待せずにコールしていたところ、6分程して「+00」でリターンが得られた。しかしながらSNRは-24dBであり「RR73」を受領できず、「R-24」を送り続けるも再浮上することなく未完に終わった。

先方側で「RR73」が送出されていれば、Log Inの可能性もあるが、あいにくLog Searchは2/28からアップデートされておらず確認する術がない。残る運用期間は現地の3/4迄とのアナウンスがあったことから、明後日の夕方迄に再チャレンジするしかない状況。それまでにWkdが確認できれば良いのだが、今回のリターンもPirateであった可能性もゼロではない。


<3/3>
17時過ぎに7.056MHzをワッチするとVP8PJをコールするJA局が10局ほど確認できる。丁度入感し始めた頃なのか、この時間帯にDXSCAPEへのスポットは無かったため、コールする局数が少ないのかも知れない。

先方局も昨日と同様、-18dB / 2Slotsでデコードできたが、直ぐにデコードレベル以下に沈み、次第にコールするJA局も数局にまで減る。一度、浮上するも再びデコードできない状況になり一旦送信を停止。次の上昇タイミングを待ってBand Scope(Wide Graph)の300Hzあたりを凝視し続け、シグナルを示すDotsの「光彩」が鮮明になり始めた頃を見計らってコールを再開したところ2コール目でリターンを得た。こちらのSNRは昨日と同様に「+00」。シーケンスが続かないことを懸念していたが無事「RR73」を受領できた。

これで本日のQSOがPirateでは無く且つ10%の「データ欠落問題」に該当していなければ Log Searchに反映され"Mission Accomplished"となるのだが..

ちなみに今回、送信出力は800W、RDPの方向は真北(南)に向けており、東(西)に振るとシグナルは下降した。QSO後、暫くは-18dB程度で比較的安定してデコードできておりBand Scopeで見ると以下のとおり。今回、この光彩の色の変化をひたすら観察する30分間であった。



2020年3月2日月曜日

78. DX運用日誌(39)

<3/1>
朝4時半頃から7MHzでワッチ開始。7.056MHzでVP8PJをコールするEU局が多数見えるが、この時間帯に
JAとの伝搬はないようである。DXSCAPE(WW)で9Q1C(Rep of the Congo)をEU局がスポットしており、ワッチするとピークRST419程度で入感。+1KHzのスプリットで何度かコールするとQSBのボトムでリターンがあり、コールを繰り返してリポートを送信。QSOのタイミングは一致していたが、先方がこちらのコールサインを確実にコピーしてくれたかどうか自信が持てず、QSOの録音(音源)で確認するも100%とは言い切れない。LoTW/OQRSは未対応のため、QSLを請求することで確認する。


6時を過ぎた頃から7.010MHz CWでTU5PCTが入感。シグナルは次第に強力になりピークでRST579まで到達。パイルアップの中、+4KHzでコールしているとJA1AFI でリターン。コールを打ち直している時に運悪くMemory Keyerが暴走してしまい、結果、コールサインが訂正されないまま終了。NEW Band/Mode を得るチャンスであったが、肝心なところで逃してしまう。どうやら7MHzでは縁がない..と諦めて外出。

17時過ぎに7.056MHz FT8でVP8PJをコールするJA局を確認し1707時に-16dBで入感。
2slotsで応答しておりコールするもデコードレベル以下に沈むことが多く、コールを中断して静観していると、17時45分頃からいきなり4slotsで取り始める。多い時には8slotsでしかもSNRが-11dBと強力に入感。急いでコールするもバンドを埋め尽くすパイルでリターンは得られない。その状態が20分ほど続いて先方のリターンがパタリと止む。絶好のチャンスを逃したか..と思っているとDXSCAPEでPirateではないのか・・とのスポットが複数書き込まれていた。
その後、GLの無いCQや+4dBのCQが入感するも誰にも応答せず、更にDF1590HzでCQを出すなど不審な運用が目立つ。特異的なコンディション上昇であったのならば、今後のチャンスも広がり喜ばしいが、後半の不自然な運用は偽物である可能性が否めない。もしそうだとすると、こうした迷惑行為を平然と行うこと自体が驚きである。昨日のCWに続き、このPeditionでは何かと妨害をする場面が見受けられ残念としか言いようがない... 


<3/2>
早朝4時過ぎに7MHz FT8 で東アフリカのV51WC(Namibia)が-19dBが入感。5分ほどコールしてリターンを得た。Namibiaはアクティビティが高いのかFT8では4局目のWkdとなった。その後、SU0ERA(Egypt)のCQが-10dBで入感。DF489Hzに対して200Hzほど下でコール開始。しばらくすると「CQ F/H 7100」のアナウンスがあったため、Settings/Frequenciesメニューで新たに7.100MHzを追加し待ち構えていると、-13dB/4slotsで入感。2回目のコールでリターンを得た。