2020年3月4日水曜日

79. DX運用日誌(40)

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新型コロナウイルス感染拡大の影響で時差出勤を行なうことになり、結果、VP8PJのPedition終盤の今週、夕方の時間帯に7MHzでコールするチャンスが訪れた。

18時頃から7.056MHz FT8 をワッチすると既に30局近くのJA局がコールしており、先方局も-18dB / 2Slotsでデコード。先にピックアップされたJA3局が抜けたTx Freqでコール開始。途中、何度もデコードレベル以下に落ちるが、この入感の様子がPedition当初と同じであり、かえって「本物」であるとの信憑性が高まる皮肉な結果に..

信号が弱く且つ激しいパイルアップのため、あまり期待せずにコールしていたところ、6分程して「+00」でリターンが得られた。しかしながらSNRは-24dBであり「RR73」を受領できず、「R-24」を送り続けるも再浮上することなく未完に終わった。

先方側で「RR73」が送出されていれば、Log Inの可能性もあるが、あいにくLog Searchは2/28からアップデートされておらず確認する術がない。残る運用期間は現地の3/4迄とのアナウンスがあったことから、明後日の夕方迄に再チャレンジするしかない状況。それまでにWkdが確認できれば良いのだが、今回のリターンもPirateであった可能性もゼロではない。


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17時過ぎに7.056MHzをワッチするとVP8PJをコールするJA局が10局ほど確認できる。丁度入感し始めた頃なのか、この時間帯にDXSCAPEへのスポットは無かったため、コールする局数が少ないのかも知れない。

先方局も昨日と同様、-18dB / 2Slotsでデコードできたが、直ぐにデコードレベル以下に沈み、次第にコールするJA局も数局にまで減る。一度、浮上するも再びデコードできない状況になり一旦送信を停止。次の上昇タイミングを待ってBand Scope(Wide Graph)の300Hzあたりを凝視し続け、シグナルを示すDotsの「光彩」が鮮明になり始めた頃を見計らってコールを再開したところ2コール目でリターンを得た。こちらのSNRは昨日と同様に「+00」。シーケンスが続かないことを懸念していたが無事「RR73」を受領できた。

これで本日のQSOがPirateでは無く且つ10%の「データ欠落問題」に該当していなければ Log Searchに反映され"Mission Accomplished"となるのだが..

ちなみに今回、送信出力は800W、RDPの方向は真北(南)に向けており、東(西)に振るとシグナルは下降した。QSO後、暫くは-18dB程度で比較的安定してデコードできておりBand Scopeで見ると以下のとおり。今回、この光彩の色の変化をひたすら観察する30分間であった。



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