2020年3月13日金曜日

81. DX運用日誌(42)

<3/10>
先週から引き続き時差出勤と在宅勤務で、平日7時台のカリブや夕方のアフリカ方面を狙うチャンスができた。本日は7時前に14MHz FT8でカリブのVP2EME(Anguilla)のCQが-20dBで入感。直ぐにデコードレベル以下に沈んでしまうが、15分ほどして再浮上しCQを連発。SNRはピーク-16dBまで上昇しチャンスと思いきや、コールされている他のJA局も殆どピックアップされずにそのままフェードアウト。今後も難航が予想される。

DXSCAPEによると、4U1UNが
昨日14.090MHz F/Hでアジア向けにサービスしていたようだが本日は入感なし。不定期の運用のため待ち構えるのは困難かもしれない。
夜の20時過ぎからは7MHz FT8でCuba局が数多く入感(B4を含めると10局ほど)。未交信の5局を順にコールして3局をWkd。

<3/11>
朝6時にアフリカ南部のPedition局9J2LA(Zambia)を7.060MHz F/Hで確認。既にEU、JAの総勢30局ほどのパイルアップとなっていたが、暫くして5スロットでもデコードできるほどSNRが向上しスムーズにQSOが進行している。先にピックアップされたJA局のTx Freqの付近に設定し5分ほどコールして「-04」でリターンを得た。その後も1時間程度、安定して入感しており多くのJA局がQSOされている様子。

その他、7MHzではアフリカ北部のEA9ACL
(Ceuta)をWkd。EA9としては5局目となるが、過去いずれの局もLoTW未対応のため未だCfmできていない。今回も直ぐにeQSLを発行していただいたが、QRZ.comを見る限りLoTW未対応のようである。

14MHzではカリブのJ68SS(Saint Lucia)がFT4で+1dBで強力に入感し難なくWkd。その後、HI8AYR(Dominican Republic)のCQが-19dBで入感。2回目のコールで「R-23」でリターンを得たがSNRは-26dBとぎりぎりであった

14時過ぎに9J2LAが14.086MHz F/HでQRVしているとのスポットがEU局から上がる。ワッチするとJA局を含め2〜3局がコールしているのが見えるだけで先方は入感しない。暫く静観しているとようやく-17dBで入感。深いQSBのためデコードできないシーケンスがある中、コール開始後4分ほどして「R-12」のリターンを得た。しかしながら先方からの「RR73」をデコードできないまま一旦終了。

このPeditionではリアルタイムでのLog Searchが可能であり、チェックするとLog Inが確認できた。再チャレンジするか否かの判断も直ぐにできるので Dupe数も大幅に削減され、とても効率的である。



<3/12>
朝6時過ぎに14.016MHz CWでカリブの記念局VP2VB(British Virgin Islands)がピークRST559で入感。+1KHz Upでコールするも激しいパイルアップでリターンが得られない。7時過ぎには14.185MHz SSBにQSYしてオンフレで運用。CWと比べ信号強度は落ちコールできるギリギリのレベルのために静観していると、少し強度が持ち直し14.195MHzで+10KHzのスプリット運用が始まった。
激しいパイルアップで太刀打ちできないまま1時間以上が経過し、信号がかなり弱まった頃にようやく「・・One Alfa Fox ・・」が聞こえる。しなしながら運悪くオンフレでBY局がコールし始め、それに引きづられてかUA局も出てくる始末... 3回ほどコールを繰り返してQSOを終えるが、確実にコールサインがコピーされているか不安が残るままタイムアップ。
夕方17時過ぎからは7.019MHz CWで入感。ピークRST539程度であるが、この時間帯7MHz特有の音声?による酷いQRMと激しいパイルアップにより何度もコールを中断。それでも長時間に亘り入感しており、夕食などを挟んで断続的にトライして20時20分にリターンを得た。こちらもギリギリの交信であったが、後からCLUB LOGをチェックして、SSB/CWともにLog Inを確認できNEWエンティティ1Upとなった。


<3/13>
朝5時半過ぎに14MHz FT8でVP2VBがQRVしているとのスポットを確認し、ワッチするもコールしているW局が見えるのみ。そのうちJA局も何局かコールされてリターンもあるようだが、こちらでは全く入感しない。
6時18分にようやく-19dBで入感しコール開始。先方は2スロット程度で応答しており、コール開始7分後に「-11」でリターンを得た。その時のSNRは-23dBであり次のシーケンスでも「-11」が繰り返され、結果として「RR73」を受領できずに終了。
コンディションは上昇傾向にあり、最大6スロットでリターンを返すこともあるので再チャレンジすることに。しかしながらこの時点でデコードできているだけで40局以上のパイルアップとなっており、JA・アジアを中心にピックアップしてくれてはいるが、中々リターンが得られない。Tx Freqを変えながら30分ほどコールし7時前にようやくリターンがあり、無事「RR73」を受領。その後、9時頃まで安定して入感。昨日の7MHz CW運用と同様、長時間(3時間以上)に亘りサービスしてくれた事に感謝。




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