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2020年5月4日月曜日

90. 東京コンテスト参加

ゴールデンウイークも引き続き外出自粛ではあるが、50MHzが賑やかになる季節でもあるので「東京コンテスト」に参加してみた。
エントリーしたのは、都外電信電話の50MHzシングルバンド(2X50)。国内コンテストは久しく参加していなかったが、よく考えればSSBでの国内QSO自体一年ぶりである.. 筆不精ならぬマイク無精というところか。

9時のスタートからSSBで入感局をコールし始め、暫くして50.380付近でCQのRunに移る。
やはりCQ Runの方が効率的に局数を伸ばすことができる気がするが、CTESTWINでのリアルタイムロギングが不慣れで思うように捗らない.. 1時間程で40局QSOした後にCWに移る。こちらも先ずは聞こえている局を一通りコールして、その後、50.285付近でCQのRun。スピードを抑えてゆっくりと流している感じの方が、コールいただく事が多い気がする。

アンテナの向きは終始、西方向であったが、6エレでも結構サイドが切れるため、1エリアでも信号が微弱だと北か南の方角に(どちらか判らず)頻繁に廻す必要があった。

午前中の3時間で85局とQSOし、昼食休憩は取らずに午後も上記ルーティンを繰り返した結果、15時までに合計で135局とQSOできた。マルチは特に意識せずに入感している未交信局を順にコールし、終わってみると47マルチの出来高。これが多いのか少ないのかよく分からないが、関東エリアでは都内を多く取りこぼしており、栃木や山梨ができていない。反対に遠方では、愛知、三重、奈良、山口、長崎をWkdできた。Eスポの発生は気づかなかったが、4、6エリアは50MHz特有?のスキャッターかダクトによる伝搬と推察する。

Raw Scoreを集計すると9,300点程度。CQ Runingにもっと時間を割いていれば、局数と都内のマルチがもう少し伸びて
1万点台を狙えたかも知れない。国内コンテストもFT8と同様、実戦で学ぶことが多い。



2019年10月28日月曜日

49. DX運用日誌(15)

<10/26>
CQ World Wide Contest SSB が朝9時から始まり、この時間帯はカリブ海方面の伝搬があるのでNEWエンティティ狙いでワッチするもアジアのQRMに阻まれることに..コンテストのスタートダッシュでは仕方がないので諦めてFT8に移る。



FT8はコンテスト中にも関わらず相変わらずの盛況ぶりで、先日、21MHz兼用のロータリーダイポール(714S-3)が「それなりに」使えることが分かったのでワッチのルーティンに加えた。すなわち、14MHz FT8 → 14MHz FT4 →7MHz FT8 →21MHz FT8 といった具合。


改めて21MHzをワッチするとアジアから中近東辺りまで入感しており、先ずコンテストでXU7AMO(Cambodia)、A73A(Qatar)とQSO。その後、FT8でEK1JJ(Armenia)と何故かOD(Beirut/Lebanon)の3局を確認し、それぞれ250W程度で数回コールして難なくリターンを得た。感覚的には14MHzよりも早くリターンを得られた気がする。


午後は、14MHzでのEU・AF方面を期待してDXSCAPE(World Wide)で欧米局のSPOTをチェック。NEWエンティティ局がQRVしていることを確認するも、こちらでは殆ど聞こえない状況ではあったが、C37NL(Andorra)、D4C(Cape Verde)がRS:41程度で入感してきた。
信号強度が上がるのを待ってコールするも「EUの壁」に阻まれてなかなかピックアップされない。それでもC37NLは数分後になんとかリターンを得ることができた。しかしながらD4Cは30分以上コールしてもEUのパイルが止まず(直ぐにクラスターにアップされてパイルが途切れない...)そのままフェードアウト。

22時を過ぎて7MHzで9K2K(Kuwait)が59+20dBで入感し猛パイルになっている。NEWではないのでパイルアップに参加することは止めて、どのタイミングで相手局をピックアップしているのか、何か傾向らしきものはないかチェックすることにした。10局ほど聞いていると、ピックアップされている局には、コール開始時の他局との「間合い」とコール時間(長さ)が割と共通していることが伺え、試しにそれを参考にコールしてみると一回でピックアップされた。

<10/27>
朝7時過ぎにDX Pedition局のD68CCC(Comoros)を7MHz/CWでWkd。昨日の午後にも14MHzでQSOできていたが、今朝は7時前からQSBを伴い強力に入感している。結構なパイルアップになっていたが、+3KHzにTx Freqを設定してコール開始と思いきやスプリット設定を外したままオンフレで呼んでしまう.. 他局から「Up !」 のご注意を受けてしまい猛省。ほどなくしてコールバックがあり、これで2Band/2Mode でWkdできた。


その後、14MHzに移るとカリブ〜中南米が開けており、コンテストで V47T(St. Kitts & Nevis)、FY5KE(French Guiana)、J68MD(St. Lucia)と続けてWkd。PY0F(Fernando de Noronha)は入感するも、呼べるほどの強さまで信号が向上せず断念... コンテスト中のカリブ海周辺局とのQSO状況をMapにすると以下のとおり。※赤印がNEW
エンティティ


午後になって、13時前に14MHzのロングパスでアフリカのV55A(Namibia)をWkd。その後、SU8X(Egypt)がピークRS:53程度で入感しており、30分ほどコールするもリターンが得られない..パイルアップがおさまり単独で呼んでもコールバックがないために断念。17時頃にはショートパスでCR3DX(Madeira Islands)がRS:41〜52程度で入感。こちらも「EUの壁」と「BYの混信」より交信には至らず。両者ともあと一歩であったが、今のコンディションでアフリカを追いかける困難さ(特にPhoneでは)を痛感した。


結果、コンテストでQSOできたNEWエンティティは4つに留まり、確認できた(入感した)未交信エンティティ(PY0/FM/D4/ET/SU/CT3)を含め数えてみると打率4割というところ。あと2つくらいは伸ばしたかったが、次回(WW/CW)の楽しみに取っておく..と前向きに考えることにしてコンテストを終えた。

2019年7月10日水曜日

30. 6m AND DOWN コンテスト2019 参加

7月6日、6m AND DOWNコンテストに参加。国内コンテストへの参加は、今年2月の京都コンテストから2回目であるが、本格的?に参加したのは1エリアでは今回が初めてとなる。※高校生の時にALL JAコンテストに参加して50MHz部門で5位に入賞したとき以来。

今回エントリーしたのは50MHz/CW部門(C50)。結果は約160局と交信しマルチは35獲得した。
交信局数については、殆どCQは出さずに呼びに回ったこともあり伸び悩んだ。
マルチについては、コンディションにも恵まれ、初日からEsで8エリア、6エリア、GWまたはスキャッターで3エリア、5エリアが獲得できた。9エリアとの交信ができなかったのは残念であったが、CW限定でもこれだけの都道府県と交信できることを改めて実感した。


時間毎の交信実績はグラフのとおり。夜2時から6時までの約4時間は、睡眠休憩を取ったのでゼロ交信であったが、それ以外の時間帯は、ほぼ無線機の前で過ごし、ストイックにコンテストに参加すればどの程度スコアを伸ばせるものかを試すことができた。実質14時間のオペレーションで、160
局ということは、1時間あたり11局。5分に1局のペースで交信したことになる。


<備忘メモ>
●全国的に荒天であり、初日は特に風が強く風切り音が気になるほど

 であった。
●送信出力は、ベアフットで200W。マルチ狙いでパイルを抜く時のみ
 リニア(500W)を用いた。
●コンテストが行われる帯域(50.250-50.300MHz)は混み合っており

 狭く感じられたが、無線機の近接混信除去機能により、混信の影響
 は殆どなかった。
●コンテスト中、Phoneの様子を聞きことはなくCWに集中した。
●ある熊本局が時間帯に関わらず入感していた。何らかのパスがあった

 のかもしれない。
●北西ビーム方向で四国の局が信号強度が最大値になった。