2024年5月7日火曜日

290. 50MHz DXing 2024(3)

4月後半からGW明けにかけて、新たに4エンティティの入感があり、そのうち2エンティティとQSOすることができた。

●カリブオープン
4/24の深夜23時頃からロングパスによるカリブがオープンするも就寝中で気づかず。 
翌日、PSKReporterをチェックするとV26OC,FG8OJ,WP4G,CO8LYなど、これまでにQSOできている局が入感していた様子。その後、数日は同時間帯をワッチ(自動受信)するも入感することはなかった。  

●E6SP(Niue)-Decorded-
4/25の夕方に入感するもデコードできたのは数シーケンスのみ。同局はシングルオペによるDXペディションで、同じバンドに長く留まらずにQSYする傾向があり、今回、Livestreamを見ていても短時間の運用で早々とHF帯にQSYしたことを確認。

●A52CI(Bhutan)-Worked-

4/26の17時半頃からコールするJA局が見え始め、多い時で20局ほどがコールされている。PSKReporterをチェックすると、こちらではデコードできない3エリア以西局を含め広範にオープンしている様子。
 
ネット情報によると伝搬は南西方向のスキャッターらしいが、アンテナを向けるも僅かに光点が確認できる程度であり、19時頃にコールが止むまで終始デコードすることはなかった。

2日後の4/28、17時半過ぎから同局をコールされている局が見え始め、アンテナを220度辺りに向けて待機していると18時前に-13dB/2ラインで初入感。
 
デコードは散発的であったがコール開始10分程でリターン。しかしながらSNRは悪くFalse decodeの疑いが濃厚のため4回目の「R-23」で送信を停止し再トライすることに。

その後、コンディションは上昇しピークで-8dB/4スロットで入感。7エリアから6エリアまで広範にピックアップしており、激しいパイルアップとなっていることが伺える。
何度もDFを変えながらコールするもリターンを得ることなく19時半過ぎにCQを連続送出した後QRTした様子。

再チャレンジとして1時間半程コールしたがリターンは得らなかったため、最初のリターンで”In Log”となり、MSHVの設定(No Dupes)で自動排除されている可能性があると推察。翌日、CLUBLOGが更新され Wkdを確認できた。

●3G0YA(Easter Island)-Decorded-
5/1の11時頃より同局をコールされている1,2エリア局が現れて多い時で20局ほどが見える。
アンテナ方向が判らず90~160度で探りながらワッチするも、120度辺りでWide Graph上うっすらと光点が見える程度でデコードには至らず。
SNSの情報では1~6エリアで小一時間ほどオープンしていたようであるが、入感の可否は地域差と設備差が大きかったと考える。

GWの最終日(5/6)10時過ぎから数局がコールされているがこちらでは入感せず。10:38になってCQシーケンスが-21dBで初入感。コール開始するもデコードが続かず、Livestreamを見ても50MHzでのQSOが殆ど進んでいないことが判りコール中止。


●3D2CCC(Conway Reef)-Worked-
Rebel DX GroupによるDXペディション。ロケーション的にはフィジーとノーフォーク島の中間に位置し、両島とも連日強力に入感し
ているので、入感の期待は高まる。

GW期間中、夕方の時間帯はアンテナを150度に向けて待機していたが、5/5になって16時頃から3D2AGが強力に入感し始める中、17:38にCQシーケンスを-19dBで捉えた。
同じピリオドで3D2AGが近接に出ていることになり、3スロットのうち1つがマスキングされて
デコードは安定しない。
1~6エリアまで広範にオープンしているようであるが「+0n」のレポートを返した1エリア局にも「RR73」に至らず他局に移ってしまうケースが散見されるため、入感の地域差もある様子。
 
DF1,858Hzでコ
ールしていると10分程でリターン。その直前に送信を中断しDFを612Hzに移っていたが、次のシーケンスで「RR73」を受領できた。

その後も安定して入感しており最終デコードは18:49。当地では1時間以上オープンしていたことになる。

GW期間はこの他にもシンガポール、カンボジア、ウォリス・フツナ諸島なども入感していた。