2022年6月25日土曜日

211. 50MHz DXing 2022(9)

<6/12>
6時半頃からアメリカ北東部がオープン。06:43にNC州のAF4HXをコールしリターンを得た。73未受領ながらLoTWで確認できWASを1つ伸ばすことができた。その後9時半頃までオープンしている様子であったが、こちらには殆ど入感せずQSOはこの1局に留まった

13時過ぎからウクライナ、ギリシャ、イタリア、ルーマニアの数局が入感。13:40に モルドバのER0FEOをコールされている1エリア局を確認。
15時前にアラスカのNL7Sが入感、コール開始後20分ほどでリターンを得た。16時半頃にヨーロッパ方面がオープンし4O3Aが入感。17時頃にEA3NW,E74Kをデコードするも直ぐにフェードアウト。4O3Aだけが安定して入感している。
18時頃からスペイン、ポルトガルが
入感するもQSOには至らずに終了。

<6/13>
6時頃に南米のPZ5RAをコールされている1エリア局を確認。7時過ぎにMA州が入感し7時半頃にWA1NLGとQSO。アンテナは少し南寄りに向いているが出先なので補正できない。その後も少しづつ入感し始めて、ピーク時には1ピリオドで10局ほどデコードできるが、次のピリオドで殆ど見えなくなるほどQSBが短くて深い。
入感している州はMA,NHが多く、次第にME,NY,NJ州が見え始める。WAS未WkdのCT,DE,TN州もそれぞれ入感するもSNRは-20dB前後と低くデコードが続かない。9時頃までオープンは続いていたがタイムアップ。結果はQSO順にMA,NH,ME,NJ,SC,AL州の6局であった。


<6/15>
朝、7時前9Y4Dコールされている1エリア局を確認。いつもながらこちらでは入感はない。
16時頃GU8FBO、16時半にはCT3IQ,CT3HFを4エリア以西の局がコールされている。18時前に4Z1UFが-13dBで入感。18時半過ぎからTT8SNをコールする1エリア局を確認。この日は結局、ヨーロッパは入感せずに終了。

<6/16> 
14時過ぎからドイツ、ノルウェイ、スロベニアの常連局が入感。15時には4O4Aが-17dBで入感。4U1AもQRVしている。今季初となるボスニアヘルツェゴビナを2局Wkdしたほか、QSO B4のTK5JJからもコールされたので応答。
コンディションのピークは16時半頃。最大で1ピリオド18局ほど入感するも大半がQSO B4でしかも長くは続かない。それでも未交信局を見つけてはコールする運用で17:45までに8エンティティ15局とQSO。今年はノルウェイがよく入感している。

17時過ぎからG,GM,MD0CCEをコールされている1エリア局を確認。こちらではQSO B4のイングランドのみデコードできた。

<6/17>
16時半にEA7Lが-20dBで入感するも一度限り。その後、D44EO,ZB2GI,CN8LIなどをコールされている2エリア以西の局を確認。こちらでは入感の兆しはない。
17:45にEA8/DF4UEが-17dBで入感。何度かコールするも信号は不安定で暫くしてフェードアウト。EA8DBMはいつもながら安定して入感していた。

18:15頃から西日本の方で、GU8FBO,GW7SMVをコールされているがこちらでは入感はない。20時頃になってスポット的にイタリアとスペイン局が入感。未交信局をコールするもデコードは長くは続かずにフェードアウト。

<6/20>
朝はND7Mがスポット的に入感。
1600時頃よりER5GB,EA9ABC,ZB2GI,GU8FBO,LX1JX,その他GI,EI局をコールする西日本局、7/8エリア局を確認。先週からBand NEWのQRVが続くが、当地は「蚊帳の外」であり、入感はOHs,SV9CVY,EA6VQ,4X4DKのみであった。

<6/21>夏至
6時半にW6UCが-10dBで入感。その他、東海岸、XEの常連局をコールされている局を確認するもオープンは小規模且つ限定的のようであった。
午後からはクエート、イスラエルが散発的に入感。16時半頃に9K2HNが-18dBで入感しコールするもリターンは得られずにフェードアウト。

<6/22> 
帰宅後17時半頃にSP2QBQが-20dBで入感。コールするも直ぐにフェードアウト。他はQSO B4のYL2AO,3Z30PARなど。夏至を挟んでこの3日間、期待していた"Big Open"が訪れることはなかった

<6/24>
17時前からポーランドがオープン。多い時で1ピリオド8局ほど入感するも、10分足らずでフェードアウト。その短い間に未交信の3局とドイツ、チェコ局をWkd。1715時頃からクレミアのR9KA,UB7Kが入感。先ほどまで見えていたポーランドは全く見え無くなったる。18時前に再びポーランドが入感しSP9HWYをコールしてリターンを得た。この日、
8日ぶりのヨーロッパとのQSOとなった。

2022年6月11日土曜日

210. 50MHz DXing 2022(8)

<6/5>
14時過ぎに小規模ながらヨーロッパがオープン。入感はYT9A,DK1MAX,DK8NEなどの常連局のみ。15:22にDL8CKLが-16dBで入感しコール。ヨーロッパとのQSOはこの1局限りであった。

19時過ぎにモンゴルのJV1Aが入感。MSHVの4スロットで運用しておりデコードできないピリオドも多い。コール開始後、程なくしてリターンを得たがシーケンスが進まず何度も「RR73」を繰り返してようやく「RRR」を受領した。

20時前からA71VVが入感。SNRはピーク-9dBと良好であるが、主に2,500-3,000Hzで相手のDFにQSYしてリターンを返しており、この500Hz間に多くの局がひしめきあっている状態。DFを変えながら30分ほどコールするもあえなく落選..

20時半過ぎから7Z1SJ,A92GE,4X1SK,OD5ET,HZ1BW,SV9CVYなどの常連局が入感。いずれもQSO B4のためワッチのみ。

21時前からキプロスの5B4AGN/AMRが入感。SNRはそれぞれ-15dB前後。「73」送信のタイミングで交互にコールするもリターンは得られずフェードアウト。AGNは昨年クリーンにWkdできたつもりであったが、一向にLoTWに反映されないためメールで問い合わせたところ Not in logとの返答.. 今回リベンジは果たせなかった。

<6/6>
15時頃にPCリモートでワッチするとモルドバのER5GBをコールされている2,6エリア局を確認。こちらでは入感はなかったが16時前からヨーロッパがオープン。2エリア以西が中心のようであったが30分ほどよく見えていた。以下、時系列での入感局とSNR値*はQSO B4

1559 4O3A* -16
1600 E73S* -15
1603 LZ2CC -13
1604 SV9CVY* -15
1607 SV8DTD -16
1614 HA8FK* -22
1616 IK7EOT* -19
1617 R9KA* -19
1618 5B4AGN -19
1623 OK1NP -16
1625 DL1YM* -19
1627 LZ2JA* -12
1629 DK1MAX* -14
1631 S52DX* -11
1633 SV1DH* -20

<6/9>
6時半頃から7時過ぎまでカリブ、南米をコールされている1,7エリア局を確認。オープン時間はそれぞれ数分程度のようであるが、いずれもこちらではデコードできず。時系列に並べると以下のとおり;
HK6G/HK6RF
PJ2BR
9Y4D
WP3R/WP4G
FG8OJ
HH2AA
その後、北米のCA,KS,TXを中心にオープンし20局ほどQSO。いつもながら深いQSBのため「73」未受領となった交信が少なからず発生。

15時半からヨーロッパがオープン。ドイツ、チェコ、フランスのほかスイスも数多く見える。コンディションのピークは16:15〜16:30頃。多い時で1ピリオド20局以上が入感するも
その半分はQSO B4。未交信局を選んでコールし21局とQSO。入感は断続的に18時半頃まで続いた。

コンディションがピークの頃にHB0CC,夕方よりGI,EI,GD(MD0CCE)をコールされているJA局を確認。昨年QSOしたTK5JJやEA8DBMは長時間に亘り安定して入感していた。
本日、SSNは21にまで低下しているが、マルチホップEs によるDXは(当地では)今期最大のオープンとなった。


<6/10>
昨日に引き続き14時過ぎからヨーロッパがオープン。同時にVE,W7,KH6も入感している。
コンディションのピークは15時半頃で最大
1ピリオドで20局ほどをデコード。オープンは断続的に19時半頃まで続き計23局とQSO

16時半頃からGW4SKA,CT3HF,GU8FBO,MD0CCE,HB0CCをコールされている局を確認するもこちらでは入感なし。
18時にGU8FBOが-17dBで入感。直ぐにデコードレベル以下に沈むも、5分後に再浮上し"CQ JA"を連発。途中から送信出力を800W程度まで上げてコールするも届かずにフェードアウト。

本日のオープン中、4O3A,EA8DBM,TK5JJは長時間に亘り入感しており、昨日に続き多くのJA局にBand NEWをサービスしてくれている。

<6/11>
早朝5時前から北米西海岸が入感。コールするJA局が少ないせいかサクサクとリターンが返る。30分ほどでアラスカを含むWA,ORの7局と
QSO。オープンは8時前まで続き後半はFL辺りまで入感。

PSKReporterをチェックすると05:15頃にカリブのV31AE,ZF1EJが1エリア局をデコードしている。こちらでも06:07にZF1EJを-16dBでデコード。一年ぶりの入感と
なったがデコードできたのは3ピリオドのみで再び浮上することはなかった。Hamspot.netをチェックするとこちらの信号はデコードされていたので(昨年も同じパターン..)次のチャンスに期待したい

7時頃までV31AE,PJ4MMを1エリアでもコールされていたがこちらでは入感はなかった。
今のところ、こちらでのカリブ入感は殆どないが、コールされているエンティティやJA局の数および入感の頻度は、昨年のこの時期と比べると多いようである。

午後は15時頃よりドイツ、ポーランドが見え始め次第に広域にわたり入感。
昨日よりも入感局数は少なく、1ピリオドで5局ほどがデコードできる程度。1時間経過して一旦コンディションは終息するも、再びスペイン〜イタリア辺りまで入感し始めてオープンは20時頃まで続いた。
未交信局を断続的にコールし、終わってみれば昨日と変わらず23局とQSO。

ヨーロッパ方面のBand NEWは入感しなかったが、5
0.323MHzでSU1SK,LX1JX,D4L,HB0CC,MD0CCEをコールされている1エリア局を確認。
本日の出来高は以下のとおり;



2022年6月4日土曜日

209. 50MHz DXing 2022(7)

<5/30>
19時頃から中東のA62A,A41NNをコールされているJA局を確認。西日本中心のオープンのようであったが19:36にA41NNを-18dBでデコード。こちらでは見えない局をピックアップしており、激しいパイルアップになっている様子が伺える.. DTが-0.7secシフトしていたので補正してコール開始。20時前にリターンが得られた。

同時間帯にVU2GSMが-15dBで入感。SNRは不安定でデコードできたタイミングでコールしていると20:24にリターン。信号が沈みかけたタイミングと重なり「73」未受領で終了。

<6/2>
朝8時頃からKH6の3局が入感。そのうち未交信のKH6TUをコール。SNRはピーク-4dB程度まで上昇しコール開始後7分ほどでリターンが得られた。


<6/4>
7時半頃からXE2MLほかW局をコールされているJA局を確認。07:50にXE2ORが-16dBで入感。コールするも数分後にはデコードレベル以下に沈み、そのままフェードアウト。こちらの信号
は届いておりSPOTされていた。

8時過ぎに50.323MHzをチェックするとW局が5局ほど入感している。WASで残しているミシシッピ州のW2GSをコールし
てリターンを得た。入感する局の半数はQSO B4ながら未交信局を選んではコールし MS,IA,IL,MO,TXの計6局とQSO。

W局をコールする途中でカリブのZF2EJ,CO2XN,P43Aをコール&QSOされている1エリア局を確認。こちらには入感はないが Hamspot.netをチェックするとCM2XNから-16dBでデコードされている。注意しながらワッチするもいずれの局も入感は叶わなかった。

今朝の北米とのQSOは全て50.323MHzとなり、odd/evenのバッティングや国内QSOの被りがなく快適であった。この慣習がWorld-wideに定着すれば良いのだが..

午後はPSKReporterを見ると1エリアで北欧辺りまでパスが伸びているようであるが、こちらでの入感はない。夕方の17:49にUAEのA62Aが-17dBで入感。DFを変えながらの1stコールでリターンが得られた。
18:48には9N7NQのCQシーケンスが-7dBで入感。コール開始後、何度かTx Freqに被りがないか確認のためワッチすると、見えるだけで80局ほどがコールされている..
長丁場になることを想定し送信出力を落として気長にコールしていると、50分ほどしてリターンが得られた。
20時頃には、複数のカザフスタン局のほか中東の7Z1SJ,9K2YMが入感。いずれも昨年QSO しているのでワッチのみ。バインゴリン・モンゴル自治州のBG0ATEもQRVしていたがコールするもフェードアウト。


2022年6月2日木曜日

208. 5月のレビュー

<サマリー>
QSO数は114となり前年同月(402QSO)の1/4程度に減少。前月比較でも微減したが、ハイバンドのコンディションは引き続き良好且つVU4WのDXペディションもあり、
Band NEWは4月よりも多い48エンティティを積み上げることができた。
参考指標の年間DXCCは210エンティティとなり、5ヶ月目で昨年の220エンティティに近づいた。

<バンド/エリア別状況>
交信数が少ないこともありバンド別の傾向は特に見られないが、ローバンドはコンディションが優れないことから数局に留まった。エリア別ではVU4Wをマルチバンド/モードで追いかけたことやネパールのペディション局とのQSOによりアジアがトップとなった。
今月のNEW Entity(ATNO)はアンダマン・ニコバル諸島のVU4Wのみ。その他、18/21MHzで割と珍しいエンティティをWkdできた。アフリカ、カリブ海の主なエンティティ/局は以下のとおり;

<50MHz DXing>
マルチホップEsによるDXシーズンの到来前にも関わらず6エンティティを追加できた。
特に一年越しとなったネパールや思いがけずにQSOできたインド洋のモーリシャス、ロドリゲス島など幸運にも恵まれた。
今年初めてのヨーロッパ入感は5/24。その後の3日間は小規模なオープンはあったものの、大規模なオープンがないまま月末を迎えた。今後、ヨーロッパ方面で幾つかBand NEWを伸ばすことができれば、年内に100エンティティを超える可能性もあるが、DX側のアクティビティの問題、入感の地域特性そしてタイミング次第であり、暫くは目が離せない状況が続く。