2022年1月1日土曜日

184. 2021年振り返り

2021年は4月末にアンテナをリニューアルし3.5MHzから50MHzまで9バンドでQRVできる環境を整えたこともあり、FT8でのDXを中心にアクティビティを維持することができた。

<QSO数>
年間のQSO数は1,729となり、2020年(1,716QSOs)とほぼ同数。国内・海外ともコンテスト参加は控えたことでQSO数は伸びなかった一方、3.5MHzとWARCバンドのQRV開始によりQSO数が増加した。モード別ではFT8(FT4)が97%となり、月別では5-7月の3ヶ月間において、WARCバンドでのBand NEWを追いかけ始めたことと50MHzでのマルチホップEsによるDXにより870QSOsとなり、年間の半数を占めた。


<DXCC>
Mixedで通算276Wkd/269Cfm(LoTWベース)となり、2021年の目標としていた270Wkdはクリアできた。DXCC Challengeは5月初旬に1,000Wkdを達した後、年末までに1.326Wkdまで積み上げた。年間のDXCCはMixedで219エンティティをWkd。同じDX局との同一バンド/モードでの重複は避けたが、一昨年に続いて200エンティティを超過した。
バンド別、エリア別のQSO状況は以下のとおり。昨年同様、50MHzでのQSOが最多となったが、これは50MHzでは近隣アジアを除き入感した未交信のDX局は可能な限りコールし、HFでは比較的珍しいエンティティとBand NEW以外は積極的にコールしなかったことに因る。エリア別に見るとヨーロッパが3割強を占めた。
エンティティ別でQSO最多となったのは、アメリカ次いでオーストラリア、イタリア。いずれも50MHzでのQSO数が多いことが要因。


<ATNO>
2021年にWkdできたATNOは17エンティティ。そのうちDX Peditionを含む期間限定でのQRVによるQSOは8局であった。常駐局では2020年に逃していた3V8SS(Tunisia)、EP3AA(Ethiopia)をWkdできたほか、SV2RSG/A(Mount Athos)と7月にCWでQSOできたのは感慨深い。



コンディションは総じて一昨年よりも良好であったと考える。特に9月頃からのハイバンドは連日盛況であり、また複数のDX Pedition局のおかげでオールバンドでDXingを楽しめた。
今年は更にSSNが上昇することから50MHzのF2層伝搬によるDX入感に期待。DXCCはDX Pedition次第ではあるが、Mixedで285Wkdを目指したい。