2024年11月15日金曜日

299. 50MHz DXing 2024(7)

10月末から11月前半にかけて引き続きコンディションの良い状態が続いており、規模の違いはあるも、ほぼ毎日、北米、南米、ヨーロッパのいずれか若しくはその全てがオープンしている状況。こちらでコンディションが良くQRVできた日を中心に纏めておく。

<10/30>
スマホリモートで朝7時半頃からワッチするとAZ州が-14dBで入感。その後、中西部から西海岸にかけて入感し始めて8時を回った頃には20局程が同時に見えている。

入感局の1/3程度がNEW局でありコールすると割とスムーズにコールバックが得られ、1時間ほどで12局とQSO。同じ時間帯で複数のコスタリカ局をコールされている1エリア局が見えるがこちらには入感はない。

15時過ぎにワッチするとSV5DKLが-16dB、SV9CVYも-13dBで見えている。16時頃にギリシャの2局が入感するもデコードは続かずにフェードアウト。

<11/1>

6時半過ぎに西海岸から中西部の6局ほどが見え始め、7時に回った頃にSD州のK7BGが-19dBで入感。2回目のコールでリターンが得られ久しぶりのWAS Award 1upとなった。

その後、コンディションは上昇してWY,KS,CO,NE州などが入感し8局とQSO。同じ時間帯でコスタリカをコールされている局が見えるが、こちらには入感はない。9時前にはXE2ATが-10dBで入感するもリターンは得られず。

<11/3>
8時前に西海岸から中西部辺りが入感し始め、10分程で20局ほどが同時に見える。半数ほどがNEW局であり、コールしていると他局からも呼ばれることも。

8時半頃には一旦弱まるもTX州を中心にIA州が再入感。PY2XBも同じ方向で見えている。前半はリターンがスムースに返り、1時間ほどでXEを含め16局とQSO。

14時にEUロシアのRK4FD(Penza)が-2dBで強力に入感。コールしていると、近隣のUA4HBW(Samura),UD3T(Kulebaki)が入感。いずれもモスクワの東南東300-700kmあたり。いずれもNEW局でありコールし続けて3局ともWkdできた。その後、1時間以上経過してもマイナス一桁台で入感。

<11/5>
夕方17時過ぎにスマホリモートでワッチするとヨーロッパ局をコールされている局が見える。
南西方向にアンテナを廻すとS5,SP,ESなど4局ほどが入感。NEW局が見え始めてコールしているとピーク時には20局ほどが同時にデコード。ルクセンブルグ局をコールされている方も見えるがこちらでは入感せず。フィンランドからイタリアまで広範に入感しており、リモート~帰宅後の1時間ほどで8局とQSO。

<11/6>
7時半前からワッチするとAZ,CO州の”QSO B4”局が入感。暫くするとNEW局も見え始めてコール開始し30分ほどで4局とQSO。
9時頃に再びワッチすると、多い時で12局程度が同時に入感しNEW局をコールするもリターン率は低い。

暫くするとPY2のNEW局が4局が入感し始めそのうち1局とQSO。10時半頃には再びPY4AQAが単独で入感。コールするも暫くしてフェードアウト。結果、出来高はVE,KL7,PY2を含め16局であった。

11時半頃からUA0(AS)が2局入感しNEW局とQSO。その後はUNの“QSO B4”が複数入感し14時頃にNEW局をWkd。再びUA(AS)が入感しMSHV/3スロットで運用しているUA9MAをWkd。

15時半頃から東欧を中心にUR,YT,LZ,YO,UA(EU)が入感。その後SV,SV5,SV9,4Xが見え始めるが“QSO B4”局が多く且つ入感は限定的。

JA側のオープンもエリア的に限定的なのか、それほどコールされる局も見えずLZ,YT,SV,URのNEW局からリターンが得られ午後の部は計9QSOとなった。

<11/8>
8時前にワッチすると北米がオープンしており、8時半を過ぎた頃には20局程度が一度に見える。半数程度がNEW局であり8局とQSOし9時頃にはフェードアウト。

17時頃からはヨーロッパがオープンし20局程度が一度に見える。50.323MHzでも5局ほどQRVしているが、いずれも"QSO B4"局。50.313MHzでNEW局をコールするもJA側が広範囲にオープンしているせいかリターンはなかなか得られず、QSOは4局に留まった。

<11/11>
リモートで7時半頃にワッチするとイースター島のCE0YHOをコールされている1エリア局が見える。アンテナを90度方向に向けると-15dBで入感。コール開始するもデコードは断片的であり20分程でフェードアウト。

同時間帯でXE,PY,LU,CXが数局見えており、NEW局が入感したタイミングでコールし9局とQSO。オープンは大規模とは言えないが断続的に11時頃まで続いた。

9:48にZP9HTLのCQシーケンスが-13dBで入感。CQを繰り返しており時折りリターンを返しているが15分程でフェードアウト。10時過ぎには複数のHC局が入感。NEW局をコールするも届かず。西日本ではHK局が入感&QSOされていたたようである。

16時半過ぎに再びワッチするとDXペディション局のVK9CVをコールされている1エリア局が見える。アンテナをダイレクト方向に廻すもこちらには入感はない。ネット情報によると西日本では強力に入感していた様子。翌日以降、夕方の時間帯にワッチするもQRVはあるようだがこちらでは入感はなかった。

<11/15>
7時半前にPY3AKSが-15dBで入感し数回のコールでリターンを得た。その数分後にCA州が入感し始め8時頃には20局ほどが一度に見える状況に。SNRはマイナス一桁台の局が多く、時折りPY,XE局も入感。


JA側も広範にオープンしている様子でありQRMとパイルアップが激しいことが想定され、リターンが得られない状況が続く。試しにオンフレでコールするとリターンが得られたり、SNRが低い局の方が(競り合わない為か)リターンを得やすい傾向が伺える。

50.318MHz/FT4でも数局とQSOし、2時間ほどのオープンでPYの3局を含め20局とQSO。
北米局がフェードアウトした後、10時頃からはVK3,VK7が強力に入感。同時に6局ほどが見えており、NEW局をコールして4局とQSO。

この日は16時過ぎにRA7A(EU Russia)をWkdしたことから、アフリカを除く5大陸とQSOできたことになる。