タワー建柱と八木アンテナの設置から丸一年が経過するのを機に、6月末時点でのQSO実績をレビューしてみた。
当初(2018年7月)は、夏場のコンディションであり、近距離を除いてDX局もさほど入感していなかったが、1kWにQROした11月頃からコンディションの上昇に伴いテンポよくエンティティを増やすことができたので、このあたりからLoTWで100エンティティを超えることと、WAZ(The CQ Worked All Zones Award)のゾーンを埋めていくことを意識し始めた。
<サマリー>
一年間のQSO数は、854件。そのうちの6割がDXコンテストでの交信であり、バンド別では14MHzが全体の8割を、モード別では全体の6割弱をCWが占めた。
<月別推移>
月別の交信数推移を見ると、DXコンテストへの参加が集中した2〜3月だけで総QSO数の過半数を占めている。コンテストを除いた通常のQSO数(318件)を母数にすると、月平均で27件となり、これは週末に6局ほど交信するペースであったと考える。
<地域・DXCCの状況>
交信の殆どは外国局であり、地域別のQSO数では、交信件数・DXCCエンティティ数ともにヨーロッパが3割を超えている。また、北米・アジアの交信件数の大半はDXコンテストによるものである。
50MHzでのQSO(51件)のうち44件がAsiaであるが、これは5/6月に発生したEスポ伝搬による中国、台湾、香港とのQSOである。
ちなみに国内は13件に留まっている。内訳は、京都コンテスト参加と50MHzでのGWによる3エリアとの交信であった。
アフリカ、カリブ海および中近東地域のエンティティは以下のとおり;
DXCCは現時点で153エンティティと交信できており、LoTWで110エンティティをコンファームしている。ちなみに1年以上前にQSOしていたエンティティも、この1年間で全てQSO(おさらい)できた。
新たにエンティティを増やした最初のQSOが、コンテストであったのか、DXペディションを含む普通のQSO?なのかに分類してみると、約6割が通常のQSOであった。但しコンテスト後に改めて交信したエンティティも数多くあるため(例:Canada)、DXコンテストだけに依存して(1局だけQSOして)NEWを増やしたものは全体の2〜3割程度であったと推察する。
また、NEWエンティティ全体の7割が14MHz(NEWの狩り場)となった。
WAZについては、38ゾーンまで交信できており(LoTWでは36ゾーンをコンファーム)残すところ2ゾーン。但し、Zone2 Zone34 の困難なところを残している。
<LoTWマッチング>
LoTWにアップロードした総QSO件数は940件。そのうち登録ミス・重複があるので(LoTWにはレコード修正・削除メニューがない)実質は930件程度であり、LoTWの登録率は43%となった。DXCCのコンファーム率は72%(=110/153)。次の目標は、150/200というところ。
0 件のコメント:
コメントを投稿