2019年1月26日土曜日

24. アンテナアナライザーによるSWR測定

今後のアンテナ設置・調整に向けてアンテナアナライザーをネットショップで購入。価格は43Kと思いのほか安かったので(定価70K)半ば衝動買い。

CAA-500Mark2
http://www.comet-ant.co.jp/new/HTML/products_peri_analyzer_1.html

これによりアンテナ固有のSWRが測定可能。(※厳密には同軸ケーブルの特性が含まれる)昨年、タワー/アンテナ建設時に業者が測定に用いていたモデルより新しく、液晶画面でグラフ表示できるタイプ。
 

早速、既存アンテナのバンド毎のSWR値を測定。結果は以下のとおり。

7MHz(318-40)
7.060付近が最小値となったがSWR1.4を下回ることはなかった。また、帯域幅はかなり狭く、下は7.015でSWR2.0を超過。上は7.110
でSWR2.0、7.153でSWR3.0を超過。ちなみにバンド幅上限の7.200ではSWR4.8という結果。
CWのDX狙いに絞るならば、ディップ周波数をもう少し低く設定すべき。
 


14MHz(318-40)
14.160付近でSWR1.0。14.050および14.240でそれぞれSWR:2.0となり、CWメインの運用では許容範囲であるが、7MHz同様、もう少し低い設定を検討。
 


21MHz(318-40)
21.100でSWR1.1。21.000でSWR:1.3、21.280でSWR:2.0となり、CWメイン且つSSBの低いところでは問題なし。
 


28MHz(318-40)
28.000でSWR:1.6。そこから1.1まで下がり28.700でSWR:1.5と運用帯域のほぼ全域に亘り、低く抑えらている。
 


50MHz(CL6DX)
50.000-50.500でSWR1.0の値を示しており、51.000でもSWR1.7とFMのメインチャンネルでも意外と低い。何故か52.5MHz付近に再びディップポイント(SWR1.2)が発生。