アンテナは前回同様、エレメント類の一部が事前に組み立てられた状態(電導グリス・テナコート塗布含む)で搬入。
先ずは既設アンテナ318-40の撤去。
準備としてタワートップ近くにアンテナを引き上げるための滑車をセット。そこにロープを通しておき、アンテナマストの中心にあるラジエーターエレメント(11.8m)をブームから取り外し、ロープにビニルテープで縛って南側道路にロープ伝いに降下。その後、ブームをクランプ中心部まで引き寄せ各エレメントを取り外して、滑車・ロープを使って降下する作業を繰り返した。
準備としてタワートップ近くにアンテナを引き上げるための滑車をセット。そこにロープを通しておき、アンテナマストの中心にあるラジエーターエレメント(11.8m)をブームから取り外し、ロープにビニルテープで縛って南側道路にロープ伝いに降下。その後、ブームをクランプ中心部まで引き寄せ各エレメントを取り外して、滑車・ロープを使って降下する作業を繰り返した。
318-40を撤去後、714S-3の本体(14.1m)を逆の手順で南側道路から滑車で引き上げマストトップに取り付け。この時間帯、時折、強い風(最大瞬間風速17m/s)が吹いており気が気ではなかった...
次にCY203の3本のエレメントとブームを順にロープを伝って引き上げて、一旦タワーに沿って垂直に仮止め。ブームをアンテナマストに取り付けた後で、屋根上から水平を確認しながらエレメントを取り付け。
リニアアンプの出力側に接続したコモンモードフィルター(CF5KVX)と同じものをそれぞれのアンテナ直下に設置して同軸ケーブル5D-2V(50cm/15cm)で接続 。
各アンテナ設置完了後、新しい同軸ケーブル(8D-2V)と既存のケーブル類を改めて束ね直してシャックまで配線(約34m)。
一旦、エレベーターで最上部までアンテナを巻き上げてからアンテナアナライザーでSWRを測定。各アンテナともディップ点が少し高めであった為、エレメント長を調整。また、アンテナマストの中間に位置する50MHzのCL6DXを少し下げてアンテナ間隔のバランスを取った。
714S-3は、トラップコイル挿入の短縮型ダイポールであり、7MHzの短縮率は66%のためSWRの帯域幅も狭いと考えていたが(マニュアル等に特性の記載なし)7.180MHz辺りまでSWR2.0以下を維持していることが判明。アンテナ相互の干渉も特になく、1730時頃に全ての作業を終えた。
SWR特性の比較は下表のとおり;
工事完了後の全景。
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