2021年11月2日火曜日

180. 10月のレビュー

●DX運用状況
9月から引き続き複数のDXペディションがスタートし、またハイバンドのコンディションが良好な日も多く各バンドとも賑わいを見せた
今月もペディション局を追いかけながら、Band NEWを埋めていく運用で 172QSO(昨対比:127%)であった。NEW Entity(ATNO)は J5HKT(Guinea-Bissau)とHD8R(Galapagos Islands)で2つ伸ばし、Band NEWは24/28MHzのヨーロッパを中心に110エンティティを積み上げることができた。


●DXペディション
比較的規模の大きいペディションが重なるとQSOが進むに連れて、どの局をどのBand/ModeでWkdしたのか混乱し始める.. S9OKがCWで "QSO B4"を打ち返しているところを何度も耳にしたが、誤ってコールしないよう「星取り表」をつけてコールする前にチェックすることに。10月末での実績は以下のとおり;
J5HKT/J5Tのハイバンド(21-28MHz)は、QRVしている時間帯とワッチのタイミングが合わず入感することはなかった。
S9OKは、CLUBLOGのLive Streamを用いており、CWでも”In Log”がリアルタイムで解るので便利であったが、ハイバンドでのデジタル運用はFT4が多くデコードに至らずに不調に終わった。
HD8Rは、伝搬も良いことから初日に5BandでWkdできたが、最も強力且つ長時間に亘り入感していた10MHz/FT8はJA/EUの同時パイルが激しく翌日に持ち越し且つ苦戦した。

●3.5MHz WAC
今年5月から3.5MHzにもQRVできるようアンテナを整えて早朝を中心にワッチするも、先方のSNRが-15dB程度ではなかなかリターンが得られないのが現状。
このため少し距離を置いていたが、10/19の早朝に久しぶりにワッチすると3DA0WWが-15dBで入感。ダメもとでコールしながらHamspot.netをチェックするとこちらの信号がデコードされていることが判明。程なくして-13dBでリターンを得られ「73」も受領した。
リターンシーケンスは全てHint Decoder(*)に依存していたので、CLUBLOGで確認するまでは ”False Decode”の疑いが晴れなかったが、無事"In Log"を確認。
3.5MHzでのアフリカは、これまでZS局を2,3度見かけコールするもリターンは得られず、今回初めてアフリカ局とのQSOが叶い、通算8バンド目となるWACが完成。10/29に7P8RUをWkdできたのも幸運であった。

●アンテナ不調
VERSA Beam(KA1-404Lite)の不具合が未だ解消できておらず、
7/10MHzは最低限の運用に留めている状況
事象としては、バンドを7/10MHzに切り替えた際にSWRが極端に悪化することと、ディレクター1のエレメントが伸縮しないこと。
エレメント伸縮の不具合はコントロールケーブル(36P)の一部が断線していると考えるが、SWR悪化についてはラジエーター用のAEUを交換しても改善しないことからメーカーに調査依頼中

●50MHz QSL来着
9H1TX(Malta)はSAE送付から1.5ヶ月で到着。4L/DL7ZM(Georgia)は7月にPaypalで送金/請求したが音沙汰がないので、10月初旬にSAEを送付したところ20日後に返信があった




●DXCC Challenge
先月LoTWベースで1,000を超えたが、10月末にはDigitalモードのみでも1,047Cfmとなった。FT8運用開始から2年3ヶ月の計算になるが、当初からマルチバンドでQRVしていればもっと早かったかも知れない。Wkd ベースでは1,278まで来ているので、当面は1,500を目指したい


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