2020年10月18日日曜日

120. DX運用日誌(70)

<10/10>  C37AC  Andorra
19時過ぎに14MHz FT8でC37AC(アンドラ公国)のCQingが-13dBで入感。コールするも直ぐにパイルアップとなり、なかなか順番が回ってこない.. 10分ほど経ってFT4にQSYするとの告知があり、先回りして14.080MHzでコール開始。最初のデコードでリターンを得た。


<10/11>  FY4PU  French Guiana
朝8時過ぎに14MHz FT8で南米のFY4PU(仏領ギアナ)が-15dBで入感。DF2,469Hzの60Hzほど下でコールを開始し程なくしてリターンを得た。QSO後、直ぐにeQSLを受領。

<10/14>  4U75UN  United Nations HQ
朝7時半頃に14MHz FT8で4U75UNが-14dBで入感。Band Activityの表示は Where? であり、先週QSOした国連ジュネーブ事務所の記念局4U75A(=4U1A)と別の記念局かと思いきや、NewYorkの国連本部(=4U1UN)であった。
直ぐにコールするも、近接DFでKU1CWをコールするW局が現れて暫くデコードできない状況が続く。ようやくQSOが終わり、再び見え始めた次のシーケンスで「R-26」のリターン得たが、今度は同じDFでJA局がコールし始めるという不運な展開に.. 結局「RR73」は受領できずCLUB LOGでの確認を待つことにした。


<10/16>  JX2US   Jan Mayan Island
夜の20時過ぎに14MHz FT8でJX2US(ヤンマイエン島)が-17dBで入感。直ぐにコールするも短い周期のQSBのため何度もデコードレベル以下に沈み、暫くすると見えなくなった。
DXSCAPE(WW)をチェックするとFT4でSpotが上がっていることを確認。ワッチするもコールしている多数のEU局は確認できるが先方はデコードできない。
この程度のSNRではFT4は厳しいと考え、FT8 F/Hモードでの運用を期待し14.090MHzをワッチすると既に何局かがコールされている。
暫くしてノーマルモードでのQSOを確認。コールするも信号は不安定でそのうち見失ってしまう。14.074MHzでも同局をコールするEU局がいるため、それぞれワッチしていると30分程して14.090MHzでのCQingを捕らえた。
DFが1800Hzと高くOdd側に出ているため、そのままコールするも何度も空振りが続く。そうこうするうちにEU/JA局のパイルが激しくなり、またピックアップされたEU局とは互いに+10dB以上のリポートを交換しており太刀打ちできる気がしない..

10分ほどしてMulti-SlotでJAを含め複数局をピックアップし始めたが、更に信号強度が低下しデコードレベル以下に沈むことが多くなる。
半ば諦めていたところ、21時28分にいきなりSingle Slotで「+09」のリターンを得た。しかしながらシーケンスは続かず「RR73」未受領で終了。その後、再チャレンジするもデコードは続かず、22時半頃にはコールするJA局も殆ど見かけなくなった。
翌日、CLUB LOGをチェックしたところLog-Inを確認でき、久しぶりのNEWエンティティ1upとなった。QRZ.comによるとLoTWへの反映は来春の帰国後ということなので気長に待つことにする。
Jan Mayen Islandは、日本(当地)からは北北西方向に約7,900km。Svalbard(JW)とIceland(TF)の中間に位置する火山島。

<10/17>  Z66DX  Republic of Kosovo
朝の6時半頃に7MHz FT8(F/H)でZ66DX(コソボ共和国)が入感。5分程コールしてリターンを得るもTx Freqが自動で推移しない。設定を確認するも通常どおりであり、そのまま3回送信を繰り返すが「RR73」未受領で終了。
原因は不明であるが、少し時間をおいて改めてコールし直すことに。今度はピックアップ後、正常に周波数が推移してコールし、無事に「RR73」を受領。


この日は20時過ぎに14.080MHzで西アフリカの5T5PA(モーリタニア)をショートパスで捉えMode NEW(FT4)を増やせた。


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