伝搬の違いはあるにせよ、昨年との比較の観点で5月1日から8月10日までの期間で纏めておく。
<サマリー>
Wkdしたエンティティは53、QSO総数は274となり、両者とも昨年を下回る結果となった。やはり3年目となると”QSO B4”局が多いため、オープンしてもコールできるエンティティ/局ともに限られたこととコンディション(頻度と規模)が昨年ほどは良好ではなかったことが原因と考える。
<月別状況>
5月は3B8CWとのQSO(5/1)の後、インド洋辺りが連日入感しており、5/24には初のヨーロッパとなるPA2JとQSO。その後、散発的にヨーロッパ、中近東および北米のオープンが続いた。
6月に入りようやく”Big Open”が何度かありQSO数を伸ばすことができた。マルチホップEsのピークと言われている夏至(6/21)前後は2021年と同様、コンディションは優れず、その後も精彩を欠く状況が続いた。
7月初旬に再び大きなオープンがあるも、その後は散発的もしくは短時間での入感が多く、少ないチャンスを十分に活かすことはできなかった。
8月に入っても比較的規模の大きいオープンが続き、最終QSOは8/9のLZ1GUであった。
<エンティティ>
この期間でWkdできた”Band NEW”は8エンティティ。昨年同期と比べ半数に留まったが、今期のコンディションからすれば妥当なところ。3年目でようやくQSOできたウェールズ(GW7SMV)などは感慨深い。
コールするもQSOを逃したエンティティは、昨年に引き続いてガーンジー島(GU8FBO)、ケイマン諸島(ZF1EJ)そして今期初めて入感したマン島(2局)の3エンティティであった。ZFを除いてカリブ海や南米は今年も入感することはなかった。
一方、こちらでは入感しなかった若しくはワッチできなかったが、他のJA局がコール/QSOされていたエンティティは数多くあった。記録を取った中で一例を挙げると以下のとおり;
・5/24
PY5EK
・5/24
PY5EK
・6/4
CO2XN,P43A
・6/9
HK6G,PJ2BR,9Y4D,WP3R,FG8OJ,HH2AA
・6/11
V31AE,PJ4MM,SU1SK,LX1JX,D4L,HB0CC
・6/15
CT3IQ,TT8SN
・6/17
D44EO,ZB2GI,CN8LI
・6/29
7O/DL7ZM
・7/7
GJ0KYZ,OX3LX,HV0A
・7/9
TF2MSN
・7/28
HC2FG
<WAS>
LoTWベースで3つ伸ばして残すところ5州となった。この5州とも今期に入感を確認しているが、デコードできたのが1~2シーケンス限りの局もあり、年に数回且つ数分間のチャンスを捉えることの難しさを改めて実感。
CO2XN,P43A
・6/9
HK6G,PJ2BR,9Y4D,WP3R,FG8OJ,HH2AA
・6/11
V31AE,PJ4MM,SU1SK,LX1JX,D4L,HB0CC
・6/15
CT3IQ,TT8SN
・6/17
D44EO,ZB2GI,CN8LI
・6/29
7O/DL7ZM
・7/7
GJ0KYZ,OX3LX,HV0A
・7/9
TF2MSN
・7/28
HC2FG
上記において一定数の1エリア局がコールされているにも関わらず、こちらではデコードできないケースが少なからずあった。カリブなど伝搬的に難易度の高い地域は、現行設備では厳しいかも知れない。
<QSO数 Top15>
QSO数はアメリカ本土が79QSOと最多となったものの昨対比で4割以上減少した。ヨーロッパは総数としては約15%減少に留まり、多いところは相変わらずイタリア、ドイツなどQRV局数の多いエンティティであり、スウェーデン、デンマークおよびノルウェイなどの北欧が伸びた。
<QSO数 Top15>
QSO数はアメリカ本土が79QSOと最多となったものの昨対比で4割以上減少した。ヨーロッパは総数としては約15%減少に留まり、多いところは相変わらずイタリア、ドイツなどQRV局数の多いエンティティであり、スウェーデン、デンマークおよびノルウェイなどの北欧が伸びた。
<WAS>
LoTWベースで3つ伸ばして残すところ5州となった。この5州とも今期に入感を確認しているが、デコードできたのが1~2シーケンス限りの局もあり、年に数回且つ数分間のチャンスを捉えることの難しさを改めて実感。
今期のマルチホップEsよるDXingは思ったほどの成果は得られなかったものの、秋からのF2伝搬によるDX入感に期待したい。
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