ベルギーのチーム6名によるDXペディション。グレナダは、常駐局のJ35Xと4バンドでQSOしているが、3.5/10/18/24MHzを残しており、今回幾つかは埋めておきたいところ。
3/6がQRV初日のようであったがワッチできず、翌日(3/7)の朝5時半頃にLivestreamで21MHz/FT8でのQRVを確認。-17dBで入感するもデコードは散発的であり、コールされているJA局は見えない。その後、デコードできたタイミングでコールしていると6時半過ぎにリターンが得られ、これが最初のQSOとなった。
この日以降、LivestreamでQRV状況を確認しワッチ&コールするルーティンで3/16までに7~28MHzの7バンドでQSOし、結果Band Newを3つ伸ばすことができた。
今回、ローバンドは先方がQRVする時間帯と伝搬のタイミングが合わず苦戦し、7/10MHzは終盤まで残すことに。また3.5MHzはこちらでは一度も入感することはなかった。
一方、ハイバンドでは、弱いながらも何度もJA指定をしてくれたおかげで、CW/SSBのWkdに繋がった。最後のQSOは、3/16夕方まで残した7MHz/FT8であった。
ペディション終了前であるが、9万を超えるQSOの統計を見ると圧倒的にEUが多く、カリブが庭先である北米も以外に少ないことが判る。アジア、そして特にオセアニアの構成比が低いのは、やはり伝搬的に厳しいことが要因であろう。今回、苦戦したとは言え15QSOは望外の結果であった。
●EL2BG(Liberia)on 30M
<3/5>
朝6時台に10MHz/FT8でスポットされているのを確認し、翌朝、同じ時間帯にワッチしていると-17dB程度で入感。1時間ほどコールするもリターンは得られずに終了。
<3/6>
早朝にリモート運用(ベアフット)の準備をして出勤。予想どおり朝6時半頃に入感を確認しコール開始。近接からのQRMが激しいものの何とかリターンを得られたが、数日経ってもLoTWに反映されない..「RR73」シーケンスのSNRは-25dBのためFalse Decodeであったのかもしれず、次回のチャンスを待つことに。
<3/14>
PSKReporterで16時過ぎに10MHz/FT8でJA局のフラッグが立っているのを確認。ワッチすると-16dBで入感。直ぐにコール開始し1局待ってリターンがあり「RR73」も無事に受領。翌日にはLoTWに反映され、3バンド目となる10MHzをようやくWkdできた。
●VP9NM(Bermuda)on 10M
3/16の早朝より、アンテナをカリブ方面に向けて28MHz/FT8を流していたところ、8:24にJTAlertが発呼し-16dBで入感。直ぐにコールするもQRMによりデコードできないシーケンスが続く。送信側で被りのないようDFを変えながらコールし、5分後にリターンを得た。
バミューダとの1st QSO(ATNO)は、2019年11月の14MHz/FT8での同局とのQSOであった。当時の様子はブログにも残しているが、今回同様、突然の入感であったことからよく覚えている。
●T32EU(Eastern Kiribati)on 6M
ドイツチームによるDXペディション。3/13からのQRVで、HFでは既に4バンドでQSOしているが、キリバスは3.5-28MHzまでCfmできているので、積極的には追いかけていない。
3/16の18時半頃に50MHz/FT8でのQRVを確認。DF:60Hzで運用しており、標準周波数から-1,000Hzシフトしアンテナを向けると2ライン/-17dBで入感。
+1,100Hz辺りでDFの空きを見つけコールするも1~4エリアに広範にリターンを返しており、パイルアップは激しいものと推察する。
コール開始から20分程すると次第に1エリア局のピックアップが増え始める。伝搬が東に移ってきたのかも知れないが、数分後にリターンが得られ貴重な50MHzでの1Upとなった。
QSO後、4分ほどして急に見えなくなったため、ぎりぎり間に合ったようである。クラスター情報を見ると16時半頃からQRVしていたようであるが、こちらで入感していたかどうかは不明。
+1,100Hz辺りでDFの空きを見つけコールするも1~4エリアに広範にリターンを返しており、パイルアップは激しいものと推察する。
コール開始から20分程すると次第に1エリア局のピックアップが増え始める。伝搬が東に移ってきたのかも知れないが、数分後にリターンが得られ貴重な50MHzでの1Upとなった。
QSO後、4分ほどして急に見えなくなったため、ぎりぎり間に合ったようである。クラスター情報を見ると16時半頃からQRVしていたようであるが、こちらで入感していたかどうかは不明。
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