2026年1月2日金曜日

317. 2025年レビュー

<QSO数>
年間のQSO数は1,045となり毎年の減少傾向は続いている状況。モード別の構成比も相変わらずData(
FT8/4)が大半を占める(全体の93%)結果となった。

月別推移で見ると積極的にQRP運用を行った1月が突出しているが、それ以外は2024年と似た傾向となった。
バンド別では全体の3割を占める50MHzで344QSO,昨対比で6割ほどに留まり、全体のQSO数を下げる結果となった要因はヨーロッパ、北米、南米とのQSO数が減少したことであるが、一方でVK,ZLが”Big Open”する日が何度かありQSO数を伸ばした
HF帯は697QSOとなり、前年の725QSOから微減。DXペディションと銘打ってQRVしていた局とのQSO数は233となりDX QSO全体の3割を占めた。


<DXCC>
Mixedで310エンティティとなり1up(ZS8W)に留まった。Challenge(Wkdベース)では
2,273スロット(+72)まで伸張したが増加幅(率)は昨年同様、昨対比で半分以下となった。

年間DXCCは233エンティティとなり、昨年(255エンティティ)からは減少。コンテスト等を除き同一バンド/モードで同じ局とはQSOしない前提であっても、少し意識して追いかけると200エンティティまでは早々に到達できた。

<50MHz>
2025年はサイクル25のピークから下降期に入った時期であり、春/秋のコンディションは2024年と比較しても優れず。ヨーロッパ、北米ともに入感した日は少なく(入感しても常連局のみ)いわゆる”Big Open” を経験することはなく、カリブ方面のオープンも確認できなかった。唯一、11月にBurundiのDXペディション局と突発的にQSOできたのは幸運であった。

結果は一年間で50エンティティとQSOし(昨年は74エンティティ)Band Newとしてはオセアニアを中心に7エンティティ(昨年は14エンティティ)をWkdできた。

Band New(Wkd
)の推移は以下のとおり;

<トピックス>
●アワード
DXCC(Mixed)で310,DXCC(50MHz)で150,VUCC(50MHz)で800の申請を行い、それぞれEndosement Stickerを入手。いずれも次の申請までにはかなりの時間を要すると考える。




●トラブル対応
2025年は当地に接近・通過する台風も少なく、強風に備えてアンテナを下降させたのは1回だけで比較的穏便に過ごすことができた。
IC-PW1については、数年前から時々発生している送信停止時の異音に関してサポートセンターに問い合わせたところ、冷却ファンなどの駆動回路の点検を奨められるも「挙動に変化がないのであれば急ぐ必要はない」との回答であった。30kg近く重量があるので発送の手間を考えるとどうしても躊躇してしまう。

●無線機材・アンテナ
風力計や受信用アンテナ(SA7000)の設置と度々の置換、古い受信機(FRG7)やアンテナチューナー(MFJ986)などを購入。ハムフェアで見かけたBird製のパワーメーターにも触手が伸びたが、シャックの飾りになることが予想できたので購入は控えた。

2025年もアクティビティは高くはなかったが、それなりに”ハム活”は楽しめたと考える。



2025年11月15日土曜日

315. 50MHz DXing 2025(2)

11月に入って南米近辺が頻繁に入感するなど良好なコンディションが続いている。DXの入感・QSO状況について纏めておく。

<11/1>
9時過ぎにワッチするとCEの4局ほどが見え始めるもQSO B4のため静観。常連局のLU5FF,LU7HNが+1dBで強力に入感。その後、TI5KLH,TI2AAをコールされている1エリア局を確認し、アンテナを60度~100度の間で廻しながらワッチするもWide Graph上での光点は確認できず。

9時半頃にHK3KWをコールされている局が見えるがこちらには入感の兆しはない。Xで相互フォローしている同局からJA局が入感している画像のポストで流れてきたのでメッセージを送っておいた。

10時頃にLUの新局が見えてコールするもデコードは続かずに断念。LUの入感は10時半頃まで続いた。

<11/5>
9時半過ぎにDXSCAPEでCE0YHFのQRVを確認。アンテナをダイレクト方向に向けて待機していると09:45に-19dBで初入感。コール開始後、程なくしてリターンを得るもSNRは-26dBであ
り False Decodeの可能性が高く、リアルタイムで更新されているLog Search上も反映されていない。

その後、デコードレベル以下に沈むもWide Graphを見ながら信号が上昇し始めたタイミングでコールを再開したところ 09:57に「-10」のリターンを得た。SNRは-26dBであり「RR73」未受領のため、こちらも False Decodeを疑ったが Log Searchをチェックしたところ”In log”を確認。久しぶりの1Upとなった。


<11/7>
7:40にLU2GPBが-18dBで入感。8時過ぎからは常連局のPY3SOL,CX2SAが入感。その後、ZP9HTLをコールされている1エリア局が見え始め08:16に-17dBで入感。ピークで-5dBまで上昇するも、コール開始後4分程してフェードアウト。
PSKRrepoterによるとCE0YHFも0/7/8エリアで入感していたようである。

9時過ぎからいつものLU5FFが強力に入感。その後LU,PY,CXが見え始め多い時には同一ピリオドで6局ほどが入感。SSBをワッチするとPY3ZYが41~52程度で聞こえるがQSBが激しいためコールは控える。FT8に戻り、9時半過ぎLUとCXの新局を見つけてWkd。

<11/9>
昨日は9時頃にZLがオープンし新局2局とQSO。今朝は8時過ぎからVK7がオープンし4局ほどが入感。新局も見え始めて2局のうち1局とQSO。
 
8時半頃に南米がオープンしCE2SVが-5dBで強力に入感。その後LU3局,CX2局,PYも見え始め、新局のPY3FOXとQSO。常連局のPY3SOLは+5dBで入感しており、SSBにQSYする旨のアナウンスを確認。

9時を過ぎてCW/SSBをワッチするとPY3DUのCQingが579で入感しており、直ぐにコールしてリターンが得られた。その後、PY3SOLが50.125MHzで57で強力に入感。何度かコールして応答を得た。これが初めてのブラジルとのCW/SSBによるQSOとなった。

FT8に戻るとCE0YHFがピーク-3dBで入感しており、1エリアだけでも50局以上がコールされているのが見える。先方は6,7エリア局もピックアップしているので、激しいパイルアップになっていることが伺える。
HK3Wをコールされている局が見えたためアンテナを60度に振るも入感はなし。CE0YHFは10:20頃にフェードアウト。こちらでは1時間ほど入感していたことになる。

12時を過ぎた頃からVK7を中心にZL,VK2~6が断続的に入感し15時頃まで続く。結果、本日は南米を含め13局とQSOできた。

<11/11>
9時半前にCE0YHFが-11dBで入感するもデコードは散発的。コールされている局も見えたが円滑にQSOは進んでいない様子であった。

<11/13>
8時半頃からハワイが数局入感するもQSO B4局なので静観。10分ほどしてCE0YHFが入感しアンテナを向けると-3dBで強力に入感。しかしながらデコードは続かず数分でフェードアウト。

11時過ぎから9V1XX,12時半頃からVK1/2/3/5/7/8が入感。未交信局が合計で5局ほど見えたがQSOは2局に留まった。13:10にHZ1DGが240度方向で-20dBで入感するもデコードは続かず。

13時半前にはカザフスタンやバーレーンのA92AAが-21dBで、9K2GRが3ライン/-8dBで強力に入感。いずれもQSO B4なのでワッチのみ。15時頃からはVUがオープンし新局のVU24DXをWkdした。

16時半頃からBurundiのDXペディション局9U1RUを24MHzで追いかけていたが、QSO後に PSKReporter をチェックすると50MHzで同局のフラッグが立っている。
直ぐにワッチすると同局をコールされているJA20局ほどを確認。アンテナをダイレクト方向に補正するといきなり8ライン/-18dBで入感。

MSHVの5ストリームで運用しており、ピーク時は8ライン/-3dBとオセアニアのDXペディション局並みに強くWide Graphを赤く染めているが、QSBが激しく次のピリオドから3回ほどデコードレベル以下に沈む。コール開始から4分、ようやくリターンが得られ無事「RR73」を受領した。
その後、QSBにより一旦見えなくなるも暫くすると急上昇を繰り返す。こちらでの最終デコードは17:17。この時も8ライン/-18dBから次のピリオドでは全くデコードしなくなりそのままフェードアウト。

PSKReporterの履歴を見ると16:45頃よりJA本土に入感していた様子。この時間帯で5Z4やZS局のフラッグが立っているのを見かけたが入感はなし。その後、3エリア以西を中心にEUが広範囲にオープンしている様子であったがこちらでは入感せず。

20時を過ぎてVK7が数局入感し新局とQSO。朝から慌ただしい一日であったが、9U1RUの入感は今サイクルの中でも象徴的な出来事であろう。
アフリカ大陸部とのQSOは5年前のTR8CA以来となった。

<11/14>
8時過ぎからVK2/3がオープンし始めて次第に局数が増えていく。9時頃には同じピリオドで30局以上が入感しておりバンド中が混沌としている。

未QSOの局を見つけてはコールを繰り返すが、次から次に新局が現れる状況。途中、コンディションが下火になるも夕方18時を過ぎても途切れることなく入感は続き、CW/SSBを含め
計49局とQSOできた。50MHzでの1日のDX QSO数としては過去最多かも知れない。


2025年11月3日月曜日

314. 9/10月のレビュー

<サマリー>
2ヶ月間のQSO数は154となり、前年同期(189QSO)の8割程度に留まった。そのうち約半数はDXペディションであり
、出来高としてBand Newを23スロット積み上げた。


<バンド/エリア別状況>
バンド別では特に大差はなく、エリア別ではDXペディションが行われたカリブ、アフリカが上位となった。


<エンティティ別状況>
ATNOはなかったが、DXペディション局の
5K0UA,6O3T,E44OM,FP5KEや長期滞在局のVP2MAAと複数バンドでQSOできたことでBand Newを増やすことに繋がった。
主なエンティティは以下のとおり。参考指標の年間Wkdエンティティは226に伸長した。


<50MHz DXing>
昨年の同時期と比べてF2層伝搬が振るわず、昨年賑わった夜半でのロングパスによるカリブ方面のオープンはなかった。また、小規模ながらロングパスによるEU方面がオープンしたようであるがこちらでは入感に至らず。
インド洋方面は夕方以降の時間帯で散発的にオープンしていたがアフリカ本土までパスは伸びず。10月後半からは徐々にコンディションが上向きになり、エクアドル、ブラジルの新
局ともQSOできているので11月でのビッグオープンに期待したい。

2025年10月29日水曜日

313. DX運用日誌(156)-6O3T-

イタリアチームによるソマリアのDXペディション。ホームページの記事によると当初予定であった昨年9月は入国の際、現地当局とのトラブルにより一旦中止し一年後の再開となったようである。

ソマリア共和国はこれまでに6O1OOと7/14MHzでQSOしているがCfmできているのは14MHzのみであり、今回、Band Newを増やしておきたいところ。ロケーションはアフリカ北東部(アフリカの角)に位置し、伝搬は比較的良好と思われる。

<10/21>
朝7時頃に14.093MHzをワッチすると6~8ラインで強力に入感。コール開始後、程なくしてリターンが得られ最初のQSOとなった。

<10/23>
5:50頃に10.133MHZをワッチすると既に8ライン/-16dBで強力に入感している。JAとEUで激しいパイルアップになっており、なかなかリターンが得られない。
1時間程コールし12ラインでデコードしたタイミングでようやく「-15」でリターン。しかしDFを変えた直後のせいか、その後のシーケンスが続かず「RR73」未受領となり再チャレンジすることに。結局、2時間半ほどコールするもリターンは得られずに終了。

11時半前に18.093MHzでのQRVを確認。ワッチするとCQを出し続け応答しない状況が続いており、そのまま待機していると11:43にJA局に応答があり、その直後にコールしてリターンが得られた。

午後からは15M狙いで、21.093MHzで待ち構えていると15:22にCQシーケンスが-9dBで入感。直ぐにコールしリターンを得た。Livestremsで確認すると、この時間帯での運開始後の最初のQSOとなったようである。


<10/24>
早朝4時前に10.133MHzをワッチ。未だQRVしておらずそのまま待機していると4:22にCQシーケンスをデコード。3回目のCQシーケンスの後でリターンを得た。昨日に続き、この時間帯の運用開始での最初のQSOとなった。


その後、7.053MHzで待ち構えていると 5:11にCQシーケンスが-10dBで入感。直ぐにコール開始するもEU局を数局ピックアップした後CQシーケンスが続く。10分程してようやくJA局にもリターンが返り始め5:32に「-20」でリターン。現地のノイズレベルが高いらしくシーケンスが続くか危ぶまれたが無事「RR73」を受領。暫くしてJAのSSB局からのQRMでかき消されてしまったので運にも恵まれたようである。
16時頃から24.912MHzで待機していると16時半にCQシーケンスが-14dBで入感。直ぐにコールするもドイツ局へのリターンシーケンスが暫くの間続き、その後、JA局にもリターンが返るも何故か「RR73」は送出していない様子。10分後に「-17」でリターンを得たが同様に「RR73」未受領となり再チャンレジ。その後、先方がスレッド数を増やしたせいか、こちらではデコードできなくなり終了。

<10/25>
13時過ぎに24.911MHzをワッチするとWidegraph上で3~4ラインが微かに見えている。13:15頃からコールを開始し3分程でリターンシーケンスを-25dBでデコード。False decodeの可能性もあるが、そのままコールを続けているとLivestreamsでログインを確認できた。
<10/26
5時半過ぎから3.563MHzでQRVを確認。グレイラインに近づき6時前に2ライン/-20dBでデコード。20分程コールして「-13」でリターンを得たが「RR73」はデコードできず、またFalse decode の疑いがあるため再チャレンジ。結局、リターンは得られず6時半頃にフェードアウト。

16時過ぎに28.093MHzでQRVを確認。ハイバンドでのマルチストリーム運用はなかなかデコードし難い状況が続いている。コール開始後、30分程してリターンがあるも「RR73」がデコードできずLivestreamsも停止しているため再チャレンジ。17時過ぎにもリターンがあるが同様に「RR73」未受領で終了。しかしながら2日後にCLUBLOGのデータが更新され ”In Log”を確認。

<10/27~10/29>
10/27の朝4時半から3.563MHzでQRVを確認。5時過ぎに-20dBでデコードするも出勤時間となりコールは一旦停止。
リモートで確認するとデコードは散発的でありピーク時には4ライン/-13dB程で入感していたが既に下火となっているため静観。

10/28の朝5時半から3.563MHzをワッチするとレーダーノイズがある中で2ライン/-15dBで入感している。暫くコールしているとこちらの信号を-18dBでデコードしていることを確認。グレイラインにかかる6時過ぎには4ラインで見えているが、SNRは総じて-20dB前後であり且つJA,EU局のパイルアップが激しいためリターンは得られずに6時半前にはフェードアウト。

10/29の朝5時前から3.563MHzをワッチ。10分ほどで2ライン/-18dBで入感。5時半頃には4~6ライン/-13dBで強力に入感し始め、その後10分程でリターンを得た。しかしながらシーケンスが続かず3回目の「-18」の後に他局に移ってしまう。よく見ると最初のピリオド以降はどの局にも「RR73」を返しておらず、またLivestremsもこの時点から停止しているため先方側で何かトラブルが起きたかも知れず数分後に送信を停止した様子。

30分程経って再びCQシーケンスを-5dBで捉えてコール再開。6ライン/-13dBで入感するも次第にEU局を取り始め6時半過ぎにフェードアウト。最終デコードは6:45であった。

1時間後にCLUB LOGの最新データをチェックすると、最初のリターンで”In Log”を確認。これでHF全バンドでのWkdとなった。


DXworld.netによるとQRV期間は11/4迄であるが、残す50MHzは沖縄地方では入感したようであるが当地では厳しいと考える。


2025年9月23日火曜日

312. 受信用アンテナ(SA7000)の設置

2階のベランダに立てている風速計用のマストに受信用アンテナ「AOR SA7000」を併設した。

現在、受信用アンテナとして第一電波工業製のD303(0.5~200MHz)をベランダの北側に設置しているが、二台ある受信機、SDRレシーバー(RSPdx)とFRG-7の切り替えが面倒なためベランダの南側に設置している風速計のマストに別のアンテナを取り付ることを考えていたが、この
アンテナの基台であれば風速計と一緒にしてもファンがエレメントに干渉しないことが判り、ネットオークションで出品されているものを見つけて入手。

取扱説明書には30kHz~2GHzで使用できるホイップアンテナとの記載があり、30MHzまでの中短波用エレメント(1.8m)とそれ以上の周波数をカバー
するエレメントの2本を樹脂ケース内部で混合し同軸に送る構成になっている。

広帯域で同調を取るためにローディングコイルが入っているようだがゲインは最大で0dBであり、高い周波数帯ではあまり期待できないが、試しに他のアンテナと聞き比べてみた。

先ずFRG-7に繋いでAFN(810KHz)を受信するとD303ではSメータで59のところ、SA7000に切り替えると+15dBまで振れる。
そのまま7MHz/CWをワッチするとD303ではRST419~519の局が559程度まで上昇。感度はこちらの方が優れているようであり、ミクロネシアのDXペディション局も辛うじて聞こえた。

7MHz以上のHF帯では特に差異は見られないため、今後はTS-990に繋いで
14.074MHz/FT8をワッチしてみる。KA1-404Lで20局程度デコードしている状態からSA7000に切り替えると5局以下に減少したが-6dBで入感していたウルグアイ局が-18dBでデコードできた。

次にSDRレシーバーに繋いでFM放送を聴き比べると、多くの放送局では大差がなかったがI
nterFM(89.7MHz/東京タワー)はD303の方よりも感度が落ちてノイズが絡むようになった。

エアバンド,145MHzの比較でもD303の方が感度が勝っていたが、VHF以上はディスコーンアンテナ(DS150S)の方が優れているので、こちらも置換した。

タワー中段に設置しているコメット製のGP-5(145/430MHz)を含め、3種類のアンテナ(GP/ディスコーン/ホイップ)で439.14MHzのレピータ局(箱根町/110km)を受信したところ、GP-5ではRS52程度、DS150SではRS41程度、SA7000では入感しなかった。

暫くはこのアンテナを中・短波帯で用いて更に感度の良さそうなものがあれば置換してみたいが、やはり実際に使ってみないとその優劣は解らないようである。

2025年9月2日火曜日

311. 6~8月のレビュー

<サマリー>
QSO数は126となり前年同期(169QSO)の3/4程度。毎年この時期のQSO数は減少傾向にあるが、特に今年は意識して追いかけるDXペディションもなく、50MHzのコンディションも優れなかったことでアクティビティを下げた。出来高も3ヵ月でBand Newを3つ増やす
に留まった。

<バンド/エリア別状況>
バンド別では、主に夏場のEsシーズンでDX局を追いかけた50MHzが38%を占めた。エリア別では大差はないが、ヨーロッパなどは50MHzを除いてQSO後にコールされることが多くQSO数が増えたと考える

<エンティティ別状況>
特筆すべきエンティティはなくBand Newを3つ増やしたのみ。参考指標としている年間でのWkdエンティティは200に達した。

<50MHz DXing>
相変わらずマルチホップEsが振るわない状況がここ数年続いており、今年は所謂 ”ビッグオープン” を経験することもなかった。それでも少しはヨーロッパ、北米とのQSOができており、8/16のOHオープンや8/28のZ32ZM(North Macedonia)とのQSOは印象深い。BY,VKは日々入感していたもののNew Grid以外はコールすることはなかった。
3ヵ月のQSO状況は以下のとおり;


<DXCCフィールドチェック>
8/23にハムフェアに出かけ2年ぶりにDXCCのフィールチェックを受けた。10時半頃にDXCCデスクで受付を行い、20分程で順番が回ってきて5分程度でチェック終了。

今回は11QSOの申請であったが、先にARRLに支払ったApplication feeの$25に加え、手数料が2,000円に値上がりしており、結果、1QSO当たりの単価は約510円。
さすがに割高感は否めず、今後はATNOでもない限りフィールドチェックを受けることは控えるかもしれない。

この3ヵ月間、アクティビティ自体は低かったものの、
ベランダアンテナを置換したり古い受信機(FRG-7)を購入するなど、それなりの”ハム活”は継続している。

2025年8月27日水曜日

310. ベランダアンテナの変遷

当地に自宅を建てた2000年から2階のベランダには、何かしらの無線用アンテナを設置している。そもそも施工時にその目的で壁面に3ヵ所CD管を通しておいた。
2018年にタワーを建設した後も状況は変わらず、現在は受信用アンテナ(D303)と風力計を上げているが、過去からの変遷を整理しておく。

<VC-3>
周波数:7/21/28MHz
設置時期:2000年頃
既に廃業した北辰産業(Maldol)製のトライバンドV型短縮ダイポール。実家から持ってきたHF機(IC-750S)に繋ぐために設置するも、結局、ワッチのみで電波を出すことはなかった。当時ネットショップで購入したと思うが履歴などは残っておらず詳細は不明。数年後に撤去した際、エレメント接合部が固着して分解できずそのまま屋外で保管。2019年2月にジャンクとしてネットオークションで売却している。

<DS150S>
周波数:25MHz~1500MHz
設置時期:2003年頃
コメット製のディスコーンアンテナ。2003年に現YAESUの受信機VR-5000を購入したタイミングで設置したと考えるが、会社帰りに秋葉原の富士無線に立ち寄って購入したこと以外は忘れてしまった.. これまでに何度もベランダでの設置と撤去を繰り返しており、現在は保管中。

<MK-5>
周波数:長波~UHF帯
設置時期:2010年2月
Field_ant製の受信専用シールドループアンテナ。ノイズが少ないとの評判を踏まえネットオークションで購入して設置。DS150Sと併設して聞き比べると長波~短波帯でもS/Nに変化は感じられず暫くして撤去し保管。大きさ故に保管スペースを取るので2011年1月にネットオークションで売却した。

<D303>
周波数:0.5~200MHz
設置時期:2011年2月
第一電波工業 (DIAMOND) 製の受信専用アンテナ。MK-5の後継としてネットオークションで中古品を購入後、DS150Sとの併用/置換を繰り替えしながら現在も稼働中。

<CP-5HS>
周波数:7/14/21/28/50MHz
設置時期:2015年5月
第一電波工業 (DIAMOND) 製の5バンドグランドプレーン。アマチュア無線の復帰に向けてネットショップで購入し設置。全長が3.6Mあることから給電部分で3方向にステーを張った。
ラジアルも最長1.8Mあり隣地に少しはみ出していたことから、住宅建設が始まったのを機に2018年内で撤去・保管し、2019年1月にネットオークションで売却。
このアンテナを用いて初めて当地からQRV開始。無線局免許状の交付から12年後となった。

<UHV-9>
周波数:3.5/7/14/18/21/28/50/144/430MHz
設置時期:2023年5月
コメット製の9バンド短縮ホイップアンテナ。サブ機(FT-991AM)導入を機にネットショップでカウンタポイズと併せて購入し設置。
実運用に用いることはなく、風力計設置のためマストを譲る形で2025年2月に撤去して現在保管中。


このほかにFM放送用の4エレ八木や衛星放送用パラボラアンテナを設置した時期もあったが、現在は至ってシンプルな構成になっている。
サイズの制限はあるものの気軽に様々なアンテナを試せるのはベランダアンテナの醍醐味であろう。

2025年8月23日土曜日

309. FRG-7購入





ネットオークションで比較的程度が良さそうなFRG-7を見つけ購入。今更、BCLでもないのだが、思い出深い受信機であり思わず触手を伸ばしてしまった。

最初にFRG-7を購入した時期は忘れたが、昔の写真から推察すると中学1年生の頃のようである。当時、父親の車で京都市内にある「京洛無線」に買いに行ったことは覚えている。販売価格は定価(59,000円)であった。









BCLを始めたきっかけは、小学5年生の頃に父親が持っていたスカイセンサー5800で短波放送を聴いたことであり、当時、新発売されたクーガ2200で海外の放送局に受信レポートを送ってベリカードやノベルティ(ステッカーやペナントなど)を集めることに熱中した。
中学生になる頃には既にアマチュア無線を始めることを意識していたのか、更に無線の世界を広げるためにFRG-7を購入したのではないかと思う。

その後、電話級の資格を取得し開局した後はBCL熱も冷め、高校生の頃にCQ誌別冊の「ハム交換室」で同機を2万円で売却してしまった。理由は忘れたが何か無線機材、アンテナ類の購入の足しにするつもりでいたのであろう・・

今回、ほぼ半世紀ぶりに手にしたFRG-7は思ったよりも小さいとの印象。筐体を外して中の基板等を確認すると、特に劣化した部品や改造/修理等の跡はなく、外観も経年劣化は否めないが、気になるほどの錆や傷もない。
パネル面のダイヤル、ボリューム類を全て外し全体を金属パーツクリーナーで清掃するとかなり綺麗になった。


早速、3.5MHzのInv-Veeを繋いで、AFN(810KHz)に合わせ同調を取るとSメーターで+10dBで入感。次に40MのSSBをワッチしてTS990/RDPの環境と聞き比べると、当然ながら感度の差はあるにせよ全く聞こえない局は僅かであった。
その後、30M~15MのFT8標準周波数に合わせると、いずれも強力に入感しており周波数のズレもない(直読できる5KHz以内)ことを確認。

PCに接続したSDRレシーバーと比べると音質は柔らかい気がする。また普段、BGM代わりに流しているAFNなどもPOWERスイッチ一つで入/切できるのも(マウス操作が要らないので)意外と便利である。

中・短波放送を聴ける無線機(ゼネカバ機)は2台あるが、これまでに受信したことはなく、
無線機類をこれ以上増やすつもりもなかったが、一台くらいは無骨なアナログ受信機でAM放送を聞くのも悪くはないであろう。


2025年6月1日日曜日

308. 4/5月のレビュー

<サマリー>
QSO数は146(4月:68 / 5月:78)となり、前年同期(166QSO)からは一割ほど減少。DXペディション局とのQSOは全体の35%と前期(2-3月)と同じ傾向。出来高としてはATNOを一つ解消し、Band Newを16スロット伸ばすことができた


<バンド/エリア別状況>
バンド別ではEs伝搬によるNew Gridを追いかけたことで50MHzが35%を占めた。エリア別ではオセアニアが約3割と最多となったが、他は特段の傾向は見られない。


<エンティティ別状況>
マリオン島(ZS8W)のDXペディションではATNOと共に7Band(40-10M)でWkd。他のDXペディションでも幾つかBand Newを増やすことができた。主なエンティティは以下のとおり;


<50MHz DXing>
4月はコンディションが振るわずQSOはオーストラリアと近隣アジア中心であったが、5月になってオセアニア、アジア方面ともに広範に入感し始め、Band Newとしてモルジブ(8Q7PR)とニウエ(E6RS)をwkd。

アフリカ方面は夕方の時間帯からロドリゲス島、モーリシャス辺りまでよく入感しており、大陸部のザンビア(9J2FI)、南アフリカ(ZS6WN,他)とQSOされているJA局を何度か確認するもこちらでは入感に至らず。
因みに夜半にCQを出し続けていた3B9FRを試しに5W出力でコールしたところリターンが得られた。

また5月初旬から活発になり始めたEs伝搬による近隣諸国のNew Gridを追いかけた結果、LoTWベースで800グリッドに到達。前回の申請から10ヶ月で100グリッドを積み上げたことになる。

5月後半頃からは中央アジアも入感&QSOできているが、ヨーロッパ、北米
は小規模のオープンに留まっており、こちらでは入感せず。6月以降のコンディション上昇に期待したい。

<DXCC Challenge Award>
昨年12月に申請していたDXCC Challenge AwardのCertificateが4月下旬にようやく到着。3月を過ぎてARRLに進捗を確認するも連絡がないことやクレジットカード番号を用紙に記入して
メール送付する手続きはやはり不安が残る。今回、Plaqueは申し込まずにCertificateのみ。同封されていたステッカー(1000,1500,2000)を貼付して額装した。