2018年7月7日土曜日

12. 信号強度の比較

ベランダに約7メートルの高さ(給電点)に上げている7〜50MHzのグランドプレーン(CP5HS)と318-40との信号強度を比較。

14-28MHzおよび50MHzは八木アンテナのため、違いは歴然であるため対象外とし、ローターリーダイポールとして機能する7MHzで比較した。結果、国内は、S5→S9、S9→+20dBとなり感度は向上している。画像のとおり、バンドスコープでも著実にピーク値が高くなっていることが見て取れた。

CP5HS(7mH)

 

318-40(16mH)


 

ウォーターフォール機能で比較した画像。ブルーのラインがアンテを切り替えたタイミング。下段が318-40。GPでは、聞こえていない局が318-40では入感(暖色表示)している。



感度の違いは、地上高の差異(9メートル)、ダイポールアンテナのゲイン(カタログ値:1dBi)およびダイポールアンテナの16mHでの打ち上げ角が30〜60度の範囲でピークになることから、国内通信にマッチして信号強度が高まったと考える。なお、半波長(20メートル)以上の地上高があれば、打ち上げ角は20〜30度の範囲でピークとなり、国内局の信号が弱まりDX向けとなるが、マストトップでも18mHが限界のため諦めざるを得ない。

 

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