2019年8月17日土曜日

34. FT8運用日誌(3)

<8/15>
21時過ぎに TO5M(Saint Pierre & Miquelon)をF/HモードでWkd。
このペディション局は、一昨日14MHz/CWで微かにに聞こえていたがQSBが深くコールするもQSOに至らなかった。本日、14.085MHz で-10dB程度で入感。当初Tx Freqを1,520Hzでコールしていたが10分ほど応答なく、先にリターンがあったJA8局が送信していた2,000Hz付近にQSYした後、2〜3分で応答が得られた。QSYが奏効したのか、たまたま順番が回ってきたのかは何とも言えない。


<8/16>
●朝の6時過ぎに7MHzでBand Newとなる5T5PA(Mauritania)を-20dBで確認。先方からR-22のリターンを得るもRR73がデコードできず、後からCLUBLOGでQSOを確認したがNot Foundであった...アフリカはこのほかにも9G2、ZSが-10dB程度で入感していたが、先にSV9RGI(Crete)とQSOしたところでタイムアップ(出勤時間..)。夏場のこの時期にロータリーダイポールでアフリカが入感しQSOのチャンスがあるのはFT8ならではかも知れない。

●夜になって、引き続き7MHzで南米のCE2BMW(Chile)、オセアニアのFK8HM(New Caledonia)、北極海のJW4PUA(Svalbard)をWkd。この他、ZS、W、HSともQSOして、FT8で 1day WAC を完成。また、この日、FT8DMC Special Event Stations の残り2局、TM8FTDM(France)、LX8FTDM(Luxembourg)と交信できた。

●FT8DMCからメールで Member Certificate が来着しており、早速、HPからAward申請用のソフトウエア(Ultimate AAC v2.3.41)をダウンロードし、試しに現時点で入手できる幾つかのAwardsの手続きを行った。FT8DMCのAwardsはWSJT-Xのログデータ(Adif)を用いてソフトウエアを介して申請するため、時間と手間が(費用も)かからない。
 

<8/17>
●昨日に続き、早朝から7MHzで9G2HO(Ghana)が入感。S/N -15dB程度であり、またDTが-2.1にシフトしていたためQSOは厳しいと思っていたが、数分前にQSOされていたJA局のTx Freqを調べ、その少し下辺りで何度かコールしたところリターンがあった。レポートは、-19dB/-20dBでありギリギリのところ。これがオンフレに集中してパイルになっていれば、リターンがあったとしてもRR73のデコードは困難であったかもしれない。QSB以外で、尻切れのQSOの原因(の一つ)は、同一Tx FreqでのQRMによるデコード不調だと思われる。それを運用でどうカバー(回避)するのか、まだまだ奥が深い...


●14MHzではEA8EN(Canary Islands)をWkd。+500Hzのスプリットで3分ほど呼ぶも無応答。その後、一旦、送信を中断して他の周波数を探したりしていると、1分ほど経ってからリターンがあり、慌てて戻ってレポートを交換した。Tx Freqを変えた次のシーケンスでリターンされるケースも何度かあり、中々先が読めない。

●19時頃より7MHzで北米の中西部、カリブ海から南米が多数入感。HH(Haiti)、PJ2(Curacao)を-15〜-20dB程度でデコードするも、大パイルとなり太刀打ちできず。Cuba3局、ColombiaとQSO。Cubaは7MHzだけで既に10局以上と交信できているが、カリブ海地域で、Cubaだけがこれほどにアクティブなのかは謎。Phone/CWで、一生懸命にCubaを追いかけた苦労は何だったのか...と感慨にふける。

<8/18>
●FTDMCの Award Manager からメール来着。申請したAwardsが専用URLからダウンロードできますよ−と言う案内。先ずは、Special Event Stations 全局QSOを記念して、FTDMC Anniversary Award(Bronze)を選択してダウンロード。シリアルは138番であった。

続いてALPA(Arab League Prefixes Award)。アラブ地域の22カ国のうち10以上(Level:1)の異なるプリフィックス局とQSOするもの。

最後は、OHCA(One Hundred Countries Award) 。FT8版DXCCといったところ。


●お昼前に14MHzでKH8C(American Samoa)をWkd。W局がQSOしているのを見つけビームを向けるもS/N -24dB程度であり、デコードできたりできなかったりの状況であったが、-19dB程度に上がってきたのを機に、Tx Freqを-100Hzに設定してコール。直ぐにR+01でリターンがあり、先方のシグナルも-06dB程度に上がっていた。
 



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