3月から世界的に感染拡大している新型コロナウイルスの影響で、予定されていたDX Peditionが次々と中止になっている。また、各国とも外出禁止が呼びかけられているため、固定局のActivityが向上すると思いきや、入感数に特に変化は見られないようである。
4月7日の緊急事態宣言から在宅勤務に移行したため、日中は、JTAlertでNEWエンティティやアフリカ・カリブ局が入感した際に "Audio Alert" で知らせるように設定しているが、たまにアラート(アナウンス)が鳴って見に行くと"Fake Decode" ばかりである..
新型コロナウイルス感染症拡大の防止を啓発するために、サフィックスが "STAYHOME" の局が各国、特にヨーロッパを中心に多数QRVしている。記念に(祈念に)Cyprus、FinlandおよびJamaica局をWkd。
●キーボードからのインターフェア混入
4月10日に7MHz FT8でJ68HZをコールしていると、いきなりPCがシャットダウン。その後も送信時に電卓のアプリケーションが勝手に起動したり、コントロールパネル等のウインドウが開く事象が発生。
最近のPC環境変化はメカニカルキーボードから軽量のWiredキーボードに変えたことだけであったため、試しにキーボードを外すと事象は現れないことを確認。キーボードのケーブルをフェライトコアで4回巻きにするも改善は見られないため、ワイヤレスのキーボードを通販で購入して置換。結果、不具合は再発しなくなった。
●21MHzでのFT8 DXing
昨年3月にアンテナシステムを変更した際、21MHzは3エレ八木からローターリーダイポールにスペックダウンしたこともあり、これまでQRVすることは殆ど無かったが、FT8で思いがけずDXが入感していることを知りワッチする機会が増えた。またコンディションが良い日が続いたこともあり、Band NEWとなるエンティティとアフリカ局に絞ってコールした結果、28エンティティ、アフリカ局はZSを中心に24局、以下7つのエンティティをWkdできた。
●4U1UNとの1st QSO
3月7日に初めてFT8 で入感して以降、何度かコールする機会は訪れたものの、総じてSNRが低く直ぐにデコードレベル以下に沈むため、4月になっても他のJA局がコールされている様子を眺めていることが多い状況であった。5日ぶりの入感となった4月30日。朝7時45分頃にDXSCAPEでセルフスポット(14.085MHz F/H)を確認しワッチすると、既に20局程のJA局がコールされている。2分ほどして3Slots/ -16dBでデコードでき、その後も比較的安定して入感しておりチャンス到来の予感がする。
Wide Graphでバンド内の空きを確認して1700Hz辺りでコールを開始するが、こちらでは見えないW局にもリターンを返しておりQRM(Hound同士の被り)は何とか回避したいところ。既にWkdされたJA局が2500Hz、2800Hzと割と高いところでコールされていたため2850Hz辺りにQSY。8コール目で「-09」のリターンを得ることができた。
しかしながら、先方のSNRは-21dBと低く、続くシーケンスはデコードできず、送信3回目でタイムアウトする “3 strikes and you’re out rule” が頭をよぎったが、無事に「RR73」を受領できた。
この「RR73」のシーケンスで初めて4Slotsでのデコードを記録。その後10分程は1〜3 Slotsで入感していたが、8時16分のシーケンスを最後に再びデコードすることはなかった。終わってみれば、信号強度がピークとなるタイミングでリターンが得られたと思われ、運にも恵まれたようである。NEWエンティティのWkd/Cfm(ATNO)は、3月中旬のVP2VBから1ヶ月半ぶりとなった。
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