2022年10月8日土曜日

221. DX運用日誌(128)

●SP9FIH/VP9(Bermuda)on 5bands
9/23からスタートしたDXPedition。10/14/18/21/24MHzの5バンドでQRVしており、それぞれFT8はF/Hでの運用で強力に入感。
バミューダ諸島はアクティビティが低く、伝搬的にも難易度が高いと思っていたが18MHzではSSBでもQSO(Mode NEW)できて、結果、このペディションで3つBand NEWを伸ばすことができた。


●J20EE(Djibuti)on 30/40M
9/23の10MHzでのQSOに続いて、10/4の朝6時過ぎに7.070MHzでQRVを確認。F/Hで最大6スロットで強力に入感しており難なくリターンを得たが、次のピリオドから急に見えなくなり、3コール目でようやく復活し「RR73」を受領した。

●3C3CA(Equatorial Guinea) on 30M -ATNO-
9/24に逃した3C/TA1OMからの仕切り直し。DX Peditionではなく、また10月中旬頃までのQRVとのことでQSOのチャンスが限られる中、何とかWkdすることができた。苦労したATNOなので、以下振り返っておく。

<10/4>
07:15頃に10.136MHzでQRVを確認。-16dBで入感しており40局ほどがコールされている。
SNRは-12~-16dBで安定しているが1時間ほどコールするも、多いときには70局以上が見えておりリターンの気配すら感じられない。
DF1200Hzに対して、200~1400Hzの範囲でピックアップしている傾向があるが、この間で空きを見つけることは容易ではない。そのうちにSNRは-22dB程度に落ちてデコードできないシーケンスも増え8時過ぎにはフェードアウト。

<10/6>
朝の4時半過ぎにPSKReporterをチェックすると10.131MHzでのQRVを確認。他のDX局からの近接QRMは避けられそうであるが、F/Hではなく通常のオペレーションの様子。SPOTが上がっているせいか、入感し始めた6時前には50局ほどのパイルアップになっている。

SNRは-16dB程度で安定しているが、何故か同じ局に何度も73を送ったり、Tx1から送信するなどQSOが遅々として進まない。ピックアップが集中している付近は相変わらず混み合っており、空きを見つけてコールを開始するも、少し経ってチェックすると被りがあり、何度もQSYを余儀なくされる状況。

コンディションが落ちてきた7時半過ぎになって「R-18」をデコード。「R-18」が3回繰り返された後で見えなくなるが、3回ともHintによるデコードであり、前後のシーケンスが受信できていないことからFalseの可能性が考えられる。その後、何度かデコードするもそのままフェードアウト。後ほどQRZ.comのLogbookを確認したが”Not in log”であった。


<10/7>
4時半前にPSKReporterをチェックすると10/14MHzでのQRVを確認。10.131MHzで待ち構えていると4:46に-16dBで入感。既にSPOTが上がっており、EUを含めて20局ほどが見える。DFを変えながらコールするもSNRが低下し始めてデコードできないシーケンスが目立つ。

5時半前に一旦、見えなくなりコールする局も次第に減って10分後に残っているのは1~2局のみとなった。5:38にそのうちの1局にリターンがありQRVが再開。
SNRは-14dBで安定しており、ピックアップされた局のDFから-100Hzでコール開始。昨日から変則的な運用がみられるため、先方から確実に「RRR」が得られるよう「Tx1」から送信。4局待って5分後に「-16」でリターン。WideGraphを見るとシーケンスの途中からの送信でHintdecoder依存となっているためFalseを疑ったが、次のシーケンスで「RRR」を受領。ようやくのWkdとなった。

その後は安定した入感が続いており、EUや北米、南米局にもリターンを返している
が、引き続きJAを優先的にピックアップしてくれているようである。また後日、ネットでのTweetにご本人からコメントが寄せられた。


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