2020年7月18日土曜日

113. DX運用日誌(68)50MHz

<7/17 Fri>
午後13時半頃からOZ, DL, UT, YLが入感。数局QSOした後で、狙っていたOH0Z(Aland Islands)が-15dBで入感。直ぐにコールするも、デコードは不安定な状態が続く..
一旦、仕切り直すことにして送信を中断しTx Freqの被りがないかチェック。1800Hz辺りにQSYしてコールを再開したところ4コール目で「R-12」のリターンを得た。最初の入感(6/4)から1ヶ月半以上経ったが、ようやくWkdできて安堵。


その後、コンディション上昇とともに入感局も増え始め、同時に20局以上デコードできるシーケンスもあったがBand NEWは見えてこない。時折、50.323MHzをチェックするがQRVしている局は見当たらず。

とりあえずCQシーケンスの未交信局を中心にコールし、2時間ほどで22局とQSO。しかしながらQSBと先方側でのQRMの影響か「73」未受領が目立つ結果となった。


17時半になって4O3A(Montenegro)が-16dBで入感するも、3回ほどしかデコードは続かず。
伝搬状態は以下のとおり。常連局を除きオランダ、デンマークの局が特に多かった。


<7/18 Sat>
朝7時半頃から南米のHC5VF, HC2DR(Ecuador)をコールされている2エリア以西の局を確認。暫くして1エリアでもコールされ始めたがこちらでは入感せず。W本土、XEもオープンしているようであるが、デコードできた北米局は常連のKL7HBKに留まった。

8時40分頃になって複数のノルウェイ局のQRVを確認。アンテナを北北西に向けてワッチしていると、9時過ぎにLA1KUAが-17dBで入感。直ぐにコールするもデコードレベル以下に沈んでしまう。

深く短い周期のQSBであったため、再浮上を狙ってコールし続けた結果、7分後に「R-10」でリターンを得た。「73」受領時のSNRは-22dBであり、いつもながらギリギリでのBand NEW 1Upとなった。
ノルウェイは、これまで午後にヨーロッパがオープンした際もなかなか入感しなかったが、今期のコンディション終盤になってWkdできたのは幸運であった。



今週は、午前中の早い時間から北欧がオープンする日もあり、6月夏至の頃のコンディションと異なる様相を呈していた
。午後からの入感のピークも少しづつ遅くなり、入感地域は、JA / EUともに更に限定的になった気がする。
数分間のチャンスを逃すとそれっきり..という局面が多くなったのもコンディション終盤の特徴なのかも知れない。

また、この時期になってもしっかりと入感してくる局は、優れた設備を有するアクティブな局が多いためか、デコードした局の多くが既に交信済みであり、QSO数はトータルで50局に留まった。





0 件のコメント:

コメントを投稿