2021年3月20日土曜日

146. DX運用日誌(90)

<3/18-19> VK9CE(Cocos Keeling Islands)on 20M
18日の朝9時過ぎから14MHz FT8で入感。既に結構なパイルアップになっていたが、昨日と同様15分ほどしてFT4に移行。その際、アンテナを3エレからRDPに切り替えたところSNRが向上しピーク+2dBで入感。World-Wideにオープンしているようで激しいパイルアップが続き1時間ほど断続的にコールするもリターンは得られずに終了。

夜の19時半過ぎに14.015MHz CWでQRVを確認。信号はピーク559程度で入感し20WPM以下のスローなキーイングでリターンを返している。パイルアップになり始めていたが、+1.6KHzのスプリットでコールし数局待ってコールバックを得た。入感から数分でのWkdとなり
午前中の「抽選もれ」の溜飲を下げた。

翌日、16時半頃から14.095MHz FT8で入感。ようやくF/Hモードでの運用となり、多い時は4Slotsでリターンを返している。昨日同様、アンテナをRDPに切り替えて15分ほどコールしたところで「+16」のリターンを得た。これでWkdと思いきや先方から次のシーケンスがなく、再トライとなる..
よく見ていると同様にピックアップした局に対してリポートの再送または「RR73」のいずれも返していないケースや同じ局に「RR73」を送信し続けるケースがあり、変則的なオペレーションなのかよく判らない。

先方は低いSNR値を返す傾向がある(SNR値の低い局をピックアップしている)ようにも見えるが、今回「+16」でリターンを得ているため、MaxdB設定による非表示の影響はないと考える。
こちらで採れる策として、念のため送信出力を絞ることとリターンを受けた際にDFに留まる設定(Use hound TX Freq controlをオフ)に変えてコール。ここからが長丁場となり、ワッチ開始から1時間経過した時点でようやくリターンを得た。DFはそのままで「R-06」を返して「RR73」を受領できた。


<3/19>
● ZS6JSI/TY (Benin)on 20M
朝6時半過ぎに14MHz FT8で同局をコールするVE局を確認。この時間帯、隣国のガーナ(9G)がよく入感しているがアンテナをショートパス方向に廻すも入感はない。暫くすると
複数のJA局がコールされ始め且つリターンを得られているので期待が高まる。
ようやくデコードできたのは1時間後であり、SNRも-21dBと低く且つ近隣局のQRMにマスキングされてデコードが続かない状況。
QRMが途切れた8時過ぎに再びデコードできたのを機にコールを再開。3分ほどして「R-10」のリターンを得て無事「73」を受領できた。その際SNRは-24dBとギリギリであり、それが最後となり再び浮上することはなかったことからワンチャンスを活かせたようである。

ベナン共和国からQRVしている同局は先月も運用を確認していたが、
クラスターにSPOTされることも少なく、今回、初めての入感でWkdできたのは幸運であった。一昨日のA25RUに続いてNEWエンティティ(ATNO)を一つ伸ばしLoTWでもCfmできた。




● A25RU(Botswana)on 20M -Not Wkd-
午後15時過ぎに14.095MHz FT8で入感。SNRは-20dBと低くSingle Slotでのリターンが目立つ。30分ほどしてコールして「-15」のリターンを得るもシーケンスが続かず再チャレンジとなる。その後、CQingを繰り返したり他局をピックアップするも「RR73」のシーケンスは少なくなりワッチ開始から1時間ほどしてフェードアウト。明日以降に期待したい。


●EP2LSH(Iran)on 20M
夜19時半過ぎに14MHz FT8で入感。
SNRは-20dB前後と弱く、主にヨーロッパ局をピックアップしている。アンテナをショートパス方向に向けてコールし15分ほどしてリターンを得た。同局は7MHzに次いで2バンド目のQSOとなった。






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