2021年5月6日木曜日

157. WARCバンド レビュー

アンテナシステムを変更して1週間が経過。GWの休暇中であったが、コロナ禍での外出自粛要請もあり、自宅でWARCバンドを中心にアクティビティを高めた。

<サマリー
3.5MHzとWARCバンドは初めての運用であり、FT8(JTDX)で各バンドに切り替えると、当然ながら入感局は全て"Band NEW"の一色に染まる。
先ずはBand NEWとなるエンティティを各バンド一つづつ(1局づつ)Wkdしていくことにした。1週間での結果は以下のとおり;

10MHz,18MHzを中心に6バンドで通算262エンティティをWkdできた。数はこなせた一方、Wkdしたエンティティは、アクティビティが高く伝搬の良い地域に集中し、アフリカは19エンティティ、カリブは6エンティティに留まった。比較的レアなエンティティは以下のとおり;


<10MHz>
KA1-404Lは30%短縮のダイポール動作なのでゲイン不足は否めないが、他のJA局がコールされているDX局が見えないという局面は少なかった。但し先方局のSNRが-20dB前後では、リターンを得られないケースが多く、結果として取りこぼしに繋がった。入感したエンティティは100を超えたと考える。

<18MHz>
14MHzとほぼ同じ時間帯で同じ地域がオープンしており、14MHzと比ベて空いていると思いきや入感状況は変わらず、夜間などヨーロッパがオープンしている時は一度に50局程度デコードできるほどの盛況(混雑)ぶりであった。
コールした局は概ねWkdできたのでBand NEWは100エンティティを超えた。

<24MHz>
ハイバンドのコンディションは上昇傾向にあるが、21MHzと比べると入感数は少なく、アジアを中心に34エンティティに留まった。ヨーロッパも東側がメインであり、未だ深いところまではオープンしていない様子。

<28MHz>
WARCバ
ンドではないが、6年ぶりのQRVであり、FT8では初めての運用となった。バンドがオープンしている時としていない時のメリハリがはっきりしているのはSSB/CWと何ら変わらない。アジア、オセアニアを中心にエンティティを増やせた。

10/18MHzがWARCバンドの主力となるのは間違いないが、21/
24/28MHzもコンディション次第でBand NEWを積み上げることができる感触を得た。
DXCC Challenge Award も見えてきたので年内にLoTWベースで達成できるようアクティビティを維持したい。
なお、この1週間、7MHz,14MHzをワッチする機会は殆どなく、新旧アンテナの比較はできていない。


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