2021年7月10日土曜日

171. DX運用日誌(111) 50MHz

<7/7>
14時頃からPCリモートでワッチすると、先日QSOした4O3AがCQingを繰り返しているのを確認。その後ボスニア・ヘルツェゴビナのE73Sを-8dBでデコード。コール開始後にSNRは±00dBまで上昇し、3局待って「R+00」でリターンを得た。
しかしながら次のシーケンスで「73」を受領できない。何度か「RR73」を送り続けていると、他
局にも「73」を返しておらず「R-**」送出した次のピリオドで次の局をピックアップしているので送信を停止。
DXSCAPEのSPOTも上げてくれており、後日、LoTWでもCfmしBand NEWが確定した。


その後、イタリアの2局をコールしてリターンを得るも、コンディションは急速に下降して
I6WJBなどの常連局以外は見えなくなる。15時過ぎからは3エリア以西でSU1SKやEA8数局、16時を回ってからはHB0CCやCN8LI,CT3MDをコールされていたがこちらでは入感せず。

<7/8>
朝7時頃からアメリカ北東部周辺がオープン。1ピリオドで1〜2局程度の入感であったが、WAS のBand NEWとなるバージニア(VA)とニューヨーク(NY)をWkd。その他にQSOできた州はOH,WI,KY,MIなど。

午後16時頃からフランスの数局が入感し、スロベニア、イタリア、オランダなどに次第に広がっていく。ピーク時には1ピリオドで10局ほどが見えていたが、”QSO B4”が多くコールする機会がなかなか訪れない.. 
昨日から引き続き4O3A,4O6AHやE73Sがよく見えていた一方、サンマリノのT77Cをコールされている複数の局を確認するも、こちらではデコードできなかった。
結果、1時間ほどのオープンで、フランス、イタリアを中心に9局に留まった。本日のQSOは以下のとおり;


<7/9>
朝の6時15分頃から7時過ぎにかけて複数のプエルトリコ局をコールされているのが見える。8エリアから4エリアまで広域に亘りオープンしているようであったが、こちらではデコードできなかった。HI,VP2Vなどのカリブ局をコールされている局もいらしたが傍観するのみ。

6時半頃にN2GHR(NY)が-16dBで入感。昨日同様、信号が浮上したタイミングで数局が見える程度であり、コールした次のピリオドでフェードアウトしているパターンが多い。それでも2時間ほどオープンでBand NEWとなるサウスカロライナ(SC)とアラバマ(AL)をWkdできた。一方、強力に入感していたコネチカット(CT)とWAS最難関?のデラウエラ(DE)を逃した。

<7/10>
朝5時40分に複数のテキサス局と共にケイマン諸島のZF1EJが-19dBで入感。SNRはピークで-11dBに達するが、暫くしてデコードレベル以下に沈む。10分ほどして再浮上するも、数ピリオド入感しては再び沈むことの繰り返しが続く。

HamSpots.comをチェックすると、こちらの信号を-23dBでデコードしてくれているが、パイルアップもありリターンを得られないまま、DFの近接でKL7RRCがCQを出し始めて万事休す.. 
数分後、DFを少し下げたため再入感するも、北米局を中心にピックアップしており、6時35分のデコードが最後となった。
昨年の6/28から1年ぶりのチャンス到来であったが、次回(来年?)に持ち越しとなった。

その後、アリゾナ(AZ)、コロラド(CO)など南西部がオープンし2時間ほどで17局とQSO。後半は「73」未受領となるケースも散見された。

午後から夕方にかけては中東、ヨーロッパ方面は開けず、PSKReporterを確認しても1エリアに限らず入感しなかった様子。唯一、18時頃からモンゴルのJT1BVのCQingが強力に入感していた。
土曜日の午後にも関わず BY,BV,VRも全く見えないので、今シーズンの終焉がまた一歩近づいたと感じる。
残り少ないオープンのチャンスで一つでもBand NEWを増やしたいところだが、難易度の高いエンティティばかりなので厳しい気がする。


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