2021年7月14日水曜日

172. DX運用日誌(112) 50MHz

<7/11>
朝7時過ぎからカリブのP4,HIをコールされている複数の局を確認するもこちらには入感なし。
8時頃からアメリカ中西部辺りが散発的に入感。WAS Newであるテネシー(TN)のK4QWSのCQingを何度もコールするが応答は得られず、他の局も-20dB前後のため静観して終了。

14時過ぎにイタリアのI6WJBが-6dBで入感するも他のDX局は見えない。QRZ.comによると同局は所謂Big Gunではないが(しかも無線機は全てHome Brewとのこと..)いつもこの局だけが見えていることが多々ある。 

少し経ってジョージアの4L/DL7ZMをコールされている局を確認するもこちらでは見えず。15時過ぎにはマケドニアのZ32ZMが-18dBで入感。3000Hz辺りでQRVしておりコールするもデコードは不安定でリターンは得られなかった。

その後、OE,F,OGが入感し始めて、16時37分に今期4度目となるウェールズのGW7SMVが-16dBで入感。直ぐにコールするも、4ピリオド後にはフェードアウトし今回もチャンスを逃した。
5分ほどして今度はスコットランドのGM4WJAが-20dBで入感。SNRは低いものの途切れることなくデコードできており、コール開始後、4分ほどして「R+00」のリターンを得た。
こちらでの入感は18時頃まで。本日は、EA6の常連4局(EA6VQは終始強力であった)、OH0Zなどが入感。
JA側は北海道から九州までコールされており、even側は賑わっているが、DX側は多くても1ピリオドで3ライン程度且つ常連局が多くQSOは3局に留まった

<7/12>
10時頃からPCリモードでワッチすると北米アラバマ、アイオワ辺りが見えている。未交信局が入感したタイミングでコールして5局とQSO。 
8時頃にキューバーのCO8LYが50.323MHzにQRVしていたことを後から知ったが、果たしてデコードできたがどうかは疑問。

午後13時に9N1CAが-17dBで入感。シーズン終盤になって初めてデコードできた。SNRは-11dBまで上昇するも15分ほどして見えなくなったので、定石通りFT4にQSYしたと考え、50.318MHzをワッチすると同局をコールされているJA局を確認。
しかしながら、FT4ではデコードレベルに達せずチャンスを逸した。

17時半頃に帰宅しワッチするとジョージアの4L/DL7ZMをコールされているJA局でバンドが溢れているが、こちらでは入感しない。
18時頃よりGシリーズをコールされている7,8エリア局を確認。入感を待っていると19時前に今期初めてノルウェイのLA7HJAが-11dBで入感。”QSO B4”のため静観していると、複数のノルウェイ局がQRVしているようであったがこちらではデコードできなかった。

20時半頃にインドの常連3局が入感。先月リターンを得るも“Not in Log”であったVU2BGSをコールし今回は「73」を受領した。

<7/13
10時過ぎにJT_Alertの音声通知でDX局の入感を知りワッチすると、アメリカ北西部の数局が入感している。WAS Newとなるサウスダコタ(SD)のK0KXを逃してしまうが、30分ほどで西海岸を中心に7局とQSO。

●4L/DL7ZM(Georgia) Band NEW
午後13時半頃にパキスタンのAP2AMとカザフスタン数局が入感。同じ頃にジョージアの4L/DL7ZMをコールされている局を確認し、14時13分になってようやく-20dBで入感。これが初めての入感となり、直ぐにコールしたところ、1局待って「R+10」のリターンを得た。
SNRは上昇傾向にあったので、このまま「73」を受領して終了と思いきや、次のシーケンスがデコードできず、その次には別の局に「73」を返している..
 継続して「RR73」を送り続けていると4分後に-22dBながら「RR73」を受領した。


15時過ぎには複数のイタリア局とともにコルシカ島のTK5JJが入感。SNRは-14dBまで上昇しHamSpot.comではこちらの信号を-8dBでデコードしていることを確認。チャンス到来と期待するも、一旦QSBでデコードレベル以下に沈んだ後、再浮上することはなかった。


昨年同様、シーズン終盤になると変則的、スポット的に新たなエンティティ、初めて目にする局が現れるようである。いずれにしても、年に数分間しか訪れないQSOのチャンスをモノにできるかは運に依るところも大きい


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