2021年7月1日木曜日

169. DX運用日誌(109) 50MHz

<6/30>
朝の7時頃から北米西海岸がオープン。QSBが激しく-10dB程度でデコードした次のピリオドには見えなくなるパターンが多く、中々リターンが得られない。10時過ぎまで断続的に入感していたがQSOは4局に留まった。

午後は、13時半頃からヨーロッパ局をコールされている3エリア以西の局を確認するも、こちらには入感はない。15時半頃になって1エリアでもヨーロッパ局をコールされている局を確認。15時40分にようやくエストニア、ルーマニア局が入感。ここからヨーロッパ全域が入感し始めて18時頃までオープンは続いた。

●OJ0MR(Market Reef)Band NEW
北欧局の入感を機にPSKReporterとDXSCAPEの双方でOJ0MRの動向を確認すると、50.333MHzでQRVしていることが伺える。直ぐにワッチすると既に何局かコールされているものの、こちらには入感はない。
50.313MHzでのヨーロッパのオープン状況も気になりつつ、暫くワッチしていると15時47分に-21dBで入感。直ぐにコールするも暫くデコードできない状況が続き、3分後にいきなり「R-02」のリターンシーケンスをデコード。
6/28の状況と似ており "False Decode"を疑ったが、SNRは-22dBを示しており「ホンモノ」であることを祈りつつ Wide Graphを眺めていると光彩は徐々に濃くなり始め、結果、-15dBで「73」をデコードし無事にWkdできた。
OJ0Cから続く一連のDX Peditionで10/14/18MHzに続く4バンド目のQSOとなり、7/4までのQRV期間になんとか間に合った

●OD5ET(Lebanon)Band NEW
50.313MHzに戻ると複数のイギリス局が入感しており、Gシリーズの入感を期待しながらコールしているとレバノンのOD5ETが-19dBで入感。
アンテナを中東に向けて同局に専念した場合、機会の少ないGシリーズの入感を逃す可能性があるため躊躇したが、やはりBand NEWに集中すべきと判断しコール開始。
SNRは-10dB程度まで上昇しておりパイルアップも激しく、2エリア以西の局を中心にピックアップしている状況。昨日のA92AA同様、長丁場を覚悟したが、幸運にも15分ほどでリターンが得られBand NEWを一つ伸ばすことができた。

その後はいつもどおり入感してくる未交信のヨーロッパ局をCQシーケンス、73シーケンスのタイミングでコール。時折、先方から呼ばれることもあり、2時間ほどのオープンで26局とQSO。

17時過ぎにはガーンジー島のGU8FBOを-21dBでデコードするが、入感はこの一回限りであった。これ以外にはBand NEWの入感は無かったが、珍しいところではオーランド諸島のOH0AZXなども見えた。高緯度からのパスが良好であったが、他のGシリーズはこちらでは入感しなかった。

19時過ぎに再びワッチすると、夕方に取り逃したキプロスの5B4AABが-5dBで強力に入感している。結構なパイルアップとなっていたが、先にピックアップされた局のTx Freqを参考にコールし10分ほどでリターンを得た。
昨年は苦労したキプロスであったが、今年は同局で4局目となり、いつもながら1局できればあとは続くようである

その後、21時過ぎまで散発的にドイツ、フィンランド、ポーランド局が入感。交信済みの局が多く且つデコードは不安定であったがドイツの3局とQSO。
結果、本日のQSOは、朝の北米を含めて21エンティティ、合計35局となった。


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