2024年12月2日月曜日

300. 10/11月のレビュー

<サマリー>
QSO数は360(10月:141,11月:219)となり、前年同期(383QSO)対比では微減。Newエンティティ(ATNO)は無かったが、DXペディション(XT2MD,S9Z等)を中心にBand Newを19スロット伸ばすことができた。
参考指標としている年間DXCC(Wkd)は、CQ WW Contest (CW) で未交信エンティティの穴埋めを行ったことで一気に218エンティティまで伸張した。


<バンド/エリア別状況>
バンド別では50MHzがF2層伝搬による北米、南米、ヨーロッパとのQSOで局数を伸ばしたことで全体の73%を占めた。エリア別でも50MHzでのQSO増により、北米、南米がそれぞれ3割近くとなった。


<50MHz DXing>
10月初旬より連夜(21時頃から)ロングバスによるカリブ海~中南米がオープン。しかしながら入感するのは"QSO B4"局が多く、新局とのQSOは3エンティティ/3局(HI,PJ4,YV)に留まった。
P4,TG,TIも何度か入感しコールするも、JA側も広範囲でオープンしており激しいパイルアップとなっている様子。残念ながらリターンは得られなかったが、PSKReporterでこちらの信号は届いてることは確認できたので来季に期待したい。

10月後半からは午前中の時間帯で北米がオープンする日が続き、少しづつQSO数を伸ばしNew Gridを増やすことができた。

夕方の時間帯ではショートパス~南西方向(240度)で何度かヨーロッパがオープンするも入感する局は常連の”QSO B4”局が多く、新局はなかなか見えずQSO数は思うほど伸びなかった。

結果として、この2ヶ月間で41エンティティ/261局とQSO。
入感ベースでは50エンティティを超えており、サイクル25のピーク時期に相応しいコンディションであったと考える。またリモートによる運用が多く、CW/SSBでのWkdはなかった。
エンティティ別の内訳は以下のとおり;


2024年11月15日金曜日

299. 50MHz DXing 2024(7)

10月末から11月前半にかけて引き続きコンディションの良い状態が続いており、規模の違いはあるも、ほぼ毎日、北米、南米、ヨーロッパのいずれか若しくはその全てがオープンしている状況。こちらでコンディションが良くQRVできた日を中心に纏めておく。

<10/30>
スマホリモートで朝7時半頃からワッチするとAZ州が-14dBで入感。その後、中西部から西海岸にかけて入感し始めて8時を回った頃には20局程が同時に見えている。

入感局の1/3程度がNEW局でありコールすると割とスムーズにコールバックが得られ、1時間ほどで12局とQSO。同じ時間帯で複数のコスタリカ局をコールされている1エリア局が見えるがこちらには入感はない。

15時過ぎにワッチするとSV5DKLが-16dB、SV9CVYも-13dBで見えている。16時頃にギリシャの2局が入感するもデコードは続かずにフェードアウト。

<11/1>

6時半過ぎに西海岸から中西部の6局ほどが見え始め、7時に回った頃にSD州のK7BGが-19dBで入感。2回目のコールでリターンが得られ久しぶりのWAS Award 1upとなった。

その後、コンディションは上昇してWY,KS,CO,NE州などが入感し8局とQSO。同じ時間帯でコスタリカをコールされている局が見えるが、こちらには入感はない。9時前にはXE2ATが-10dBで入感するもリターンは得られず。

<11/3>
8時前に西海岸から中西部辺りが入感し始め、10分程で20局ほどが同時に見える。半数ほどがNEW局であり、コールしていると他局からも呼ばれることも。

8時半頃には一旦弱まるもTX州を中心にIA州が再入感。PY2XBも同じ方向で見えている。前半はリターンがスムースに返り、1時間ほどでXEを含め16局とQSO。

14時にEUロシアのRK4FD(Penza)が-2dBで強力に入感。コールしていると、近隣のUA4HBW(Samura),UD3T(Kulebaki)が入感。いずれもモスクワの東南東300-700kmあたり。いずれもNEW局でありコールし続けて3局ともWkdできた。その後、1時間以上経過してもマイナス一桁台で入感。

<11/5>
夕方17時過ぎにスマホリモートでワッチするとヨーロッパ局をコールされている局が見える。
南西方向にアンテナを廻すとS5,SP,ESなど4局ほどが入感。NEW局が見え始めてコールしているとピーク時には20局ほどが同時にデコード。ルクセンブルグ局をコールされている方も見えるがこちらでは入感せず。フィンランドからイタリアまで広範に入感しており、リモート~帰宅後の1時間ほどで8局とQSO。

<11/6>
7時半前からワッチするとAZ,CO州の”QSO B4”局が入感。暫くするとNEW局も見え始めてコール開始し30分ほどで4局とQSO。
9時頃に再びワッチすると、多い時で12局程度が同時に入感しNEW局をコールするもリターン率は低い。

暫くするとPY2のNEW局が4局が入感し始めそのうち1局とQSO。10時半頃には再びPY4AQAが単独で入感。コールするも暫くしてフェードアウト。結果、出来高はVE,KL7,PY2を含め16局であった。

11時半頃からUA0(AS)が2局入感しNEW局とQSO。その後はUNの“QSO B4”が複数入感し14時頃にNEW局をWkd。再びUA(AS)が入感しMSHV/3スロットで運用しているUA9MAをWkd。

15時半頃から東欧を中心にUR,YT,LZ,YO,UA(EU)が入感。その後SV,SV5,SV9,4Xが見え始めるが“QSO B4”局が多く且つ入感は限定的。

JA側のオープンもエリア的に限定的なのか、それほどコールされる局も見えずLZ,YT,SV,URのNEW局からリターンが得られ午後の部は計9QSOとなった。

<11/8>
8時前にワッチすると北米がオープンしており、8時半を過ぎた頃には20局程度が一度に見える。半数程度がNEW局であり8局とQSOし9時頃にはフェードアウト。

17時頃からはヨーロッパがオープンし20局程度が一度に見える。50.323MHzでも5局ほどQRVしているが、いずれも"QSO B4"局。50.313MHzでNEW局をコールするもJA側が広範囲にオープンしているせいかリターンはなかなか得られず、QSOは4局に留まった。

<11/11>
リモートで7時半頃にワッチするとイースター島のCE0YHOをコールされている1エリア局が見える。アンテナを90度方向に向けると-15dBで入感。コール開始するもデコードは断片的であり20分程でフェードアウト。

同時間帯でXE,PY,LU,CXが数局見えており、NEW局が入感したタイミングでコールし9局とQSO。オープンは大規模とは言えないが断続的に11時頃まで続いた。

9:48にZP9HTLのCQシーケンスが-13dBで入感。CQを繰り返しており時折りリターンを返しているが15分程でフェードアウト。10時過ぎには複数のHC局が入感。NEW局をコールするも届かず。西日本ではHK局が入感&QSOされていたたようである。

16時半過ぎに再びワッチするとDXペディション局のVK9CVをコールされている1エリア局が見える。アンテナをダイレクト方向に廻すもこちらには入感はない。ネット情報によると西日本では強力に入感していた様子。翌日以降、夕方の時間帯にワッチするもQRVはあるようだがこちらでは入感はなかった。

<11/15>
7時半前にPY3AKSが-15dBで入感し数回のコールでリターンを得た。その数分後にCA州が入感し始め8時頃には20局ほどが一度に見える状況に。SNRはマイナス一桁台の局が多く、時折りPY,XE局も入感。


JA側も広範にオープンしている様子でありQRMとパイルアップが激しいことが想定され、リターンが得られない状況が続く。試しにオンフレでコールするとリターンが得られたり、SNRが低い局の方が(競り合わない為か)リターンを得やすい傾向が伺える。

50.318MHz/FT4でも数局とQSOし、2時間ほどのオープンでPYの3局を含め20局とQSO。
北米局がフェードアウトした後、10時頃からはVK3,VK7が強力に入感。同時に6局ほどが見えており、NEW局をコールして4局とQSO。

この日は16時過ぎにRA7A(EU Russia)をWkdしたことから、アフリカを除く5大陸とQSOできたことになる。

2024年11月2日土曜日

298. アマチュアコード

JARLが提唱し続けている「アマチュアコード」。スローガンとしてJARL主催の会合等で垂れ幕として掲げられていることも多い。

・アマチュアは、良き社会人であること
・アマチュアは、健全であること
・アマチュアは、親切であること
・アマチュアは、進歩的であること
・アマチュアは、国際的であること

これらは1928年にW9EEAが提唱した「The Radio Amateur's Code」に準拠しており、ARRLのHPに具体的な例を示した記述がある。

その一部を意訳してみると;
<CONSIDERATE>
The radio amateur never knowingly operates in such a way as to lessen the pleasure of others.
<思いやりを持つこと>
アマチュア無線家は、故意に他のアマチュア局の楽しみに水を差す(邪魔をする)ような運用をしない。

<LOYAL>
The radio amateur offers loyalty, encouragement and support to other amateurs, local clubs・・・
<忠実であること>
アマチュア無線家は、他のアマチュア局、ローカルクラブ・・に忠実に接し、彼らを励まし、サポートを惜しまない。

<FRIENDLY>
The radio amateur operates slowly and patiently when requested; offers friendly advice and counsel to beginners; kind assistance, cooperation and consideration for the interests of others. 
<友好的であること>
アマチュア無線家は、求められればゆっくりと忍耐強く運用し、初心者には優しくアドバイスや助言を与え、他のアマチュア局には親切な援助・協力を惜しまず、彼らの関心事に心を配る。

至極真っ当なことばかりであるが、およそ100年前の提言が今にも通じることは感慨深い。しかしながら、現実には「アマチュアコード」に反する行為が横行していることは否めない。

例えば、DXペディションでの執拗な妨害行為、FT8でのなりすましや誹謗中傷など。彼らは匿名性を利用し(自らの安全を確保し)他のアマチュア局に不快感を与えることで悦に入っている。
また、X(Twitter)やブログなどネット上で個人を特定或いは示唆し、揶揄、批判することで優越感を満たそうとする者もいる。※精神科医曰く、相手にしないことが一番とのこと

自分自身がこうした愚行に関わることはないにせよ「他山の石」として、ネットでの情報発信の際は注意することと、古き良き伝統として「アマチュアコード」をいつも意識しておきたい。


2024年10月29日火曜日

297. 50MHz DXing 2024(6)

引き続きコンディションが良好な日が続き ”Big Open”も経験できたが、入感する局は”QSO B4”局が多くQSO数は期待ほど伸びない。またNEWエンティティは相変わらずハードルが高く50MHz DXの難しさを改めて実感。以下、日次ベースでのメモを残しておく。

<10/11>
磁気嵐の影響でK-Indexが9の異常値。HFを含め朝からDXの入感はなく夜半のカリブ方面のオープンもない。

<10/12>南米ビッグオープン
朝の5時半過ぎに北米局をコールするCE4BJが-13dBで入感し、何回目かのコールでリターンを得た。その後、LU,CXが五月雨式に入感し、1時間後には10~20局が一度に見える状況となる。その後、
コンディションは下降することなく入感は続く。 

PSKReporterによると8時前にはスキャッター伝搬なのかJ35XとTI2AAがこ
ちらの信号を-17dBでデコードしてくれている。しかしながら両者ともQRVは確認できない。北米局もJA局の信号をデコードしている様子が伺える。

10時を過ぎても10局以上が同時に見えているが全て“QSO B4”局。少し入感数も減ってきたので、このままフェードアウトするかと思いきや11時頃に再びPYを中心に20局ほどが一度に見え始める。

NEW局を選んでコールしていると、11時半にBY局をコールするZP5DA(Paraguay)が-17dBで入感。以降、同局に集中しコール開始。25分程で最初の「R-15」のリターンがあり、3回繰り返されるが“73”が受領できない..その後12時過ぎにも「R-17」でリターンがあるが「73」を確認できず暫くしてフェードアウト。

確実なリターンを得ているので”In Log”の可能性を見込んでLoTWにUpしておいたところ数日後にCfmできた。

オープン中にPSKReporterをチェックしているとPX0FFがJA局をデコードしており、Livestreamを見ていると1~6エリアの数局かQSOされているが、こちらではデコードできず。

南米局との最終QSOは12:23のPY2OC。最終デコードは13時過ぎのCE3SX(-20dB)てあり、朝の5時半から7時間半オープンしていたことになる。

出来高は39QSO。後半の1時間はZP5DAにかかりきりであったので、円滑にQSOが進んでいれば50局近くQSOできたかもしれない。これがF2伝搬の威力なのか今後の期待が高まる。

<10/13>カリブオープン
21:34にJT_Alertが発呼しワッチするとP43A
(Aruba)が-19dBで初入感。20:50頃からコールされている3エリア局を確認。1~6エリアを広範にピックアップしており、被りを避けるため何度かDFを変えながらコールするもリターンは得られない。
SNRはピークで-15dB。コンスタントに入感するも概ね17~20dB辺りでそれほど強くない。
600W程度で送信しているが、Tx2からなのでPSKreporterでフラッグが立たずこちらの信号がデコードされているかは不明。
途中False decodeが何度も発生しつつ最終デコードは22:55。1時間20分ほどの入感であったがパイルアップが激しくQSOには至らず。コールしている途中でFG8OJ,HI8SDR,YV1DIGの入感も確認。

PSKReporterおよびXのポスト情報によると西日本を中心にコンディションはかなり良好でありPJ2,PJ4,HP,HKが入感&QSOされていた。

<10/14>
朝9時半過ぎに外出から戻りワッチするとEUをコールされているJA局が見える。Band Activityを遡ると8時過ぎからポルトガル、スペイン
辺りがオープンしていた様子。

アンテナをロングパス(150度)方向に廻すとEA8TLが-6dBで入感。幸運にも3回目のコールでリターンを得た。ほかにはEA8AQV,CT3MDなど“QSO B4”局が見える。

この時間帯にPX0FFが50.323MHzでQRVしているとの情報を得てワッチすると10局程がコールされているのが見えるが
、MSHVのマルチストリームで分散しているせいか信号は弱い。暫くするとWidegraph上に6ラインが現れて信号が上昇したタイミングでコール開始。

先日の同チームからのアナウンスを参考にTx2を選択し数分間に亘りコール。暫くしてWidegraph上から光点が消えてフェードアウトしたが、コール途中で何度か「R-09」等返っていたことを確認。

Xのポストを拝見していると同局は9時過ぎから主に3エリア以西で強力に入感していたらしく、簡素なアンテナでもQSOできたとの情報もあり、まさに”Magic Band”の本領が発揮されたようである。

<10/16>
9時過ぎにPY3SOLが-1dBで強力に入感するも他のPY局は入感せず。PSKReporterによると沖縄方面(南西諸島)では相変わらずPX0FFが良好に入感している様子。9時半頃にLUの新局が見えるもデコードは不安定。他に数局デコードするが”QSO B4”のため静観しているうちにフェードアウト。

19時過ぎに9K2GSが230度方向で入感。こちらも単独での入感であり他の中東局は見えず。

<10/17>
7時過ぎにCE3SX/2が-18dBで入感。その後PY3SOLが入感しピークで-3dB程度まで上昇。8時半頃にCE,PYが入感し始めてNEW局を確認しコール。コンディションのピークは9時半頃でCEを中心に10局ほどが同時に入感しCE,PY,LUの4局とQSO。その後、C21MMや複数のKH6,VK局が入感。

夕方18時半頃からフランス、イタリア、ドイツ局をコールされているJA局が見えるがこちらではデコードできず。EU局側も夏場のマルチホップEsでよく目にする常連局が目立つ。

<10/18>

9時過ぎにLU5FF,複数のKH6が強力に入感するもそれ以上の広がりはない。

16時過ぎに220度方向でEU常連局のYO9HPが-10dBで入感するも他の局は全く見えず16:45にフェードアウト。その後17:20に3B8FAが-20dBで入感していた。

<10/19>
9時過ぎより複数のCEが入感。30分ほどしてNEW局のPY5EKが入感し4回目のコールでリターンを得た。その後、PY,LUの数局が入感するもスポット的であり、それ以上の広がりは見られない。

10時過ぎにアンテナ方向(90度)はそのままでHC2FGが-12dBで入感。続いてNEW局のHC2GRCが-11dBで入感するもデコードは続かず。同じくNEW局のPT9AL,LU2GPBをコールするもリターンは得られずフェードアウト。

<10/20>
8:45頃よりCE,PY,LUがオープンし強力入感するもいずれも“QSO B4”局でNEW局は見えない。

21:11にJT_Alertが発呼しワッチすると今期二回目となるP43A(Aruba)が-18dBで入感。直ぐにコールするも1~3エリアで広範にオープンしているようであり、激しいパイルアップが想定される。リターンが得られないまま30分程でフェードアウト。

22時過ぎにPJ4MMが入感。同局も昨年来、何度か入感するもQSOには至っておらず、苦手意識は否めない。
暫くコールしているとFT4にQSYする旨のアナウンスがあり50.318MHzにQSY。10分程コールしようやくリターンを得た。続くシーケンスは見えず「R-11」を送り続け2分後に「RR73」を受領。

<10/21>

リモートで8時頃から時々ワッチしているとPYが広範にオープンしているがQRVできずに終了。

<10/22>
9時過ぎにNEW局であるLU7FINが-6dBで入感。コール開始するも数分でフェードアウト。他にLU局は2局ほど入感するも“QSO B4”であった。

<10/23>
リモートで8時頃から断続的にワッチ。9時前からLUのNEW局が単発で見え始め1時間ほどで3局とQSO。

自宅に戻り14時前にカザフスタンの複数局が入感している。アンテナをダイレクト方向に廻してNEW局2局とQSO。その後UB9MEU(Asiatic Russia)をwkdしたが、QRZ.comに情報掲載はない。夕方にはインドネシアとマレーシアのNEW局とQSO。

<10/24>

9時前にPY3AMBが-23dBで入感。3コール目でリターンを得た。その後PYのNEW局が見えるも暫くしてフェードアウト。8RとQSOされているJA局もいらっしゃる様子。

13時頃から“QSO B4”のカザフスタンが数局入感。16時半頃からEUをコールされている局が見え始め、南西方向のスキャッター伝搬であることが判明。

アンテナを220度に向けてワッチしていると17時過ぎにドイツ、チェコ、スロベニアがそれぞれ1局づつ入感。SNRは最大でも-15dBとそれほど強くはない。こちらではデコードできないEU局も総じて良く目にする局であり殆どが“QSO B4”局。

3エリア以西でコンディションが良好のようでEU広範に亘ってオープンしている様子で19時半頃までコールされていた。

<10/25>
12時半頃からカザフスタンに続き、RK9UTが-6dBで入感。15時半頃には南西方向でルーマニア、ポーランド、エストニアが入感するもいずれも“QSO B4”局。

一旦コンディションは収まるが17時過ぎに再び上昇。ギリシャのNEW局をコールするもリターンは得られず。ハンガリー、セルビアも見えるがやはり“QSO B4”局。

その後、ようやくNEW局が入感し始めてウクライナ局をWkd。モルドバのNEW局からはリターンを得られず、ブルガリア局はリターンを得るも「RR73」未受領でフェードアウト。18時半頃にはクレタ島の常連局SV9CVYが強力に入感し30分ほどJA局を捌いていた。

21時過ぎにFG8OJのCQシーケンスを-14dBでデコード。その後15分程で見えなくなったが、
続いてWP4Gが-12dB、NP2Xが-8dBで入感。両者とも直ぐにFT4にQSY。その後、ワッチするもNEW局は見えずにフェードアウト。

<10/26>
昨夜に続き21時過ぎからKP4,HIそしてJ35Xをコールされている1エリア局を確認。次第にコールされる局が増え始めるがこちらでは入感はない。

21:45にWP4Gが-16dBで入感。その後、P43Aをコールされる局も現れて多い時で1エリアの10局ほどが見えるが、odd/even双方でDXをコールする状況になりマスキングされてデコードできず。22:54になってようやく-19dBで入感。これが今期3回目の入感であるがコール開始後、いきなりFalse decodeを掴んでしまう..SNRは-15dBまで上昇するもデコードは続かずDFの真上でDU局がQRVし始めて終了。

<10/27>
7時半過ぎからワッチするとW局をコールされている局が見えており、07:37にK0GUが-16dBで入感。その後、散発的に5局ほどが見え始める。入感エリアはAZ,CO,ID,TX,NM辺り。NEW局が見えたタイミングでコールするもSNRは-20dB前後且つ短い周期でのQSBがありデコードが続かない。8時半過ぎにようやく1局からリターンを得るが「73」未受領で終了。

17時頃よりEUをコールされているJA局が見え始める。先方はセルビア、スイス、ルクセンブルグといったところ。アンテナをダイレクト方向および南西方向共に向けてワッチするも入感せず。夜半にカリブはオープンすることはなかった。

<10/28>EUビッグオープン
8時頃に北米/南米が小規模でオープンしていたようであるがワッチできず。

16時半頃に電車内からリモートでワッチすると、スイス、ドイツ局をコールされているJA局が見える。南西方向にアンテナを廻してみるとオーストリア、スロベニアを皮切りに広範囲で多くのEU局が入感し始める。

多い時で20局ほどが一度に見えており、こちらからはイタリア、スロヴェニア、クロアチア局が多く、そのうち1/3程度がNEW局。先方の「73」送信のタイミングを狙ってコールするも、リモート操作のためどうしてもワンテンポ遅れる..それでも自宅に着くまでに10局とQSOできた。

コンディションのピークは17時半頃であり、帰宅後、18時を回ると一旦落ち着くも、スイス、フランス、スペイン局が単発で入感。イギリス局をコールされている局も見えるが、こちらでは入感はなく30分程でフェードアウト。

---------------------

50MHzのコンディションは様々な伝搬により今後も好調が続く気配がするが、入感&QSOのチャンスはこれまで同様、地域差・設備差に依るところが大きいため、気楽・気長に構えておきたい。

2024年10月11日金曜日

296. 50MHz DXing 2024(5)

10月に入って夜半でのロングパスによるカリブ、中米局の入感、午前中の南米およびロングパスによるヨーロッパがオープンしている。以下、入感状況を纏めておく。

<10/1>カリブ/中米オープン
22時過ぎにカリブのNP2Xが-7dBで強力に入感。23時半頃から中米のTG9AJR続いてTI5CDAが数シーケンスながら初めて入感。
TG9AJRのSNRはピークで-13dB程度であり、PSKReporterをチェックすると両者ともにこちらの信号をデコードしているがパイルアップが激しく太刀打ちできず0:15頃にフェードアウト。


<10/2>カリブオープン
21時半頃からPJ4MMが-14dBで入感。コール開始するもリターンは得られないままフェードアウト。カリブの常連局であるFG8OJ,NP2X,V21OCがこちらの信号をデコードしていることを確認。


<10/3>カリブオープン
21時半頃からFG5GHが-18dBで入感するもデコードは続かず。

<10/4>カリブ/中米オープン
21時過ぎからFG8OJ,HI8SDRが入感。昨年逃していたHI8SDRをコールし、フェードアウト寸前でリターンが得られ今期初めてのカリブとなった。

23時前からTI5CDAが入感。こちらの信号も届いている様子であり、23時半頃にピークを迎え複数のコスタリカ局も同時に入感。同局のSNRはピークで-7dBに達するがリターンは得られずその後10分ほどでフェードアウト。SSBでのQRVもあったようである。


<10/7>
ネット情報では6時過ぎからヨーロッパがロングパスで入感し、11時頃からPX0FFが(150度方向)で3エリア以西において15分程オープンしていた様子。夜半のカリブ方面は入感せず。

<10/8>南米/ヨーロッパオープン
6時半頃よりCXの2局、その後LU局も入感。NEW局のCX3VBをコールしていると西アフリカのTR8CAがこちらの信号をデコードしている。

8時半頃からはロングパスによりイタリア局が入感。その後、ギリシャ、マルタなど8局程度が同時に入感するもオープン時間は短く20分ほどで収束しQSOは1局のみ。

9時前からPY3SOLが入感。SNRはピークで+1dBと強力に入感するが他局は見えず。

<10/9>南米オープン
6時頃より南米局をコールする局が見え始め7時前にLU5FFが-13dBで入感。
8時頃になってCX,LUが入感し始め次第に局数が増えて”Big Open”の様相を呈してくる。こちらでの入感のピークは9時半頃であり、25局程度が同時にデコードできる。

CQを出し続ける局やSNRの低い局を避けつつタイミングを計ってコールす
るも、(いつもながら)なかなかリターンは得られない。傾向としてPSKReporterでこちらをデコードしている局はリターンが得易くまたコンディションが落ち始めた頃になってリターンが増えた気がする。沖縄方面ではPX0FF,ZB2も入感しているようであり、ビーム方向は不明であるがTG9AJRもデコードされているがいずれも見えない。またZP5DAがこちらの信号を-18dBでデコードしている。

10時頃に一旦終息するが、LU,PYを中心に”QSO B4”局が数局見えており、ZP局をコールする西日本局も見える。10時半になってこちらではDX局は全く見えなった。
今回、過去最大規模(長時間)のオープンであったが、終わってみれば14QSOに留まった。

18時過ぎにRebel DX GroupのDXペディション局3D2V(Rotuma Island)のCQシーケンスを
捉える。アンテナを廻し始めると5ストリームで入感。2回目のコールで+19のレポートを得て、久しぶりの1Upとなった。信号はその後強力になり最大12ラインで入感。


<10/10>南米/カリブ/中米オープン
9時頃からリモートでワッチしているとCX2TQのCQingが-19dBで入感。その後ウルグアイを中心にオープンしピークの10時頃は10局程度が一度に入感。
しかしながらネット環境が悪く画面操作がスムースにいかずタイミングよくコール出来きないままコンディションは11時前には終息し僅か2QSOに留まった。

21時過ぎからWP4G,FG8OJ,J35X,V26OCをコールする局が見え始め、暫くしてWP4U,WP4Gが入感。

21時半頃にYV1DIGをコールする局が現れて21:46に-17dBで入感。先方のDFが2500Hzの1スロットと2340Hz周辺の2スロット(計3スロット)で見えており、一方がPirateの可能性を懸念したがこちらで意図的に選ぶことはできない。コールし続けること約1時間、ようやくリターンを得ても疑念は晴れなかったが
、翌朝、無事、LoTW/eQSLでCfmできて貴重な1Upとなった。

その後、2,3エリア以西を中心にHK1X,TI2AA,TI5N5BEK, TI5CDAなどをコールされている2エ
リア以西の局が見えるがこちらでは入感はない。PSKReporterで見ると本日はカリブ海周辺で広範囲にオープンしている様子が伺える。


2024年10月2日水曜日

295. 8/9月のレビュー

<サマリー>
QSO数は僅か79に留まり、前年同期(223QSO)からは1/3程度となった。無線以外の取り組みが多忙となり、アクティビティが落ちたことが原因。
それでもN5JのDXペディションによりATNOを1つ解消しBand NEWを12スロット伸ばすことができた。


<エリア/バンド別状況>
N5Jの追いかけ(19QSO)と50MHzのDXingによりオセアニアが全体の半数を占めた。バンド別では50MHzが全体の1/4となったが特段の傾向は見られない。


<VUCC Award>
8/22にARRLからVUCC Awardが来着。今回、初めての申請であり、Certificateと共に大量のステッカーが同梱されており、全部並べると以下のとおりとなる。
現実的ではないので100単位で貼っていくが、次の800に到達するには相当な時間がかかる見込み。


<50MHz DXing>
9/9~10にH44MS(Solomo
n Islands)がFT8で強力且つ長時間に亘り入感。高校生の頃、H44PTがSSBで連日強力に入感していたことを彷彿とさせる。しかしながら両日ともパイルアップが激しくあえなく逃してしまう.. 

9月後半になり、毎晩インドネシア辺りがオープンし始めて、何度かロングパスでカリブ局(NP4BM,NP2X等)が入感したが、オープン時間は短く地域も限定的。NEW局をコールすれどQSOには至らず。

昨年は10月初旬からBig Openが続いたので、暫くは注視したい。

2024年8月3日土曜日

294. 5-7月のレビュー

<サマリー>
QSO数は198となり、前年同期(209QSO)からは微減。出来高はATNOを2つ(FT4GL,5U5K)解消し、Band NEWを19スロット伸ばすことができた。


<エリア/バンド別状況>
New Grid狙いでEsによる近隣アジア局を積極的にコールした結果、エリア別ではアジアが35%、バンド別では50MHzが全体の6割を占めた。


<50MHz DXing>

マルチホップEsによる北米/ヨーロッパオープンは、頻度・規模ともに優れず、ここ数年、QSO数はシュリンクしている。また昨年同様、夏至(6/21)の頃は静かな状況であった。

小規模なオープンが連続する日もあったが、入感するのは”QSO B4”局が大半を占め、北米はオープン時間にQRVできないことも多く、結果、QSOはアラスカの1局に留まった。

ヨーロッパ局とのQSOは16エンティティ/45QSOとなり、昨シーズン対比では微減であったが、Band Newは得られず。今シーズンで最も大きなヨーロッパオープンとなった7/18にリヒテンシュタインのHB0CCが入感するもデコードは数回のみであった。

QSOの大半は、New Grid狙いでの中国となり全体の4割を占めた。エリア/エンティティ別のQSO状況は以下のとおり。


<FT8 Super Fox Mode>
8/7からスタートするN5J(Jarvis Island)のDXペディションで使用される Super Fox Mode のテスト運用がK8R(American Samoa)で開始され、早速、同モードが搭載されているWSJT-Xの最新バージョンをインストールし各バンドでコール開始。

マルチスレッドでも出力の分散低下はなく且つ200~4,500Hz程度の広帯域でDFを設定できるとの事。試しにDFを4,000Hz以上に設定しコールしたところ、各バンドともそれぞれ数回程度でリターンを得られ有効性を確認できた。

ペディション局がFoxを運用する際にID認証するらしく、毎回悩まされるPirate対策が採れるのは大きなメリットと考える。


2024年7月10日水曜日

293. アワードの額装

これまでに取得したアワード(Paper Cetificate)は全て保管したままであったが、先月、5 Band DXCC の楯(plaque)が届いたのを機に、その一部を額装してシャック壁面の模様替えを行った。

<額縁>
一般的な額縁を用いた場合、見栄えを良くするためにはマット紙の加工が必要となるが、面倒なので透明パネルで挟み込むタイプで統一することにした。
アワードのサイズは、現行のWACを除いてほぼ同じ(約27.6cm×35.4cm)であり、 B4サイズに近いことからB4サイズ用のアクリルフレーム(30.7cm×41.4cm)をネット検索して発注。取り付けてみると予想どおりバランスよく収まった。


<アワード>
以下、6つのアワードを選択して掲出
・5 Band DXCC /2024 *Plus 4 medals
・DXCC(Mixed)/2019
・DXCC(50MHz)/2022
・WAC(50MHz)/1981
・WAS(Mixed)/2020
・WAZ(7MHz Digital)/2020 *Award No.5

この後、VUCC(50MHz)のCertificateとDXCC ChallengeのPlaqueを申請し、届き次第、追加する予定。

ちなみに現時点で追いかけているアワードは、WAS(50MHz)と5 Band WAZであるが、未だ数年はかかる見込み。
現状を確認すると、WAS(50MHz)は残すところ DE・RI・SD・VTの4州となったが、今年もマルチホップEsが振るわず一昨年から進捗はない。
5 Band WAZは3.5MHzで7ゾーンを残しており、28MHzも2つが未Cfmの状態。参考までに50MHzをチェックすると、残り8ゾーンであるが、いずれの地域も伝搬&アクティビティのハードルが高くできる気がしない・・

この時期、狙うべきDXペディションもなく、50MHzのコンディションも優れないことからアクティビティが落ちているが、6年ぶりとなる模様替えによりシャックの雰囲気を変えてモチベーションを保ちたいところである。

2024年6月12日水曜日

292. 50MHz DXing 2024(4)

5月後半からマルチホップEsにより中央アジアからヨーロッパが入感。昨年同様、コンディションはそれほど良好とは言えないが、少しづつ未交信局とのQSOは進んでおり、またオセアニアで新たにエンティティを増やすことができた。

<5/29>EUオープン
16時半過ぎからワッチすると1エリアの数局がGシリーズをコールされており、数分後にアイルランドのEI4KFが-17dBで入感。その後、ベルギー、ウクライナ、ノルウェイも続いて見え始め、広範囲にオープンしているが入感局は限定的。

17時を過ぎた頃にイギリスの5局が同時に入感し、未交信局へのコール開始。途中でコンディションは下降するも、30分ほどの間にスコットランドを含め5局とQSO。
その他、昨年QSOできたマン島のほか、フランス、クロアチアも入感しており、今シーズンでは比較的大きいオープンとなった。


<6/2~6/5>EUオープン(小規模)
6/2の16時過ぎにPSKReporterをチェックするとヨーロッパが広範にオープンしている様子。ワッチするとドイツ、オランダが数局入感し、ポルトガ
ル、カナリア諸島も見える。
スコットランド局のCQシーケンスを捉えコールし直ぐにリターンを得たが「-12」のレポートを3回受信したがフェードアウト。
その後、イギリス、アイルランドの数局が入感するも、
いつもながら短い周期の激しいQSBがありデコードが長くは続かない。入感局も限定的でそのうち2/3程度は”QSO B4”局。
それでも「RR73」未受領ながらフランス、ドイツの4局をWkdし、17時過ぎにフェードアウトした。

6/4の17時過ぎにスペイン局が-15dBで入感。交信済みなので静観していると17:20にフランス2局のCQingをデコード。ピーク-10dBに上昇するもリターンを返すことなく CQingを繰り返したままフェードアウト。

6/5の15時頃からリトアニア、ハンガリーを中心にオープン。ハンガリーは未交信局を5局ほ
ど確認するもQSOできたのは1局のみ。少し離れて地中海マルタ島の常連局9H1TXもこちらの信号をデコードしてくれていた。


<6/6>EX0DX(Kyrgyzstan)-Wkd-
13時半頃にPCリモートでワッチするとキリギスタンの3局をコールされているJA局を確認。そのうちの1局が同局であり、入感と同時にコール開始。

先方のSNRは-20dB以下であったが幸運にも直ぐにリターンが得られ、ぎりぎりながら「RR73」を受領。


キリギスタンは昨年、2局とQSOしているがいずれもQSLは未受領であり、LoTWユーザーである同局を狙っており、ようやくQSOが叶った。

<6/8>中東~中央アジアオープン
18時半頃にバーレーンの2局をコールされているJA局を確認するもこちらには入感はない。暫くしてA92EEがいきなり+2dBで入感。さすがに怪しいと思って静観していると10分後に-13dB前後で安定して入感し始めたのでコール開始。
途中から近接DFでCQを出し続ける中国局のQRMでデコードできないシーケンスが続く中、なんとかリターンを得て、今シーズン初の中東局とのQSOとなった。

同じ時間帯にウズベキスタン、ネパール、パキスタンも入感。全て”QSO B4”局なのでワッチのみ。

<6/10>
E51EME(South Cook Islands)-Wkd-
17時頃、PCリモートでワッチするとE51EMEをコールされている局が複数見える。帰宅後、改めてWide Graphを確認すると光点は薄く見えるが、デコードには至らない。

そのまま静観していると18時を過ぎてようやく-20dBで入感。コールを開始するも長い周期のQSBがあり、一度落ち込むと暫くは浮上してこない。

18:45頃から信号が上昇し-10dB程度で安定して入感するも、東北から九州まで広範囲にリターンを返しており、1エリアを中心に見えるだけ
でも50局ほどがコールされている。

DFの被りがないか(見える範囲で)チェックしながらコールを続けているとPSKReporterでこちらの信号をデコードしていることを確認。DFを変えずにTx2からコールし数分後に「R-07」のリターンを得た。

QRZ.comによると50MHzでアクティブなZL1RSによるDXペディションで、50MHzにフォーカスするらしい。未だQRV二日目のようであり、早い段階でQSOできたのは幸運であった。


2024年6月10日月曜日

291. DX運用日誌(154)

5月後半から6月初旬にかけてDXペディションにより2つのATNOを解消した。

●FT4GL(Glorioso Islands)
FH4VVKによるDXペディションで期間は5/24~6/19。SO2RでFT8を中心とした運用であるとアナウンスされている。

5/25の15時前に21.091MHzで初入感。SNRは-14dBであったがデコードが続かないため静観。
QRVは断続的に行われており、デコードできたタイミングでコールするもリターンは得られない。

22時過ぎに信号が再び上昇し-14dB/6ラインで入感。3回目のコールで「-07」のリターンが得られたが「RR73」は未受領。

In Log の可能性は高いと考えたが、再び信号が上昇したタイミングでコールして改めてリターンを得た。

翌日、CLUBLOGをチェックすると最初のリターンはNILであり、2回目でIn Logを確認。これでATNO解消となった。

この日以降、ハイバンドを中心に入感したタイミングでコールするルーティンで追いかけるも、ピックアップし
た局に「RR73」を返さずに他局に移ってしまうケース(見ていると3/4程度)が頻発し、QSOが遅々として進まない。
また、送信スロット数がシーケンス毎に変動したり、Pile Upにも関わらずCQを出し続けるなど違和感のある運用が目立つ。

その原因としてソフトウエア(MSHV)のバグが疑われているようで、途中からWSJT-XのF/Hモードに変更するとのアナウンスがあり、それからは安定した運用が続いている。

DXペディションは継続中であるが、最初の交信から1週間ほどで10~28MHzの6バンドでQSOできたのは存外の結果であった。


●5U5K(Niger)
IV3FSGによるソロDXペディションで、QRV期間は6/8~22と告知されている。

6/8の運用初日、朝5時前に14.084MHz/FT8でのQRVを確認。ワッチしていると5時半になって-17dBで初入感するもデコードは1回限り。Livestreamを見ているとEU中心にさばいており、QSOされているJA局は限定的。

VOCAPの予測では14~21MHz帯で深夜から明け方が狙い目のようである。

夕方から夜半にかけて18.090MHzでのQRVを確認しワッチするも入感はなく、時折りコールされているJA局も見えるが、Wide Graphに光点が現れる気配もないので早々に就寝。

深夜2時半頃に目が覚めてワッチすると、JT_Alertのアラーム発呼の直前で-19dB/4ラインで入感を捉えた。

コールを開始し5回目で「+6」のリターン。次のシーケンスはデコードできなかったもののLivestreamで In logを確認し、ATNO解消となった。


翌日以降、各バンドでのQRVを確認するも、総じて信号は弱い。それでも信号が上昇したタイミングを狙ってコールすることで予想以上にQSOが進み、6/12(深夜)時点で14~28MHzの5バンドでWkdできている。


ニジェールは、過去、5UA99WSが14MHz/SSBで入感した際に信号が弱くコールを断念しており、また昨年5月のFT8運用時にはアンテナトラブルによりQRVできず機会を逸していた。
今回、同局をWkdしたことでアフリカ大陸部のエンティティは全て埋めることができた。残すアフリカ(諸島)のエンティティは、FT5X,FT5Z,FT/J,FT/T,3C0,VK0HおよびVQ9の7つとなった。



2024年5月7日火曜日

290. 50MHz DXing 2024(3)

4月後半からGW明けにかけて、新たに4エンティティの入感があり、そのうち2エンティティとQSOすることができた。

●カリブオープン
4/24の深夜23時頃からロングパスによるカリブがオープンするも就寝中で気づかず。 
翌日、PSKReporterをチェックするとV26OC,FG8OJ,WP4G,CO8LYなど、これまでにQSOできている局が入感していた様子。その後、数日は同時間帯をワッチ(自動受信)するも入感することはなかった。  

●E6SP(Niue)-Decorded-
4/25の夕方に入感するもデコードできたのは数シーケンスのみ。同局はシングルオペによるDXペディションで、同じバンドに長く留まらずにQSYする傾向があり、今回、Livestreamを見ていても短時間の運用で早々とHF帯にQSYしたことを確認。

●A52CI(Bhutan)-Worked-

4/26の17時半頃からコールするJA局が見え始め、多い時で20局ほどがコールされている。PSKReporterをチェックすると、こちらではデコードできない3エリア以西局を含め広範にオープンしている様子。
 
ネット情報によると伝搬は南西方向のスキャッターらしいが、アンテナを向けるも僅かに光点が確認できる程度であり、19時頃にコールが止むまで終始デコードすることはなかった。

2日後の4/28、17時半過ぎから同局をコールされている局が見え始め、アンテナを220度辺りに向けて待機していると18時前に-13dB/2ラインで初入感。
 
デコードは散発的であったがコール開始10分程でリターン。しかしながらSNRは悪くFalse decodeの疑いが濃厚のため4回目の「R-23」で送信を停止し再トライすることに。

その後、コンディションは上昇しピークで-8dB/4スロットで入感。7エリアから6エリアまで広範にピックアップしており、激しいパイルアップとなっていることが伺える。
何度もDFを変えながらコールするもリターンを得ることなく19時半過ぎにCQを連続送出した後QRTした様子。

再チャレンジとして1時間半程コールしたがリターンは得らなかったため、最初のリターンで”In Log”となり、MSHVの設定(No Dupes)で自動排除されている可能性があると推察。翌日、CLUBLOGが更新され Wkdを確認できた。

●3G0YA(Easter Island)-Decorded-
5/1の11時頃より同局をコールされている1,2エリア局が現れて多い時で20局ほどが見える。
アンテナ方向が判らず90~160度で探りながらワッチするも、120度辺りでWide Graph上うっすらと光点が見える程度でデコードには至らず。
SNSの情報では1~6エリアで小一時間ほどオープンしていたようであるが、入感の可否は地域差と設備差が大きかったと考える。

GWの最終日(5/6)10時過ぎから数局がコールされているがこちらでは入感せず。10:38になってCQシーケンスが-21dBで初入感。コール開始するもデコードが続かず、Livestreamを見ても50MHzでのQSOが殆ど進んでいないことが判りコール中止。


●3D2CCC(Conway Reef)-Worked-
Rebel DX GroupによるDXペディション。ロケーション的にはフィジーとノーフォーク島の中間に位置し、両島とも連日強力に入感し
ているので、入感の期待は高まる。

GW期間中、夕方の時間帯はアンテナを150度に向けて待機していたが、5/5になって16時頃から3D2AGが強力に入感し始める中、17:38にCQシーケンスを-19dBで捉えた。
同じピリオドで3D2AGが近接に出ていることになり、3スロットのうち1つがマスキングされてデコードは安定しない。
1~6エリアまで広範にオープンしているようであるが「+0n」のレポートを返した1エリア局にも「RR73」に至らず他局に移ってしまうケースが散見されるため、入感の地域差もある様子。
 
DF1,858Hzでコ
ールしていると10分程でリターン。その直前に送信を中断しDFを612Hzに移っていたが、次のシーケンスで「RR73」を受領できた。

その後も安定して入感しており最終デコードは18:49。当地では1時間以上オープンしていたことになる。

GW期間はこの他にもシンガポール、カンボジア、ウォリス・フツナ諸島なども入感していた。

2024年5月4日土曜日

289. ローテーターの交換 ②

4/15にメーカーに故障対応を依頼したローター(本体)が修理を終えて戻ってきた。故障原因は、ローター内部のボリュームの経年劣化によるとの事。

ローテーター(RC5A-3)は2018年6月にのタワー建柱時に設置しており、約6年で故障したことになるが、メーカーによると機械構造部ではなく電子部品なので、使用頻度にも因るがもっと早く故障する場合もあるとの見解であった。


修理内容は、ボリューム(品番:RA25Y-20S B506)の交換のみであったが、併せてオーバーホールを依頼して、グリスアップ・クリーニングと幾つかの部材を交換。


費用は技術工料(2.5hと記載)と部品代、送料等で1.8万円ほど。インジケータおよび他の部材と共にこのまま保管し、何年か先に起こりえる次の故障に備えることにする。