2020年5月17日日曜日

94. DX運用日誌(52)

<5/14>
昨日に続いて午後14時過ぎから50MHz FT8で中央アジアのUN3G(Kazakhstan)のCQingが-20dBで入感。先方のSNRは-11dB程度まで向上し、3分程コールして「R+06」でリターンを得た。その後、UN7GKも入感するも直ぐにデコードレベル以下に沈みQSOには至らず。


午後からは50MHz FT8で14時22分に北米のKL7HBK(Alaska)が-8dBで入感。1局待ってリターンを得たが、先方のSNRは-24dB、こちらのリポートは-25dBとぎりぎりのところ。「RR73」を2
回送って「RRR」を受領し何とか踏み留まった感じであり、これ以降のシーケンスはデコードできなかった。

18時前には、VU2NKS(India)のCQが-12dBで入感。直ぐにコールするも
EsでのJA8局が被り始めてデコードできないシーケンスが続く。それでも3局ほど待って「R-03」のリターンを得られた。先方のSNRは-22〜24dBまで下降するも何とか「73」を受領。結果、本日は思いがけずBand NEWを二つ増やせた。


<5/15>
11時過ぎに50MHz FT8でEY8MM(Tajikistan)を-19dBでデコードするも3回でフェードアウト。その後、16時半頃から中東のA71EM(Qatar)をコールされている多くのJA局を確認。こちらでも17時前に-14dBでデコードできたが、5分ほどでデコードレベル以下に沈む。A9、9K、7Zも入感しているようであったが、こちらではデコードできず。
EY8MMは、19時台にも入感するがやはり安定してデコードできない。20時半頃から再びコンディションが上昇し、UN7GK(Kazakhstan)が入感。SNRは-9dBまで上昇し3コール目でリターンを得た。

その後、EY8MMも入感し始めコール開始。SNRがピーク-7dBとなったシーケンスでリターンを得た。同時にUK9AA(Uzbekistan)も入感しており、こちらも4分程コールしてリターンを得た。

22時過ぎに、中東の9K2GS(Kuwait)が-13dBで入感。直ぐにコールするもDFの真上でBY局がUN7GKをコールしているためデコードできない状態が続く。諦めていたところ「R-18」でリターンを得るもシーケンスが続かず、再度コールして再び「R-03」を得たが、結局「73」は受領できずにフェードアウト。後からCLUBLOGをチェックするとNot in Log であった..
これまで50MHz FT8で未交信のBY、BV、VR局が入感する度にコールし、ここ数日は10局/日以上のペースでQSOできているが、さすがにきりがなく、またコールしているシーケンスで他のDX局が入感する可能性もあるので、JT Alertのアラームを解除し網羅的にコールすることは暫く控えることにした。

<5/16>
午前中、FT8用の新たなPCのセットアップを終えて、午後から50MHzをワッチするとA92HK(Bahrain)が-18dBで入感。SNRはピーク-2dBまで上昇するも激しいパイルアップの為なかなかリターンが得られない。断続的にコールしていると14時半頃にA71EM(Qatar)も-10dB程度で安定して入感し始め、更にA92GE、A71AEも見えてきた。
1エリアだけで30局以上がコールするのが見えているが、先方局がピックアップしている関東以西の見えないJA局を含めると、バンド中が騒然となっていることは容易に想像がつく。
先にWkdされたJA局の送信周波数を参考にしながら、何度かQSYしてコールするも、なかなかリターンが得られない。試行錯誤を繰り返していると、ようやく15時42分になってA71EMからリターンが得られ、その後は直ぐにA92GE、A71AEをWkdでき、最後にA92HKを最初の入感から4時間後にリターンを得た。これで3日間連続でBand NEWを二つ伸ばせたことになる。

中東と言えば、やはり砂漠にラクダと誰しもが思うのか、eQSLのデザインは土地柄を現すものが、いただいても嬉しい。
 




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