2020年5月6日水曜日

91. DX運用日誌(49)

<5/2>
SSNが上昇しておりHigh Bandのコンディション向上を期待したが、FT8をワッチしている限り、普段と特に変わりはない気がする。
夕方16時過ぎに50MHz FT8でKG6DX(Guam)のCQが-15dBで入感。アンテナを南東に向けるもSNRは-17dB前後に留まり、試しにコールするもリターンは得られない..
その後、BY、BV、JD1、VR、DUが断続的に入感し、未交信局をコールし10局程とQSO。また、SSBでも中国の記念局B5CRAをWkdできた。
夕食を済ませて19時半頃にシャックに戻ると、Band NEWである9M4DXX、9M2TO(West Malaysia)が同時に入感している。9M4DXXをコールして直ぐに「R-17」のリターンを得たが、続くシーケンスで2回続けて「73」が受領できない。先方は-8〜-11dB程度でデコードできているため不思議に思っていると、リニアアンプの電源を落としたまま30Wほどでコールしていたことに気づく。直ぐにQROして難なく「73」を受領したが、FT8では30Wでも信号が届くことを改めて認識。

結果、本日はWest Malaysiaを含め、50MHzで5エンティティとQSOすることができた。


<5/5>
昼過ぎに50MHz FT8でDU6/PE1NSQ(Philippines)のスポットを確認し、南南西方向にアンテナを向けてワッチしていると、13時半過ぎに9M6DEN(East Malaysia)を-24dBでデコード。600Hz近辺でコールするもその後デコードができない状況が続くため送信を停止して様子を伺うことに。
結果、同局をコールしているJA局は見当たらず、PSKReporterでチェックすると30分程前に21MHzでQRVしている事が判明。Band Activityを確認すると40分前にデコードしており、どうやらこのデータに起因した "Fake"のようである..
入感する筈のない地域のコールサインならば容易に ”Fake”であかどうか判別できるが、狙っている方角/エリアが同じなので流石に気づかなかった。


その後、1時間程してDU6/PE1NSQのCQが-17dBで入感。2回目のコールでリターンを得た。



<5/6>
お昼前から50MHzでJD1、HLが入感しておりコールしてWkd。2エンティティともFT8では初めてとなる。午後からは断続的にBYが入感しており、未交信を見つけてはコールし5局とQSOできた

昨日(5/5)の20時過ぎに7MHz FT8でカリブのKG4NE(Guantanamo Bay)が-20dBで入感。直ぐにコールするも折り悪くDFの真上で強力なJA局が他局をコールし始めた為にデコードできない状況に.. 暫く静観するものの、この日の入感はこの一回限りであった。
本日は、18時頃からワッチ開始。既に複数のJA局がコールされているのが見えるがこちらでは入感しない。5分ほどして-18dBでデコードできたため、Tx Freqを280Hzとかなり下に設定しコール開始。しかしながらデコードレベル以下に沈んでしまい、一旦は諦めかけるも7コール目でリターンを得た。いきなりのリターンだったので、"Fake"ではないかと疑ったが「RR73」を2回送信後、無事「73」を受領した。
同局については以前からQRZ.comで運用状況(Limited Basis)を確認しており、4U1UN同様、なかなかチャンスは巡ってこないと思っていただけに驚きであった。
コンディションにも恵まれたのか、その後、7.060MHz F/HにQSYし、19時42分の最終デコードまで、1時間半以上に亘りJA局を中心にサービスしてくれていた。

翌日、PSKreporter、eQSL、LoTWへの反映を確認。



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