2021年6月14日月曜日

163. DX運用日誌(103) 50MHz

6/5-6/8>
午前中の北米、午後のヨーロッパおよび夜間の中東いずれも不調であった。PSKReporterで入感状況を確認していると、地域によっては良好にオープンしている時間帯もあったようだが、こちらの環境(地域/設備)では目新しいエンティティは入感せず(殆どが交信済みの常連局)QSOは北米1局とインド1局に留まった。

<6/9>
午後13時半頃から3エリア以西でヨーロッパが広範にオープンしている様子が見受けられる1時間ほど経って、こちらでもスイス、スペインの4局を同時にデコード。
SNRも-05dBと良好であり難なくスイス局とQSO。ここからラッシュをかけられると思いきや、5分後にはフェードアウトして殆ど見えなくなった。
その後も西日本では、良好に入感しているようであったが、今シーズンは昨年と比べ入感の地域差が激しい気がする

<6/12>
夜22時頃からタジキスタンのEY8MMが入感。中東をコールされているJA局も多く見かけるがこちらには入感せず。
同じ時間帯に50.316MHzでアフガニスタンのT6AAを複数局がコールされており、暫くワッチしていると23時21分になってようやく-17dBでデコード。これが初めての入感となった。
デコードは安定していなかったが、5コール目でリターンが得られ、ぎりぎりのところで「73」を受領。このシーケンス以降はデコードできず、ワンチャンスでのQSOであったが、Band NEWを一つ伸ばすことができた

<6/13>
朝8時頃よりW本土が入感するも限定的でありQSOは1局のみ。
午後は12時過ぎから、パキスタンのAP2AMとアフガニスタンのT6AAが強力に入感。両局ともodd(15/45)側に出ており、even側でコールされるJA局でバンド中が混雑する中、13時15分頃にサウジアラビアの7Z1SJのCQシーケンスをeven側で捉えた。

Esで強力に入感するJA局にマスキングされる中、デコードできたタイミングでコールするもリターンが得られない状況が続く..
同局は、過去に50.323MHzでQRVしていたことから、何度か323をチェックしていると14時過ぎにCQシーケンスが-10dBで入感。そのままコールして難なくリターンを得た。

サウジアラビアは昨年WkdしているもののLoTWでは未Cfmのため、LoTW対応の同局
を狙っていたが、今期初めての入感でWkdできたのは幸運であった。

16時半頃からはヨーロッパをコールされる局が増え始め、こちらでもES,SV,UN,LY,SV9,IT9,YL,UB,Iおよび中東の4Zなどが弱いながらも散発的に
入感。しかしながら、その多くがQSO B4のため未交信局が入感したタイミングでコールし、結果としてギリシャ、イタリアなど4局とQSO。


今期の "Big Open" は今のところ6/3の一度限りであり、一年前のブログをチェックすると昨年はコンディションが異常に優れていたことが伺える。
今年の夏至は6/21(月)であり、今週が前半戦の山場であると考えるため、コンディション上昇に期待したい。


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