2021年6月17日木曜日

164. DX運用日誌(104) 50MHz

<6/14>
夕方、帰宅途中にスマホからリモートでワッチすると散発的にヨーロッパ局が入感している。確認できたエンティティはOE,OK,LZ,5B,I,UB,HG,S5など。未WkdエンティティのT7,ODをコールされているJA局を見かけるも入感せず。
未交信局がデコードできたタイミングでコールするもSNRは総じて低く、次のシーケンスでは見えなくなるパターンでQSOには至らなかった。

<6/15>
朝7時過ぎから北米の西海岸を中心にオープン。いつもながら深く短いQSBのため「73」未受領となるケースもあったが、11時半頃まで断続的に入感し14局とQSO。
8時前からメキシコのXE2YWH,XE2ATなどをコールされている局を確認するも、こちらには入感せず。10時を過ぎてようやくXE2YWHのCQシーケンスを-21dBで捉えた。これが今期初めてのメキシコ入感となり、2回目のコールでリターンを得られ、その同じピリオドでXE2Xからもコールを受けた。 
コンディションが再上昇するタイミングで、スポット的にこちらの信号が優位に届いたものと考える。

12時前からカザフスタンの数局が入感し3局とQSO。13時頃になってトルコのTA7OM,TA2LGが強力に入感し始め、両局をコールするJA局でWide Graph全体が赤く染まる状態となる。
14時23分にSV5DKLが-17dBで入感。前回(6/3)リターンを得たものの ”Not in Log”であったため再チャレンジするがデコードはこの一回限りであった。

15時頃から複数のキプロス、イスラエルおよびマケドニアのZ37CXYが強力に入感。キプロスは入感の機会が少ないと考え 5B4AIF,5B4ALJ に絞ってコール。それぞれ入感から30分ほど
してリターンが得られた。
この頃、バンド(odd側)の混雑ぶりはピークに達しており、Z37CXYがFT4にQSYしたために少し緩和したが、一回のデコード数は最大75局(新記録)をマークした。

17時頃に50.323MHzで、現在マーケットリーフから6/21までQRVしているOJ0CをコールされているJA局を確認するもこちらには見えてこない。1723時にセルフスポットが上がるもQSOされている様子は伺えなかった。

結局、午後からの中東・ヨーロッパ方面のオープンはキプロスを中心にトルコ、イスラエル、クレタ島を囲むエリアに集中し入感局もそれほど多くはなかった。

Band NEWは得られなかったが、SV5DKL,5B4ABBを取り逃した以外はコールした未交信局からは概ねリターンが得られ、結果、1日でのQSO数は26局と今年最多となった。

<6/16>
12時前にチベット(ラサ)のBG0KMが-05dBで強力に入感しQSO。その後、アフガニスタンのT6AAも入感。
ラサからネパールの国境までは350kmほどの距離(東京ー京都間)であり、今期アクティブな9N局の入感を待っていると、13時過ぎから9N1CAをコールされている西日本局を確認。こちらでは見えないままFT4(50.318MHz)にQSYし、暫くワッチするも入感することはなかった。

15時前にI,F,EA6,DKが入感。いずれも交信済みの常連局のため静観していると、15時23分にBand NEWとなるモンテネグロの4O6AHが-17dBで入感。直ぐにコールして4分後に「R-11」のリターンを得るが、タイミング悪くQSBの谷間となり「73」を確認できないまま終了。
"In Log" の可能性はあるものの、あまり期待せずに次回のチャンスを待ちたい。
その後、入感してくる未交信局のスペイン、イタリア局をコール&QSOしていると、15時40分に4O3Aが-19dBで入感。但しデコードできたのは4回程度であり、暫くコールするも再浮上することはなかった。

16時前には本日二つ目のBand NEWとなるボスニア・ヘルツェゴビナのE73DPRが-15dBで入感。5回ほどコールして「R-11」のリターンを得た。こちらも「73」未受領で終了するが、後ほどメールで問い合わせて "In Log" を確認
本日は、高い緯度からのパスとなるスペイン局が多く見られたが、マルタ島の9H1PA、キプロスの5B4AIF(50.323MHz)など広範囲に入感した。しかしながらデコードできた時間は総じて短く、QSOのチャンスは実質的にトータルで1時間程度であった。



0 件のコメント:

コメントを投稿