2021年6月28日月曜日

167. DX運用日誌(107) 50MHz

<6/25>
11時半頃にニューカレドニアのFK8HAをコールされている局を確認し、アンテナを南南東に廻すと10分程して-16dBでデコード。3/6の FK1TS 以来、2回目のニューカレドニア入感となった。SNRは-12dBまで上昇するもデコードは安定しておらず10分ほどでフェードアウト。
同時間帯にZL,VK4の数局が入感するもいずれも交信済みのため静観。

13時前にZLが再び強力に入感し始め、再入感(QRV)に期待してワッチしていると、13時4分にCQシーケンスを-19dBで捉える。直ぐにコールし1局待ってリターンが得られた。
この時期に思いがけずオセアニアでBand NEWを増やすことができた。


午後からは散発的にYB,VKが入感。16時頃から中東の9K2YM、4Z1UFが安定して見え始め、16時半頃からはマルタ島の9H1TX,シチリア島のIT9RZR、マケドニアのZ37CXYなどの常連局が入感。しかしながら他に入感はなくオープンは限定的であった。

この時間帯にエジプトのSU1SK、モーリタニアの5T5PAをコールされている局を確認。アンテナを向けるがこちらには入感しない。リターンを返されている局も限られているようであった。

17時過ぎにモンテネグロの4O3Aをeven側(00/30)でコールされているJA局を確認。混信を与えないようTx Freqをバンドエッジの269Hzに設定して待ち構えていると、暫くしてCQシーケンスを-18dBで捉えた。
同局は今期三度目の入感であり、今回は初回のコールでリターンを得られ無事「73」まで到達。QSO後は、デコードレベル以下に沈み再浮上することはなかったことからワンチャンスをものにできたと考える。

モンテネグロは、6/16に4O6AHからリターンを得ているが「73」未受領のため、同局でBand NEWを確定できた。
その後セルビアのYT1Qがeven側で入感しコールするも、4O3Aをコールされている多くの局にマスキングされて終了。

<6/26>
15時半頃に9N1CAをコールする2エリア局を確認するもこちらには入感せず。16時前にイタリアのI6BQIおよび常連局のI6WJBが-17dBでスポット的に入感するも直ぐにフェードアウトし、その後オープンすることは無かった。

<6/27>
午後13時にインドのVU2LBWのCQシーケンスを-15dBで捉えQSO。その後、他のインド局、ベトナム局が強力に入感しておりバンド中が賑わっている。

14時になって U.A.EのA65BPのCQシーケンスが、その5分後にサウジアラビアのHZ1LGがそれぞれ-21dBで入感。両局とも未交信のためタイミングを図って交互にコールしていると、10分程してHZ1LGからリターンが得られ、その5分後にA65BPもWkdできた。この時間帯にAP2AM,T6AA,A71AEも強力に入感。

16時にはハワイのKH6RSをeven側でコールされている局を確認。アンテナを真東に廻すと-5dB程度で入感。バンドエッジの267Hzでコールしリターンを得られた。その一時間後にはKH6CJJが-15dBで入感しこちらも10分ほどコールしてリターンを得た。

その他、オマーンのA41NN、バーレーンのA92AAなどが強力に入感。A92AAはSNRが-3dB程度で安定して入感するも、パイルアップが激しくなかなかリターンが得られない。
返しているリポートはR-15前後なので、SNR値でフィルターをかけている可能性を考え出力を絞ってコールするも奏功せずに終了。

21時頃にはクエートの複数局が入感しており1局からリターンを得た。22時頃に再びA92AAが入感するもSNRは低くQSOには至らず。

終わってみると14時から22時半まで8時間以上も断続的に中東がオープンしていたことになるが、入感したのは10局程度でQSOは3局に留まった



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