2026年9月23日水曜日

339. 台風25号による大雨の影響

8月の千葉豪雨に続き、9月21日に台風25号による大雨の影響で自宅付近の道路が冠水した。

当地に移り住んで26年になるが、これまで経験したことのない規模の降雨となり、近隣にも大きな影響が出たため、その経緯をまとめておく。

■台風25号の状況

台風25号(Dujuan)は、9月16日にマリアナ諸島近海で発生。その後、北上して小笠原諸島付近を通過し、21日には北東へ進路を変えながら関東地方へ接近、夜には房総半島の東側を通過した。

佐倉市に最接近した21日夜21時頃、台風25号は依然として「大型で強い台風」の勢力を維持しており、中心は銚子市の南東約130kmにあり、中心気圧960hPa、中心付近の最大風速40m/sで北東へ進んでいた。

一方、自宅に設置した風速計では、最大瞬間風速は約20m/sに留まり、念のためアンテナはエレベー
ターで途中まで下降させたものの、風による被害はなかった。

今回は強風よりも、長時間にわたる降雨の影響が大きかった。佐倉市では台風接近前から雨が降り続いており、気象庁の佐倉アメダス(自宅から北に約5km)によると、9月21日の降水量は278.0mmに達し、佐倉における日降水量として観測史上最大を記録した。
また、9月20日から21日にかけては、48時間降水量が377.5mmに達し、観測史上最大を更新した。さらに72時間降水量でも同じく観測史上最大を更新した。


台風は22日未明には日本の東海上へ抜け、関東地方の天候も次第に回復した。しかし、大雨の影響はその後も残っていた。


■自宅付近の冠水

台風が通過し、雨も止んだ22日午前3時半頃、近所の知人から電話があり、自宅から約100m離れた交差点付近で道路が冠水しており、その範囲が徐々に広がっているとのこと。

外に出て確認すると、自宅から東へ約30m離れた道路上のマンホールから水がぼこぼこ
と噴き出しており、そこから東側の道路一帯が既に水に覆われて、次第に自宅前まで水が接近し始めていた。

約1時間後、冠水した範囲は自宅前道路まで広がった。側溝も水没し、雨水はほとんど流れない状態になっていた。道路面から約3cmほど水が溜まり、駐車場の低い部分が浸水し始めていたが、幸い、それ以上、水位の上昇はなく、午前5時半頃には小康状態となった。

自宅から少し離れた調整池を見に行くと、越水はしておらず、遠くから見ても水面は道路の縁より50cm以上の低い位置にあった。一方、調整池周辺の道路は冠水しており、近づくことができない。

また、自宅西側を流れる鹿島川では、8月の豪雨時と同様、低地の田畑は氾濫しており、水没した車も見受けられたが、区画整備された住宅地までは依然として約1.5mの高低差があり、住宅地への浸水の可能性はなかった。

これらの状況から、自宅周辺の冠水の原因は、調整池の越水や河川の氾濫ではなく、大量の雨水が下水道に流入したことで排水能力を超えてオーバーフローしたと推察される。


■高崎川の氾濫

JR佐倉駅北側の住宅地を流れる高崎川では、これまでも大雨や台風のたびに周辺住宅地で冠水被害が発生しているが、今回は特に深刻な被害となった。

21日午後9時過ぎ、千葉県は高崎川で氾濫が発生したと発表。鏑木橋付近の映像で、増水した濁流が堤防を越え、周辺へ流れ出す状況が確認
されたため、佐倉市は午後9時43分、水害に関する警戒レベル5「緊急安全確保」を発令。対象は表町全域と鏑木町二丁目で、対象世帯は1,718世帯に及んだ。

翌朝のニュース映像を見る限り、高崎川周辺では河川からあふれた水が住宅地や道路に広がり、浸水した住宅や車両が多数確認された。この氾濫は、その日のNHK夜7時のトップニュースでも報じられた。


■まとめ

今回の台風25号による大雨では、台風本体の房総半島への上陸がなかったにも関わらず、佐倉市では9月として観測史上最大となる降水量を記録するなど、台風の中心から離れた地域で大きな水害をもたらす結果となった。

また、8月の千葉豪雨が線状降水帯による短時間の集中豪雨だったのに対し、今回は台風接近前から続いていた雨に加え、台風本体による降雨が重なったことが大きな特徴であった。

同じ市内でも、地形や排水条件の違いによって水害の現れ方が大きく異なることを改めて実感した。また、先のブログにも記載したとおり、豪雨時には河川だけでなく、下水道や排水施設の状況も浸水リスクを左右する重要な要素であることを改めて認識した。

2026年9月5日土曜日

338. 5~8月のレビュー

■サマリー

4か月間のQSO数は631となり、前年同期(204 QSO)に比べて約3倍に増加した。主な要因は、50MHzのマルチホップEsによる北米・ヨーロッパとの交信数の増加である。加えて、HF帯でも2026年FIFAワールドカップ記念局やWAS 250 Award関連で北米局をコールした際にDX側から呼ばれたことが、QSO数の伸びにつながった。


■バンド別/エリア別状況


バンド別では50MHzが387QSOとなり、全体の6割強を占めた。 エリア別ではヨーロッパが291QSOと最多で、特に50MHz帯でのヨーロッパとの交信が全体の約3割を占めた。

■エンティティ別状況

期間中の主だったDXペディションは、ロシアンDXチームによるRI1FJL(Franz Josef Land)のみであり、ATNOを含め3.5MHz~24MHzで7bandをWkd。さらにBand Newとして10エンティティを追加することができた。主なエンティティは以下のとおり。


■ハムフェア2026参加

毎年参加しているハムフェアだが、今年は前日(8/28)に飲み会があったため、品川駅近くのホテルに宿泊。翌朝、りんかい線で国際展示場駅に向かい、そこから徒歩で会場入りした。

例年は自宅から現地まで電車の乗り換えを含めて約2時間かかるが、今回はホテルから約30分で到着。開場時間の10時を少し過ぎた頃には、すでに入場待ちの列が会場外まで伸びていたが、天気は小雨模様で気温も低く、さほど苦にならず15分ほど並んで入場できた。

今回の目玉は、X‑26(IC‑7110)の世界初公開。ICOMブースには黒山の人だかりができており、10時30分のカウントダウンに居合わせた後、実機を確認する前に早々に退散した。

後ほど実機に触れて確認したが、予想どおりIC-7100の後継機のようで、2バンド同時運用ができる。もしIC-PW1との接続が容易であれば、現行のサブ機として設置している
FT-991A(生産終了)から買い換えてもよいかもしれない。

今回はDXCCのフィールドチェックを受けず、企業・クラブの出店ブースを一通り回った後、友人と合流し、14時半頃に会場を後にした。

購入したものは、M型コネクタ類(未使用品/100円×5個)、50MHz 1/2λモービルアンテナ(新同品/7K)、そしてKENWOOD製の8Pハンドマイク(程度良/2K)の3種類/計7点。帰宅後、早速、ハンドマイクを無線機に接続しDXペディション局(RI1FJL)をコールして動作確認。問題なく使用でき、普段使いにはこれで十分であった。