2020年2月7日金曜日

71. DX運用日誌(33)

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昨日に続き、夜の20時頃から7MHz FT8でTI9A(Cocos Island)が強力に入感し猛パイルになっているが、やはりCQを繰り返すなど違和感のあるオペレーションが伺える。
昨日のように8局同時にリターンを返すオペレーションが続けば、あっという間にパイルが解消すると思うが、設定の問題なのか受信環境なのかは不明。
その後、22時前に7.022MHz CWでQRVしていることをDX SCAPEで知り、ワッチするとQSBがあるもののピークRST539で入感。こちらもかなりのパイルアップになっていたが、スプリット幅を変えながらコールし続け5分ほど経ってリターンを得た。その際、ラストレターを"R"ではなく”I”で返してきたので、コールを打ち直して送り、改めてコールバックがあるが、QSBの谷間に入って肝心のラストレターの訂正が出来ていたかどうかは不明。Webでの確認ができないようなので、OQRSでの確認を待つことにする。

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朝の6時半過ぎに14MHz FT8でTO3FM(Martinique)のCQが3500Hzで入感。DFの200Hzほど下でコールし直ぐにリターンを得たが、QSBが激しく「RR73」を確認できず再トライ。改めてリターンを得た時のSNは-26dBであり、JTDXではこのレベルの信号でもデコードできるようである。後ほどOQRS、LoTWともに直ぐにアップしていただきCfmできた。


その後、8時前に7.056MHz FT8(F/H)でDX Pedition局 5I4ZZ(Tanzania)のQRVを知りワッチ開始。既にJA局で帯域中が埋め尽くされた感があり、見えないヨーロッパ局もピックアップされていることから、かなりの時間を要するものと覚悟したが、テンポ良く2〜3局に応答するオペレーションが続き、またバンド幅全域にわたってピックアップする傾向が見られたことから、先にピックアップされたJA局の空いたTx Freqでコールするパターンを4回ほど繰り返しているうちリターンを得た。コール開始から20分程であったが、WSJT-Xと比べて遠慮がちに「RED」が灯るので、よそ見しているうちにリターンが得られ、気合を入れていた割にはあっけない幕引きとなった。

夕方になって、7MHz FT8でカリブのV31YN(Belize)が-20dBで入感。コール3回目で「-01」のリターンを得た。その後、18時30分前にHR5/F2JD(Honduras)の CQが-12dB
で入感。Easyと思いきや中々リターンが得られず、結局は、先にピックアップされたJA局のTx Freqの50Hzほど上にQSY。最初のコールから15分ほど経ってようやくリターンを得た。

19時頃に再び
TI9AのFT8オペレーションをワッチしていると、今回は3〜5局に同時に応答するパターンが長く続いており、多くの局がWkdできているようである。ここ数日のFT8運用についてDX SCAPEに心ないコメントが寄せられているのが残念である

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朝5時頃から7MHz FT8をワッチするも、特にコールする局は見当たらず、5時半頃に14MHzで北米方面のオープン状況を見に行くと、東アフリカの5Z4/G3AB(Kenya)が-18dBで入感。ビームをショートパス方向に向けるとピーク-6dBまで上昇。Band NEWとなるため直ぐにコールを開始するも「RRR」を送り続けるのみ。同局は7MHzでも同じような状況であったため、一旦、送信を中断し他局がピックアップされるのを待ってからコールを再開し、結果、最初のコールから10分後にリターンを得た。

その後、西アフリカの9G5GS(Ghana)がピーク-5dBで入感。EU局を中心にピックアップしていたがコール開始後、7分程してリターンを得た。

春のコンディションに移りつつあるのか早朝の14MHzでアフリカ大陸の西部から東部にかけて強力なPathがあれば(通勤前にQRVできるので)NEWエンティティへの期待が高まるが、常駐局が居たとしても、FT8のQRV有無に依存するだけに厳しい。夕方にはCanary Islandsで17局目となるAO8WRDもWkdしアフリカ勢として3局目。また、南太平洋 NauruでのDX Pedition局 C21PFを14MHzで、C21GWを7MHzで早々にWkdできた。



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