早朝5時前に7MHz FT8 でZD7MY(Saint Helena Island)のCQingが-13dBで入感。同局はFT8運用開始直後にWkdしたと思っていたが、「RR73」をデコードしたかどうか確認しておらず、SAEを送付して2ヶ月以上経過するも返信がないことから改めて仕切り直すことに。4回ほどコールして、こちらのTx FreqにQSYしてリターンがあり今回は何度も「73」を受領。

アクティブにQRVしている局であり、また歴史上有名な島であるが、改めて位置を確認すると、思っていたよりもアフリカ大陸から離れている(2,800km)ことが分かった。

<11/13>
朝7時過ぎに14MHz FT8 でカリブ海のPJ2/KB7Q(Curacao)をWkd。その後、Band ActivityでFS/F4EQE(Saint Martin)のQRVを確認。暫くワッチしているとSNが-17dBに浮上してきたのでDF(405Hz)から100Hzほど下でコール。5回目でリターンを得てNEWエンティティ1Upとなった。

昼過ぎにタヒチ島北部に位置するMarquesas Islandsの Pedition局TX7Tが14.090MHz FT4で入感。これまでにCWでは2BandでQSOできていたが、DigitalでQRVしている時はタイミングが合わなかった。F/HモードではなくNormalモードで6回ほどコールしてリターンを得た。翌日は、20時頃より7.056MHz FT8 でCQのシーケンスを-12dBで確認。F/Hモードに切り替え2回目のコールでリターンを得たがQSB&複数スロット送信のため、-22dBまで落ちておりギリギリであったが「RR73」を受領できた。

<11/15>
夕方、ソロモン諸島のDX Pedition局H40TT(Temotu Province)が7MHz CWでQRVしているのをDX SCAPEのSPOTで知り、19時過ぎにワッチするとRST559程度で入感。+2KHzのスプリットで3回ほどコールしてリターンを得た。翌朝の8時には14MHz CWでも入感しており+5KHzのスプリットでコールしてWkd。
<11/16>
朝の5時過ぎに7MHz FT4で西アフリカのXT2BR(Burkina Faso)が-12dBで入感。暫くして同じく西アフリカのS92HP(Sao Tome & Principe)も-2dB程度で良好に入感。両局ともFT4ではNewとなるためコールを開始。XT2BRは6分程でリターンを得るが、S92HPはなかなかリターンが得られず一旦諦めて他バンドにシフト。2時間後、再度入感しているのでコールしたところリターンを得られた。こちから-5dBを送るも、先方では-16dBのSNでありFT4ではデコードラインギリギリであったかも知れない。


12時過ぎにアンテナを北東方向のまま14MHz FT8をワッチしているとアフリカ南東部沖の5R8VX(Madagascar)のCQが-17dBで入感。アンテナを西方向に廻しながらDF(1047Hz)の200Hzほど下でコールするもデコードできない.. 伝搬がロングパスかも知れないと考えアンテナを真東に向けるとJA局とのQSOを-14dBでデコード。コール再開し5分程経ってもリターンが得られなかったが、ピックアップされていたJA 局が200Hz台でコールしていることが判明したため、被りがないか注意しながらTx Freqを256Hzに再設定してコール。5回目でリターンを得てNEWエンティティ1Upとなった。

15時過ぎに14MHz FT8で中央アフリカのTR8CA(Gabon)がロングパスで入感。FT8では1st QSOとなるため4分程コールしてリターンを得た。

<11/17>
早朝4時過ぎに7MHz CWで東アフリカのDX Pedition局 5H3UA(Tanzania)のSPOTが上がっており、ワッチするとRST599で強力に入感。+1KHzのスプリットでコールして一回目でコールバックを得た。コンテストさながらスムースにパイルをさばく手腕は聴いていて心地よい。その後、6時半頃にFT8をワッチしていると同局のCQingを+5dBで確認。DFより300Hzほど下でコールして3局ほど待ってリターンを得た。それからの1時間程度は帯域を埋め尽くすほどのパイルアップとなった。

5H3UAをWkdした5分後に北アフリカの7X2TT(Algeria)を-22dBで確認。何度かコールするもデコードレベル以下に沈んだため、一旦、送信を中断してシグナルが浮上するのを待機していると2分程経っていきなり「R-15」が送られてきた。先方側ではシーケンスが進んでいたかも知れない。改めて「-17」を何度か送るもレスポンスがないため「RR73」を送った後、ようやく先方から「RR73」を受領できた。

午後、15時頃に14.093MHz FT8 で再びH40TTを確認。F/Hモードのマルチスプレッドにも関わらずSNが最大+8dBで強力に入感。見えるだけで既に30局以上が帯域一杯に広がってコールしている状況であり、なんとか隙間を見つけ300W程度でコールするもなかなかリターンが得られない...これだけ強力に入感しているとHound側の送信出力差は殆ど関係ないのかも知れない。Tx Freqを何度もチェックしながら結局20分程コールしてようやくリターンを得た。

夕方の5時半過ぎに7MHz FT8 で北大西洋アゾレス諸島のCU2APを-17dBで確認。コールを開始するもQRMとQSBでデコードレベル以下に沈み、何度も中断せざるを得ない状況であったが、20分程して再び信号が浮上したのを機に、他のJA局がピックアップされていたDFの下方にQSYし5回ほどコールしてリターンを得た。


この1週間は、今週末から始まるCQ World Wide DX Contest CWに向けてDX Pediton局のQRVも増えたせいかDXCC(MIX)でNEWエンティティを5つ増やすことができたものの、早朝4時台からの7MHzワッチがマストとなっている。
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