2020年6月23日火曜日

106. DX運用日誌(62)50MHz

<6/21>
7時30分頃からWの西海岸がオープンし始めてCA, AZ, GA, NVなど多数入感。8時前にXE2CQ (Mexico)を-14dBでデコード。QSBはあるものの信号は比較的安定しておりSNRはピークで-10dBまで上昇。40分ほどコールするもリターンは得られずにフェードアウト。


今回、パイルアップが激しかったこともあるが、PSKReporterを確認すると同じ時間帯でW全域で同局をデコードしていることからQRMの影響もあり、こちらのシグナルがデコードされていなかったかも知れない。

Tijuana(ティファナ)はアメリカとの国境にあり、CAがオープンすればチャンスは訪れると考える。

11時半頃になってUN3G(Kazakhstan)が-4dBで強力に入感。中央アジアのオープンはヨーロッパが開ける予兆であり、いつもより入感が早く且つ夏至の特異日のため
期待が高まる。

13時前にOE6VHF(Austria)が-14dBで入感。続いて13時ジャストにHA1AD(Hungary)のCQを捉えてコールしたところ直ぐにリターンを得た。その後、SM, SP, DLと入感し始めるが思ったほどSNRは上昇せず、入感してくる地域、局(常連)ともに未だ限定的である。

15時になってようやくBand NEWのYT9A(Serbia)のCQを-14dBで捉えた。コール開始後、SNRは-4dBまで上昇したもののパイルアップのためリターンが得られない。30分ほど粘るもあえなくフェードアウト。

16時前に50.323MHzでPA7MM(Netherlands)のCQを-18dBでデコード。PAはこれまでに2局からリターンを得ているが、いずれも「73」未受領で終わっている。7分ほどコールしてリターンが得られ、今回は無事「73」を受領できBand NEWを確実にした。

その後、特に目新しいエンティティは見えないため、313/323を交互にワッチしながらSNRが良好な局を中心にコール。本日はスイスが5局ほど見えており2局とQSOできた。イングランドも複数局を確認したがQSOには至らず、他のGシリーズもこちらでは見えなかった。18時過ぎに-21dBで入感したZ35T(N.Macedonia)がヨーロッパ局の最終デコードとなった。伝搬状況は以下のとおり;

ヨーロッパ局がフェードアウトすると同時にYB0AZ(Indonesia)が強力に入感。他にも2局ほどQRVを確認しコールするもリターンは得られず。6時50分頃に4S7AB(Sri Lanka)が入感。50MHzでは初めてでありコールして3分ほどしてリターンを得た。

結果、本日のQSO数は午前中の北米パスは、XE2CQに費やしてゼロとなった
が、午後はヨーロッパ局を18局まで伸ばした。


<6/22>
お昼の12時半過ぎにLZ、YOが入感しているのを確認。いずれもQSO済みなのでワッチしていると13時40分にSP3UR(Poland)がデコードでき、コールしたところ直ぐにリターンを得た。

OK, UXなどが入感し始め何局かとQSO。一気に入感することはなくポツリポツリと見える感覚で昨日同様、地域が限定的でBand NEWが見つからない。

15時を回ったところでIS0AWZ, IS0GQX(Sardinia)が入感。交互にコールしているうちにIS0AWZが見えなくなりIS0GQXに絞ってコール。SNRはピーク-4dBまで上昇しており10分ほど粘ってリターンが得られBand NEWを一つ伸ばせた。


その後、503.323MHzでIS0AWZを見つけてコールし難なくWkd。313に戻るとIS0FWYが出ておりこちらも直ぐにリターンを得た。いつもながら、NEWは1局さえできれば、後が容易に続く。

16時を回ってEA,EA6が入感するも残念ながらコンディションは下降し、殆どのヨーロッパ局が見えなくなる。暫くワッチしていると16時30分にいきなりON4IQ(Belguim)が-19dBで入感。デコードは途切れたがコール3回目で「R-12」のリターンを得た。その後、何度も「RR73」を送信するも、先方からもレポートが再送され続け「73」は未受領で終了。Band NEWが得られたかどうかは先方のLog In確認待ち。

PSKReporterを見ると伝搬状況は昨日と大きく変わらないように見える。

本日のヨーロッパの出来高は、8エンティティで18QSO。ほぼ昨日と同じ結果となった。



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