2023年10月8日日曜日

263. 50MHz DXing 2023(3)

<9/20>
●南米オープン
9/18に南米の入感がSPOTされていたがワッチできず、今朝は8時過ぎからPSKReporterでCE局のフラッグが立っているのを確認。ワッチするとXQ3MCCをコールされているJA局が数局見える。

静観していると8:38に同局が-14dBで入感。これが2023年秋シーズンの初めての南米入感となった。

デコードできたタイミングでコールしていると、10分ほど経ってチリの5局が一気に入感。その後、多い時で10局ほどが同時に見え始め、中には+2dBと強力に入感。

「73」シーケンスを送る局を狙ってコールするも広範にオープンしているせいか、リターンが得られない状況が続く。9時頃には次第に弱くなり、結果、強力に入感していたのは15分程度でQSOは2局に留まった。

LU局も数局見えるが全て”QSO B4”。ZP5DAをコールさ
れている局もいたが、こちらでは入感はなかった。

●V6Z(Micronesia)-Band NEW-
9/20の11時半から13時過ぎにかけて断続的に入感。デコードできたタイミングでコールするもリターンは得られずにフェードアウト。

午後に帰宅しPSKReporterをチェックすると50.323MHzでQRVを確認。ワッチすると3ストリームで強力に入感しており、Wide Graph上では「火柱」が見えるほどに。今回はコール開始3分後にリターンを得て、貴重なBand NEWを一つ増やせた。


<9/29>VK9LAA(Lord Howe Island)-Band NEW-
13時半頃よりVk4/VK2が強力に入感。ピーク+8dBで入感する局もあり、未QSO局をコールしながら、先日6mでSPOTが上がっていた同局の入感に備えていると、17:14にCQシーケンスをデコード。

2秒遅れたが直ぐにコールしたところ次のピリオドで「R-04」のリターンを得た。「73」も受領したが、よく見ると両者ともHint依存でSNRは-26dB。False decodeの疑いがあったが、暫くしてCLUBLOGでIn Logを確認でき安堵。
QSO後は、20分ほど複数のJA局がコールされていたが、こちらではこの3回限りの入感であった。


<10/4>
夜の22時頃からL/PでFG8、YVが九州から東北エリアまで広範に入感していた様子。といってもこの時間はワッチしておらず、気づかないまま23時過ぎに見に行くとYBが数局入感するのみであった。

<10/5>
PSKReporterで11時前にCEがオープンしていることを確認し、リモートでワッチすると6局ほどが見える。未交信のCE2SVを150W程度でコールし、幸運にも1stコールでリターンを得た。
その後、急速にフェードアウト。ネット環境のよくない場所でのスマホ操作であったため、タイムラグが生じDFの変更に手惑った。

<10/6>
●カリブオープン
21時過ぎにPSKReporterをチェックするとV26OCがJA局をデコードしており、CQ DXを出し始めるJA局が複数見える中、21:31にボネール島のPJ4MMが-15dBで入感。これがF2層伝搬(ロングパス)での初めてのカリブ入感となった

直ぐにコールするも6局ほどピックアップした後「QSY FT4」を告知。50.318MHzにQSYしコール開始
初入感した時の様子は以下のとおり;

SNRは上昇し始めピークで+8dBにまでに達する。リターンを見ていると九州から東北までオープンしているようであるが、Caller側のピリオドでは1エリア局しか見えないため、DFの被りが気になるところ。

何度かDFを変えながらコールするもリターンの気配がない.. 途中、SNRの低い局をピックアップしているように見えたため、送信出力を50W程度に絞るなど色々と試してみるが奏功せず。

1時間以上経過してもSNRはプラス台をキープしているため、50.313MHz/FT8での入感状況が気になり、一旦送信を止めて見に行くとPJ4GRが-12dBで入感。こちらも激しいパイルとなっていたが、他のカリブ局の入感はなかった

再び50.318MHz/FT4に戻ると既に入感はなく、コンディションが落ちたのかQRTしたのかは定かではない。50.313MHzに戻ってPJ4GRをコールするも暫くしてフェードアウト。その後、HI8AN,PJ4EVA,TI5N5BEK,TG9AJRなどをコールされている局が23時過ぎまで見えるが、こちらでの入感はなかった。

今回、初めてのカリブ入感で、これほど強力且つ長時間に亘り入感するとは思いも寄らなかった。

<10/7>
●WP4G(Puerto Rico)-Decoded-

昨日同様、20時過ぎからカリブの入感を待ち構えていると21:01に-16dBで入感。その後KP4SXも-17dBで入感。コール開始するも、両者とも15分ほどで見えなくなる。

その後、他局をコールしているとWP4Gが-20dB程度で入感しCQを出し続けている。何度かコールするも他のJA局を含めピックアップしている様子はみられなかった。

入感当初の様子は以下のとおり;


●FG8OJ(Guadeloupe)-Decoded-
WP4Gをコールしていると21:05に-15dBで入感。その後、SNRは上昇しピークで-6dBになり今夜のメインターゲットとなるが、この強さなのでパイルアップも激しいことが想定される。
リターンが得られないまま21:50頃にはSNRが-15dB程度に低下。関西以西局へのリターンが中心となり、1エリア局のピックアップがなくなる。SNRが-15dB程度ではこちらの信号が届いていないのかもしれない。CQシーケンスも増え始め22:20が最終デコードとなった。

後ほどPSKReporterをチェックすると、入感当初にデコードされていることは確認できた。

●VP2ETE(Anguilla)-Worked-
FG8OJをコールしていると21:13にCQシーケンスが-24dBで入感。咄嗟にコールしたところ「R-13」でリターン。次のシーケンスの途中でQRMが入り「RR73」は見えなかったが、CLUBLOGでIn logを確認でき電子QSLも受領した。初めてのカリブとのQSOがまさかアンギラになるとは思わなかった。



●HI8T(Dominican Republic)-Worked-
引き続きFG8OJをコールしていると21:43にHI8SDRが-19dBで入感。FG8OJと交互にコールしているとHI8Tが-17dBで入感し、こちらに切り替えてコールを開始。幸運にも3回目でリターンが得られた。
ドミニカ共和国はこのほかにも2局を確認。22:30にフェードアウトするまで最後まで見えていたのも同エンティティであった。







V26OC(Antigua and Barbuda)-Decoded-
22:09にいきなりCQシーケンスが-19dBで入感。コールするも3シーケンスで見えなくなる。後からチェックすると、その後も2回ほどデコードできていたが気づかず。


今回は約1時間半ほどのオープンで5エンティティ(計8局)が入感し、2エンティティをWkdできて、昨夜の留飲を少し下げた。


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