2023年10月17日火曜日

265. 50MHz DXing 2023(5)

<10/14>
11時半頃よりW8Sをコールする1エリア局が現れ、多い時で20局ほどがコールされている。
12時前になってようやく-23dBで入感。CQを繰り返しており、SNRは-15dB程度まで上昇。たまにJA局をピックアップするもCQingが延々と続く。12:15のCQシーケンス(-18dB)が最終デコードとなった。

その後、T2Cをコールする局を確認。13:44になって-20dBで入感。QSBが激しいようでSNRはピーク-8dBまで上昇するもデコードは散発的で15分ほどでフェードアウト。

●WP4G(Puerto Rico)-Worked-
夜の21:15に同局をコールされている1エリア局を確認。21:24に-18dBで入感し2コール目で「-19」のリターンを得たが「RR73」未受領のまま他局に移ってしまう。

その後、徐々にKP4、HI局が見え始め多い時は一度に6局ほどが入感。こちらでデコードした局は以下のとおり。()はピーク時のSNR
・WP4G(-05)
・KP4PR(-06)
・NP4BM(-12)
・KP4EIT(-15)
・WP4RF(-18)
・HI8T(-14)*QSO B4
・HI8SDR(-13)
・HI8GSP(-16)

これほど入感局がいれば、パイルアップも分散してQSOのチャンスは広がると思ったが、どの局からもなかなかリターンは得られない.. 
途中、何度か送信を停止しDFの被りないか確認するも、odd側ではバンド中がマスキングされており「決め打ち」するしかない状況。

21:54のNP4BM(-17dB)が最終デコードとなり、当地でのオープン時間は30分ほどであった。

結局、リターンが得られたのは最初のWP4GとHI8SDRのみ。いずれも「RR73」未受領となったが、WP4Gはメールで問い合わせたところ ”In log”との連絡があり、後ほどLoTWで確認できた。他方、HI8SDRはCLUBLOGでNIL判定であった

<10/15>
朝の7時半頃から南米がオープン。常連局のLU5FF、LU7HNが-16dB程度で入感。8時頃からはCE2SVが入感しSNRはピークで-2dBまで上昇。いずれも”QSO B4”なので静観。
10時頃にはTG9AJRをコールされている局が見えるが入感なし。

午前中は西日本で南米が広範にオープンしている様子。こちらでもVK、ZL,KH6が途切れずに入感していた。

●W8S(Swains Island)-Worked-
16時半頃からW8Sをコールされている局が見え始め、次第にその数が増え10分後に-16dBで入感。

MSHVの2ストリームで運用しているようであるが、QSBのためかデコードできないシーケンスも多く ”False Decode”も散発。

18時前には安定して2ラインで入感するが、いきなりFK8CPのいつものCQ SEAが被り始めコール中断。その後、信号は一旦弱まったが、19時前に持ち直して、19:20には3ライン/-9dBまで上昇。

19:26に先方のDF近くでコールしたところ一回目でリターン得た。次のシーケンスでDF直下でシングルトーン信号が入るが、無事に「RR73」を受領。

その後、暫く運用を眺めていると先方のDF辺りしかピックアップしておらず、何かのフィルター設定がされていたのかも知れない。
結局、16:43からコールを開始して19:27にリターンを得たので、おおよそ2時間45分コールしたことになる。

20時過ぎにEA6VQとEA5NWが-19dBで入感。これがロングパスによる初めてのヨーロッパ入感となった。EA5NWをコールするも、直ぐにデコードレベル以下に落ちて再浮上せ
ず。15分ほどしてEA9Eをコールされている複数の1エリア局が見えるがこちらでの入感はなかった。

21時前に再びイタリア局をコールされているJA局が複数見えるが、アンテナは既にロングパスでのカリブ方向に合わせており、後追いせずに静観。

●V26OC(Antigua and Barbuda)-Worked-
21時半頃にPSKReporterをチェックしているとNP2XがJA局をデコードしており、21:42にFG8OJが-24dBで入感。その前後で複数のJA局がCQ DXを出し始めている。

回同様、低いDFに設定してCQ DXを断続的に送信すると、ほどなくしてV26OC、NP2Xがこちらの信号をデコードしていることを確認。

どちらかの入感(応答)を期待しながらCQを出していると、21:48の同じピリオドでV26OCが-21dB、NP2Xが-15dBでそれぞれ入感。NP2Xからコールを開始し、途中でV26OCのCQシーケンスをデコードしたので切り替えてコールしたところ1局待ってリターンを得た。

引き続いてNP2Xを暫くの間コールするも再入感はなく、QSYしていないか50.323MHzをチェックした後、FT4をワッチすると-10dBで入感。22時過ぎからコールするも暫くしてフェードアウト。

50.313MHzに戻るとHI8SDRが-17dBで入感していたが既にコンディションは下降気味であり、22:18が最終デコードとなった。

その後、22時半頃にCO8LY,PJ4GR,WP4G,NP2Xおよび複数のHI局をコールされている局が見えるがこちらでの入感はない。
オープン時間は40分程度、4エンティティ6局の入感であった。
なお、この一日だけで全ての大陸(WAC要件)が入感したことになる。

<10/16>
朝の7時頃からロングパスでEA,EA8,CT,CT3をコールされている1エリア局が複数見えるが、こちらでは入感はなく、7時半頃には終息した様子。

8時過ぎにチリのCE1LTLが-19dBで入感。コールするも直ぐにデコードレベル以下に沈む。

20時前に帰宅してワッチするとCT3MDが-14dBで入感しパイルアップになっている。他にもEA,EA6,CT,IS0など多い時には6局ほどが同時に見えており、19時頃から入感しているようである。

CT3MDが最も強力でSNRは最大-9dBまで上昇。1~6エリアまで広範にピックアップしており、リポートもプラス台を返している。同局をメインにコールしながら、スペイン局もコールして3局とQSO。

21時前には-20dB程度までフェードアウトし、ピックアップの中心は西日本に移っているためコールは中止してアンテナをカリブ方面に向ける。

●NP2X(US Virgin Islands)-Worked-
PSKReporterを見るとV26OCやHI8TがJA局をデコードしており、21時半頃にWP4UやCO8LYをコールされている西日本局が見える。

21:54にKP4PR、続いてWP4G,WP4Uが入感し、21:59にはNP2Xが-18dBで入感。それぞれSNRは-9dB程度まで上昇。

NP2Xをコールし始め4分ほどして急に見えなくなったので、直ぐにFT4をチェック。思ったとおりこちらにQSYしており、4コール目に「R-01」のリターンを得た。しかしながら「73」が受領できず「RR73」を送り続けるも規定数に達して再チャレンジ。
3コール目で再び「R+00」を受領するが、またしても「73」がデコードできない..

二回ともクリーンに返っており、こちらへのレポートは良好なことから、少なくとも片方は「73」を送信しているであろうと想定し送信停止。※10/18になってLoTWでQSO(In log)を確認できた。

50.313MHzに戻ると既にフェードアウトしており全く入感がない。今夜は比較的強力に入感していたがオープン時間は10分程度と短かかった。


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